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お勉強 (05/11)
日本はすっかり西洋化されてしまった。 [2019年08月06日(Tue)]
(549)
 日本はすっかり西洋化されて、もはや日本ではなくなってしまいました。



 「インドが築いてきた文明は不滅だ」「ローマもギリシャも既にこの世に存在しない(548)」と述べた後、ガンディーはなんと次に日本について言及します。
 ちなみに、この本が書かれたのは1909年、明治末期、日露戦争が終わって韓国併合の直前です。日本における一般通念としては、「日本は西洋から積極的に文明を吸収して、短期間のうちに近代国家として生まれ変わることに成功した」ということになるでしょう。それは同時代のアジアの人々も同様で、この本の中に出て来る若者も、「インドも日本のようにならなければならない(121)」と言っていました。
 しかし、ガンディーの評価はまったく違うのです。彼に言わせれば、「日本は欧米の文明を取り入れて近代化に成功した」のではなく、「日本はすっかり欧米のようになってしまって、もはや日本ではなくなってしまった」ということになるのです。
 もちろん、当時の日本人が自分たちの国を欧米のような国にしようとしたとは必ずしも言えません。「和魂洋才」という言葉があるように、「西洋の知識や技術は取り入れるが、精神はわが民族固有のものを保持し続けよう」と思っていた人が多かったようです。
 しかし、ガンディーがこれまでに「鉄道・弁護士・医者」を厳しく批判してきたように、西洋文明の技術や制度を取り入れるということは、その精神を受け入れるということにどうしてもなってしまうのです。だから、「日本はもはや日本ではなくなってしまった」とガンディーは言うのです。
 そして、日本の次に彼が言及するのは・・・
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