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お勉強 (05/11)
私たちに安心と希望を与えてくれる・・・ [2019年08月14日(Wed)]
(557)
 多くの人が、「こうすべきだ」「ああすべきだ」とインドに助言を与えて自分の考えを押し付けようとします。しかし、インドはまったく動じません。これは、私たちに安心と希望を与えてくれるインドの美点です。



 「どんなに啓蒙に努めてもインド国民はいかなる新しい変化も決して取り入れようとはしない」という批判(555)に対するガンディーの反論の続きです。
 ペリーの日本来航と開国要求(1853年)もそうですが、なぜか近代文明は、ほかの国々にも自分たちと同じような近代化をさせずにはいられない性質を持っているようです。
 日本の場合は、欧米の要求に従って、そして恐らくは彼らの期待以上に自らの国を西洋化させていきました。もちろん、官尊民卑などの奇妙な形で身分制の社会風土は残りましたし、天皇制など日本独自の要素を持つ特異な近代国家を形成していったわけですが、それでも、かなり積極的に、そしてあまり抵抗もなく外来の文明を取り入れて行ったのは確かでしょう。
 しかし、このような日本の近代化をガンディーは決して肯定的に評価していません。(549)では、「日本はすっかり西洋化されて、もはや日本ではなくなってしまいました」と言っていました。
 これに対して、インドはまったくそうではなかったようです。インドは、なかなかヨーロッパの文明を受け入れず、以前からの自分たちの思考、価値観、生活様式、社会構造などを変えずに保持し続けました。このようなインドの保守性を、ガンディーは是としているのです。
 そして・・・
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