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第60回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(3) [2019年11月16日(Sat)]
 13日の第60回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●温度って、確かエネルギーと関係あるんだっけ?
●運動している物体は、エネルギーを出すんだよね。
●うーん、それはかなり間違っている。
●中途半端な知識は、かえって理解の邪魔になる。
●運動している物体はエネルギーを持っている。

 それから・・・

          (つづく)
国民を人質にして、2人の王がチェスの試合をしているようなもの。 [2019年11月16日(Sat)]
(644)
 国民戦争と呼ばれた戦争も、その本質はイタリア国民を人質にしてその土地の支配権を争う2人の王がチェスの試合をしているようなものでした。



 「国民戦争と呼ばれた戦争」とは、一般にイタリア統一戦争と言われている戦争のことでしょう。これは、イタリアの統一を目指すサルデーニャ王国がフランス(ナポレオン3世)の支援を受けて1859年に起こしたオーストリアとの戦争です。これによって、サルデーニャは北イタリアのロンバルディアを獲得しました。
 ですから、この時にイタリアの支配権を争った2人の王とは、サルデーニャの王ヴィットリオ=エマヌエレ2世(641)と、オーストリアの皇帝フランツ・ヨーゼフ1世のことです。
 つまり、ガンディーはこれをイタリア対オーストリアの戦争ではなく、単にイタリアの統治権を巡る支配者同士の戦争でしかなかったと見ているのです。だから、どちらが勝ったとしても、イタリア国民は勝った方に支配されるだけで、その状態は少しも改善されるはずがないのではないかと言いたいのでしょう。
 実際・・・
 
しもかわ読書会10月例会の報告(9)文明を外から見ると・・・ [2019年11月16日(Sat)]
 「しもかわ読書会」10月例会の報告の続きです。
 
●パパラギにはひまがない。
●所有権という奇妙な考え。
●職業という不思議なもの。
●映画は、まやかしの箱。
●考えるという重い病。
●子どもたちの頭に知識を詰め込む学校。

 それから・・・
                       (つづく)
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