女性は一家の女主(おんなあるじ)であるべきなのに・・・。 [2018年09月12日(Wed)]
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女性は一家の女主(おんなあるじ)であるべきなのに、しばしば家を出て繁華街をうろつき回っています。あるいは、遠くの工場に行ってあくせくと働いています。 ガンディーの文明批判の続きです。 「女性は家の中にいるべきだ」というのは保守的な考えだと思いますが、こういう点に関してはガンディーは確信的な保守主義者です。しかし、彼が女性の社会進出に否定的見解を示しているからと言って、直ちに女性を差別する思想の持ち主だとは断定できません。家庭の外に出て所得を得たり消費をしたりすることが人間の生活の向上であると考える立場に対して、彼は根本的に異議を唱えているからです。 この問題に関して、さらにガンディーは・・・ |