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 「下川わわわ大学」のイメージキャラクター
  「わわわだいがくん」
今週の予定 [2017年08月20日(Sun)]
 今週の予定です。
 明日、久し振りに「教育学ゼミ」を開催します。場所は、公民館です。


【教育学ゼミ】
 第39回教育学ゼミ
 日時  8月21日(月)
     13時〜14時半
 場所  下川町公民館2階会議室


【親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ】
 第7回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」
 日時  8月25日(金)
     18時〜19時
 場所  下川町公民館2階会議室
 内容  参加者の希望に応じて


 誰でも参加できます。どうぞよろしくお願いします。
第38回教育学ゼミの報告(2)根拠を考えること [2017年08月20日(Sun)]
5月25日の教育学ゼミの報告の続きです。
間が空いてしまいました…。
しばらくお休みしていた教育学ゼミですが、まもなく再開予定です。

●大人は計算問題を「やりなさい」と言う。
▼「あなたの幸せのためだから」。
ー客観的な根拠はない。主観的な意見。
ーそうすると、主観と主観はぶつかるから…。
ー教育で「100%これが正しい!」というのはあり得ない。
▼どうしても力関係が固定されてしまうという側面。
ー大人と子供、教える側と学ぶ側。
▼では、子供にやりたいことだけやらせれば良いのか?
ーゲーム、スマホ、テレビ。
ーそういうのは本来の欲求ではないのでは。
ーその子の本心を応援するということはできる。

●根拠を考える機会を奪う教育。
▼「なぜやるのか」という疑問をスルーする子供。
ーなんとなく周囲に合わせて、やってしまう。
▼国のための人材を育てるのであれば、それが自然。
ー近代の学校の始まりは、そうだった。
ー人には上下がある、とか。
ー上には従うべきだ、とか。
▼でも戦後、教育は変わったはず!
ー疑問を感じない人による民主主義はナンセンス。

(つづく)

商人を国外へ追放しました [2017年08月19日(Sat)]
(222)
 怒ったタラスは商人を国外へ追放しました。ところが、商人はちょうど国境のところに住んでやっぱり同じことをやりました。やっぱり商人の金にひかれて、なにもかも王様から逃げて商人のところへ行ってしまうのです。



 そうなのです。タラスは王様ですから、金の力のほかに国家権力も持っているのです。そこで彼は、商人を国外追放してしまいます。
 しかし商人は、国境の外に出てまたもや同じことをしたのだそうです。国家権力は、国境の外には及びません。しかし、お金の力は国境を越えて社会に大きな影響を与えることができるのです。
 この部分は、21世紀のグローバリゼーションを寓話的に表現しているのかもしれません。国境を越えて働く巨大な経済の力は、国家による制御も不可能になってしまうのです。お金のない所からお金のある所への富の移動は、誰もコントロールできないまま進んでいきます。そして、格差は際限なく拡大していくのです。
 そのうちに・・・
 
第6回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」の報告(1) [2017年08月19日(Sat)]
 昨日は、第6回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」を行いました。久し振りに、現役小学6年生が参加してくれました。R君、歴史にとても興味があるそうです。それで、「今日のテーマは何がいいですか?」と尋ねると、「江戸幕府が二百数十年の間の内外の社会情勢の変化に的確に対応し損ねたのは果たしてなぜか?」というリクエストをしてくれたのですが、それではあまりに壮大かつ複雑過ぎるので・・・

                           (つづく)
8月定例学問会の報告(6)日航機事故と戦争 [2017年08月19日(Sat)]
 8月定例学問会の報告の続きです。
 
●御巣鷹山の事故について考える。
●組織の失敗の原因は何か?
●金儲け主義? 効率追求?
●大きなリスクは考えない?
●鉄道や飛行機の事故、原発の事故、国家の敗戦。

 そして・・・

                (つづく)
なにもかも商人が買い占めてしまって・・・ [2017年08月18日(Fri)]
(221)
 市場に何か買いにやっても何ひとつありません。なにもかも商人が買い占めてしまって、彼のところへは税金にと、お金を持って来るばかりでした。



 この哀れなタラス王の話から分かるのは、「お金が乏しいことを恐れるよりも、お金がないと生きていけないことを恐れるべし」ということですね。いくらたくさんお金を持っていても、決して安心はできません。それよりも、「お金がなくても生活できる」こと、そのための知恵や技術を失わずに持っていることの方がはるかに大切なのです。
 そう言えば、イワンのところに居候していた時、タラスの妻は「わたしは馬鹿と一緒に食事するなんてまっぴらですわ。汗の臭いがぷんぷんするんですもの」と言い、タラスもまた「あっちへ行って入り口の間で食事をしろ」などと言った(96)のです。つまり、自分たちも食べ物を必要とする身であるにもかかわらず、食料を生産する農民の労働を大変卑しんでいたのです。その後も、イワンの家で世話になっておきながら百姓仕事を手伝おうとは少しもしなかったようです。だから恐らく、実際に自分で自分の食料を生産したり、その他生活を営むのに必要な様々なものを生産したりする労働は何一つできなかったに違いありません。
 そこで、タラス王は・・・
とうとう食物まで足りなくなりました [2017年08月17日(Thu)]
(220)
 料理番も馭者も召し使いたちも、みんな彼のもとを去って商人のところへ行ってしまいます。とうとう食物まで足りなくなりました。



 タラス王に仕えていた人々、料理番も馭者(御者)も召し使いたちも、みんな商人のところへ行ってしまいました。恐らく、そちらの方が給料が高かったからでしょう。
 タラス王は、お金で何でも欲しいものを手に入れていた(182)のですが、今度は逆に何も得られなくなってしまったのです。
 それにしても、「食べるものがない」ということは、実に究極の生活困窮です。当然のことながら、食べ物がないと人間は生きていけないからです。いくらお金を持っていても、お金は食べ物には決してなりません。硬貨は本当に何の役にも立ちません。紙幣は、調理するための燃料にはなるかもしれませんが、そこらに落ちている松ぼっくりにも及びません。
 そう。人間は元々貨幣との交換を通じて自らの食料を手に入れていたのではないのです。遥かな大昔から、大いなる自然の恵みを受けて生きてきたのです。ところが、タラス王は土を耕して野菜や穀物を育てることができたでしょうか? 川に行って魚を釣ってくることができたでしょうか? 野山に行って鳥や獣を狩ってくることができたでしょうか?
 ・・・
8月定例学問会の報告(5)牽制か、挑発か? [2017年08月17日(Thu)]
 8月定例学問会の報告の続きです。
 
●アメリカは、どうしたいのか?
●北朝鮮のミサイル発射で得するのは誰か?
●政治家は、自らの人気取りよりも国民の安全を考えて欲しいが・・・。
●恐ろしく危険な世界の状態。

 そして・・・

                (つづく)
置き場所もないくらいお金が集まりましたが・・・ [2017年08月16日(Wed)]
(219)
 こうして王様には置き場所もないくらいお金が集まりましたが、暮らしは悪くなってきました。そしてその挙句いろいろ目論むことはやめにして、ただもう何とかして生きて行くことを心がけましたが、それも難かしくなってきました。何もかも不自由になってきたのです。



 この惨めな王様は、タラス王です。国民に対してたくさんの税を掛けた(180)ので、お金は集まって来ました。しかし、それでも生活は苦しくなっていったのです。その理由は、彼にとって必要なものが市場に存在しなかったからです。
 ここで、トルストイは、お金というものの欠陥の一つを見事に指摘していると言えるでしょう。つまり、「お金があれば、何でも手に入る」のではないのです。いくらお金を持っていても、それで購入する商品は市場に供給されているものの中から選択することしかできないからです。
 ですから、むしろイワンの国の人々のように「お金がなくても自分に必要なものを手に入れられる」方が遥かに豊かだし、安心して暮らしていくことができるのです。
 さらに・・・
 
8月定例学問会の報告(4)日本の戦争の歴史から。 [2017年08月16日(Wed)]
 8月定例学問会の報告の続きです。
 
●経済制裁で、日本の戦争を防ぐことはできなかった。
●むしろ、石油の禁輸が日本に太平洋戦争への道を進ませた。
●日米交渉の中で再三の警告もなされたが・・・。
●軍事国家は、問題解決の道を軍事行動に求めがち。
●圧力をかけることが、戦争を誘発することもありうる。

 そして・・・

                (つづく)
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