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異なる意見を持つ人物も尊重すべし。 [2018年03月12日(Mon)]
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 新聞の中には、彼を侮辱し貶めるようなことを書いているものもあります。しかし、私たちはこのような記事には抗議を申し入れなければなりません。
 ゴーカレー教授のような人々こそがインドの自治を支える柱なのだ。私たちはこのように思うべきです。



 この対話も、ガンディーが南アフリカで発行していた新聞紙上で発表されたものなのでした。当時、インド本土及びインド人たちの移民先で多種多様な新聞が発行されていたのでしょうね。
 そして今の日本と同じように、インドの新聞各紙にもそれぞれ固有の考えがあり、「保守派(穏健派)」と「急進派(独立派)」の2大陣営に分かれていたのかもしれません。急進派の新聞は、当然急進的な主張を掲げ、保守的な考えに対しては批判的な論評を加えたことでしょう。
 そこまでは良いのですが、何も保守派の政治指導者を誹謗中傷することはないはずです。しかし、こういうこともなぜか人間はよくやってしまうのです。ゴーカレー教授のことも、いろいろと悪く書く新聞があったのでしょう。それを、ガンディーは強く非難するのです。
 彼の考えによれば、どんなに尊敬すべき人物であっても決して全面的に彼に従わなければならないということではないのです。敬意は敬意、尊重は尊重として、自分の意志が異なっているならば自らの良心に従えとガンディーは言います。だとすれば、「私はこの人の考えに同意できない」と言うためにその人を悪人にする必要は別にないのです。
 それなのに、どうして人は自分と意見の異なる人のことを激しく罵り、貶め、攻撃しなければ気が済まないのでしょうか?
 ・・・
第123回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(2)持統天皇の子供、そして孫 [2018年03月12日(Mon)]
2月28日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●持統天皇が天皇になるまでの道のり。
▼本当は自分の子供を天皇にしたかった。
ー草壁(くさかべ)皇子。
▼しかし、天武天皇の他の奥さんの子がライバルに。
ー優秀だった大津(おおつ)皇子。草壁皇子のいとこ。
▼それで、まずは自分が第一夫人?になった。
ー吉野で支えたことを思い出させて…。
▼その後天武天皇が亡くなり、自分が天皇に。
ー草壁皇子がまだ若いうちに天武天皇が亡くなった。
ー自分は中継ぎをしようと思った。

●しかし、草壁皇子は若くして亡くなってしまう。
▼かわいそう…。
ーせっかくいろいろ画策したのに。
▼それで、持統天皇は孫を次の天皇にした。
ー草壁皇子は子供はもうけていた。
ー持統天皇は生前退位。孫の軽皇子が天皇に。
ー軽皇子は天智天皇のひ孫に当たるんですね。
▼誰が天皇になるかってけっこう自由なんだね。
ーこの時代、天皇の力が強まっていた?

(つづく)

第17回「小学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(6) [2018年03月12日(Mon)]
 3月6日の第17回「小学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の最終回です。
 
●直接会って話すのでなく、電話で話すのにも慣れてしまった。
●さらに、顔も知らず声も聞かないのに友達になることさえできる。
●人間の心は既にコンピューターの中に・・・?
●進歩するのはいいことだという思い込み。
●技術の進歩や便利さを拒む意志。

 

 明日、3月13日は、第18回「小学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」または第18回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」の予定です。
今週の予定 [2018年03月12日(Mon)]
 今週の予定です。
 
 
【親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ】
 第19回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」
 日時  3月13日(火)
     18時〜19時
 場所  下川町公民館2階会議室
 内容  参加者の希望に応じて
     (「小学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」になる可能性もあります)


【楽しく学ぶ歴史ゼミ】
 第124回楽しく学ぶ歴史ゼミ
 日時  3月14日(水)
     12時半〜13時半
 場所  西町キャンパス
 内容  藤原不比等


 すべて、誰でも参加できます。どうぞよろしくお願いします。


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