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お勉強 (05/11)
自治について尋ねたのに、外国の統治について聞かされるなんて・・・ [2018年02月13日(Tue)]
(19)
<読者>
 ちょ、ちょっと待ってください。あなたは一体どこへ話を持って行こうとするのですか? あなたの話は、ぼくの質問から随分遠い所へそれて行ってしまいましたよ。
 ぼくは、自治についてのお考えを聞かせてくださいと頼んだのですよ。自治というのはつまり、自らによる統治です。それなのに、あなたが話しているのはまさに外国の統治についてじゃないですか!



 ガンディーの話は、若い質問者にとってまったく思いも寄らないものだったようです。
 それで、彼はたまらずに口を挟みます。
 彼が使っている「自治」という用語は、"home rule"です。形容詞の"home"には、「家庭の」という意味だけでなく「国内の」「内政上の」という意味もあるのです。これをさらに、彼は"self rule"(自分自身による統治)と言い換えています。つまり、「インド人自身による、インドの統治」です。
 これは、当時のインドにとって決して抽象的な概念ではなかったでしょう。なぜなら、インドは大英帝国の中に組み込まれ、イギリスによる統治下に置かれていたからです。外国による植民地支配を受け、その中で様々な差別や不条理に苦しんでいたインドの人々にとって、自治というのはまさに民族の悲願だったに違いありません。
 さて、そのようにイギリスの統治下に置かれ、抑圧され虐げられている人々にとって、「インドの自治」という言葉は当然、「イギリスによる支配からの脱却」を意味するものだと思われたでしょう。この若者もきっと、「イギリス人たちを追い出して、インドを自分たちの国にしよう」という思いを抱いていたのです。
 そんな彼にとって、恐らくガンディーの話はまったく想定外だったのではないでしょうか。
 さらに、若者は言葉を続けて・・・
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