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どうもおおきに、イワン [2017年05月19日(Fri)]
(133)
 「どうだね、もういいかね?」
 セミヨンは大喜びで言いました。
 「もういいよ。どうもおおきに、イワン」
 「ああ、ああ、もしもっと欲しかったら、また来ればいい。もっとこしらえてあげるから。今年は麦藁もうんとあるから」



 「原っぱいっぱいの兵隊」で、セミヨンは満足したそうです。兵隊も、多ければ多いわけではありません。だって、イワンの言う通り兵隊を養うことは相当の経済的負担になりますからね。
 どうして大阪弁なのかは分かりませんが、セミヨンはイワンに感謝の言葉を述べます。
 そして、イワンも上機嫌です。「もっと欲しかったら、また来ればいい」なんて、まったく気前の良いことを言うのです。
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