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しもかわ読書会7月例会の報告(7)川の上流は田舎、下流は都会か? [2018年08月09日(Thu)]
 「しもかわ読書会」7月例会の報告の続きです。

●おお、東京タワー
●そして、飛行場。
●でも、飛んでいるのはプロペラ機。
●確かに、大都市は川の河口部に多い。
●でも、天塩川のように下流に都市がない川だってある。

 それから・・・
                       (つづく)
第5回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(1) [2018年08月09日(Thu)]
 昨日は、第5回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」を行いました。今回は、中学生R君・小学生Hさん・大人4人の参加でした。
 
 R君、今回のテーマは?
 「はい。今日のテーマは、『価格について』です。」
 価格の、何について議論しますか?
 「世の中のいろいろな商品は公正な価格になっているか?」
 では、公正な価格とは何ですか?
 ・・・
                        (つづく)
 
夢を見ている人は、それを現実と思っている。 [2018年08月09日(Thu)]
(193)
 夢を見ている人は、それを現実と思っています。眠りから覚めた時に初めて、自分が夢を見ていたということに気付くのです。



 この連載の愛読者ではなく、たまたま今回の記事を読んだ人は、「何だ、当たり前のことじゃないか」と思うかもしれません。しかし、これはある事柄を説明するためのたとえ話なのです。
 すなわち、「文明の中に埋没している人は、文明を是とする現象や言説しか目に入らない」(192)ということです。これは文明に対して批判的な見解を持っている人から見れば極めて奇妙で不合理なことです。「どうしてそんなに狭い世界の中に閉じこもってしまうのだろう?」「常識と思っていることを少し違った視点から眺めてみるという単純なことがどうしてできないのだろう?」などと思ってしまいますが、「彼らは、夢を見ているような状態なのだ」とガンディーは言うのです。
 夢。そう、文明というのはまさに夢なのです。夢を見ている人は、自分の周りの世界が自分の心の中で描き出された世界だとは気付きません。自分の目に映っているのが世界のありのままの姿、疑いようのない現実だと思っています。だから、夢の中で自分が知覚することも、それに基づいて思惟することも、彼にとってはすべて現実的なことなのです。
 ところが、夢から覚めると、突然新しい世界が彼の前に現れるのです。それはしばしば、さっきまで現実と思っていた夢の世界とはまったく違った世界です。すると不思議なことに、それまで確かに感じられたことが不確かになり、当然と思われたことが荒唐無稽に感じられ、逆に全然想像もできなかったようなことが実は真理であったと理解できるようになるのです。
 さらに続けて、ガンディーは・・・
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