• もっと見る
« 2018年10月 | Main | 2018年12月»
我が国の現状は実に悲しむべきもの。 [2018年11月05日(Mon)]
(279)
<編集長>
 我が国の現状は実に悲しむべきものです。そのことを考えるだけで私の目は涙で潤んでしまいますし、喉はからからに渇いてしまいます。
 自分の心中にある思いを果たして十分に分かっていただけるかどうか、私は確信が持てないでいます。



 「我が国の現状について、あなたはどう思われますか?」という若い読者の質問(278)に対して、ガンディー(編集長)は上のように答えます。彼らにとっての「我が国」とは、もちろんインドのことです。当時(20世紀初頭)のインドは、現在のインド・パキスタン・バングラデシュをすべて含んだインド亜大陸全体です。この地域は、イギリス帝国の一部(イギリスのビクトリア女王を君主とするインド帝国)になっていました。インド帝国には、現在のネパール・スリランカ・ミャンマーも含まれていましたが、実質的にはイギリスから派遣されたインド総督によって統治される植民地でした。
 このインドの状態を、ガンディーは上のように激しく慨嘆しています。この頃彼はインドを離れて南アフリカにいたのですが、それでも祖国に対する思いは消えることなく、いや、かえって祖国への愛はいっそう募り、憂慮の念はますます深く、インドのことを思っては涙を流し、喉が嗄れてしまうほどに声を上げて泣く慟哭の日々を送っていたのでしょう。
 ところが、彼が嘆いているのは「インドがイギリスの統治下にある」からではないのです。それはどういうことかと言うと・・・
今週の予定 [2018年11月05日(Mon)]
 今週の予定です。
 

 【小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ】
 第16回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」
 日時  11月7日(水)
     18時〜18時45分
 場所  下川町公民館2階会議室
 内容  参加者の希望に応じて
   
 
 誰でも参加できます。どうぞよろしくお願いします。
第15回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(4) [2018年11月05日(Mon)]
 10月31日の第15回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●他人の迷惑とはどういうことか?
●身体的に危害を加えること?
●精神的苦痛を与えることは?
●どの程度までは許されるのか?
●「他人に迷惑をかけているかどうか」は誰がどうやって判断するのか?

 そして・・・

          (つづく)
| 次へ