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  「わわわだいがくん」
商店主のような国民性 [2018年10月18日(Thu)]
(261)
 ナポレオンは、イギリス人のことを「商店主のような国民性」と評したそうです。それは、本当にぴったりとした表現です。



 「イギリスの植民地支配を可能にしているのは軍事力である」という見解を否定するガンディーの話の続きです。「ここで、どうしてナポレオンが?」と思う人がいるかもしれませんが、この後を読めばきっと彼の意図が分かると思います。
 ナポレオン(ナポレオン=ボナパルト、1769-1821)は、もちろんあの有名なフランスの軍人・政治家です。彼はフランス革命後の混乱を収拾して皇帝となり、さらには周囲に遠征を繰り返してヨーロッパ大陸の大半を支配するに至りました。しかし、結局はイギリスに敗れて2度の流刑を受け、最後は大西洋の孤島で死んでしまいます。つまり、彼にとってイギリスは宿敵だったのです。
 そのナポレオンのイギリス評は、実利の追求を何よりも優先するイギリス人の気質を軽蔑的に述べた表現と言えるでしょう。ガンディーも、「イギリスの人々は他国民よりもいくらか利己的な傾向を持っている(50)」とか、「イギリス人は、自国が損失を蒙るようなことを決して許さない(180)」とか、「道徳上の疑義があるからと言って他国の紛争に介入することを躊躇したりはしない(255)」とか 言っていますね。
 さて、イギリス人にはそのような国民性があると述べた上で、・・・
第13回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(1) [2018年10月18日(Thu)]
 昨日は、第13回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」を行いました。
 R君、今回のテーマは何にしますか?
 「今日のテーマは、『なぜ、埋め立てをするのか?』がいいです。
 ふーむ。環境問題として関心があるのかな?でも、埋め立て(あるいは干拓)と言ってもいろいろあるのですよ。
 さて、干拓と言えばどこが有名かな?
 ・・・
                        (つづく)
9月定例学問会の報告(10)なんもなんも [2018年10月18日(Thu)]
 9月23日の定例学問会の報告の続きです。
 
●北海道弁の「なんもなんも」。
●実に美しい言葉!
●見返りを求めない物や便宜の提供。
●共同体の中では、ありふれた営み。
●貢ぎ物でも、施し物でもない。

 そして・・・
                (つづく)
植民地支配に剣の力は必要ない。 [2018年10月17日(Wed)]
(260)
 「自分たちは剣によってインドを獲得し、剣によってインドを保持しているのだ」と言っているイギリス人もいますが、これらの言説はどちらも誤っています。
 インドを植民地として支配し続けるために剣はまったく必要ではありません。ただ、私たちが彼らを引き留めているだけなのです。



 イギリスのインド支配についてのガンディーの話の続きです。彼は、「イギリスは武力において勝っているからインドを植民地にしたのではなく、インド人がイギリスにインドを与えたのだ。また、イギリスがインドに対する植民地支配を続けていられるのは彼らの力が強いからではなく、インド人がイギリス人を引き留めているからだ(240)」と主張しています。
 イギリス人の中にも「イギリスの植民地支配を可能にしているのは軍事力である」という見解を表明する人もいたようですが、ガンディーはこれを完全に否定しています。
 このことは、「領土の拡大を可能にするのは軍事力である」という見解を否定すると共に、「領土を保全するためには他国からの軍事侵攻や国内の反乱に対抗したり、あるいはそれを抑止するに十分なだけの軍事力(防衛力)が必要不可欠である」という見解をも否定していると言えるでしょう。
 しかも、彼はこの後それをさらに詳しく論証してみせるのです。
 ・・・
第138回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(1)光明子の生い立ち [2018年10月17日(Wed)]
今日は第138回楽しく学ぶ歴史ゼミを開催しました。
今回の主人公は、光明皇后。覚えていますか?

●光明子(こうみょうし)さんのこと。
▼藤原不比等の娘でしたね。
ー聖武天皇の妻で、その後皇后になった。
ーたしか、初の民間出身の皇后だった。
▼本人についてはあまり知らない。
ーなんか可哀そうな境遇だった気がする。

●不比等の娘として大阪に生まれる。
▼堺にある光明池のあたりが生誕地との話。
ー光明池、駅名にもなっている!
ー名前はあすかべひめ。
▼賢く、美しい少女だったらしい。
ー漫画では、聖武天皇が見た目に惹かれる描写が。
▼でも、聖武天皇の母である藤原宮子は異母姉。
ー甥っ子とおばさんという関係で結婚した。
▼妃になったのは16歳の時。
ー聖武天皇の皇太子時代に結婚した。
ー当時は正妻ではなかった。
ーなぜなら、皇后は天皇の子に限られていたから。
ー皇后が天皇になる可能性もあったため。

(つづく)
第12回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(8) [2018年10月17日(Wed)]
 10日の第12回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の最終回です。
 
●法律では、人々の行動しか規制できない。
●他人の心を心をコントロールすることは不可能ではないか。
●自分の心さえ、コントロールすることは・・・。
●欲望が大きく膨らみ過ぎないように。
●学ぶこと、生きること。自分の問題として考えよう。

 第13回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」は、今日18時からの予定です。
イギリス人がインドを支配し続けていられる理由は・・・。 [2018年10月16日(Tue)]
(259)
<編集長>
 イギリス人がインドを支配し続けていられるのは、彼らがインドを手に入れたのとまったく同じ理由です。



 「インドはどのようにしてイギリスの植民地になってしまったのか?」という話の後、「では、イギリスが今もインドを支配している理由は何か?」と若者は尋ねます。
 「イギリスによるインドの植民地化」は、過去の問題、歴史的領域に属します。しかし、「イギリスがインドに対する植民地支配を継続できている理由」というのは(当時としては)現在の問題です。だから、その理由が明らかになれば、イギリスの植民地支配を終了させる方策もそこから自ずと導き出されて来るはずなのです。
 この若い読者の問いに対して、編集長(ガンディー)は上のように答えます。イギリスがインドを獲得できた理由とは、彼の考えによれば、「イギリスがインドを獲得したのではなく、インド人がイギリスにインドを与えたのだ(240)」ということになります。
 それと同様に、「イギリス人がインドを支配し続けているのも、イギリス人の力がインド人に勝っているから、自分の意志を相手に押し付けてインドに居座っているのではない。そうではなくて、インド人がイギリス人を引き留めているのだ」とガンディーは言うのです。
 さらに、彼は続けて・・・

第137回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(3)全国を股に掛けて [2018年10月16日(Tue)]
3日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●行基は視野や行動範囲が広いね。
▼休憩所を作るのは、今だったら行政の仕事?
ー自分たちでやるのが当たり前だった。
ー今でもその方が楽なのでは?
ー今は自分でやるにしても補助金に頼ってしまうが…
▼昔は寺がいろいろな役割を担っていた。
▼今は社会福祉は国の仕事だけれども…
ー国が民を守るのは新しい思想。
ー明治時代も有力者が学校を建てたりした。

●行基はどうやって全国で活躍したのだろう。
▼パトロンがいた?
▼各地から招かれる形だった。
ー役に立つ技術を持っていたため。
▼全国で活躍した、歴史上の人物。
ー水戸黄門、伊能忠敬、空海、義経、ヤマトタケル。
ー天皇も諸国漫遊していると言えるよね?

●大仏や観音像への信仰心。
▼今でも、けっこうある。
ー牛久、芦別、滝川、神居古潭。
ー何かに頼りたい気持ち?税金対策?

(終わり。第138回は明日開催します)
第12回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告(7) [2018年10月16日(Tue)]
 10日の第12回「小・中学生の疑問に答えないけど一緒に考えるゼミ」の報告の続きです。
 
●中国の環境破壊を起こしているのは、誰か?
●中国で作られた工業製品を買っている消費者は、果たして無関係なのか?
●単なる知識を増やしても意味がない。
●自分の問題として考える。
●人間の欲望と環境問題。

 そして・・・
                        (つづく)
第137回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(2)多才だった行基さん [2018年10月15日(Mon)]
3日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●行基さんについて、もう少し詳しく。
▼人望があった。
ー全国行脚し、民衆を救った。
ー都に向かう人のための休憩所を作ったり。
ーいろいろな知識を駆使して病気を治したり。
ー全国各地に「行基が架けた橋」というのがある。
ー諸国漫遊。水戸黄門みたいな感じ?
ー仏教とともに技術なども学んでいた。
ー有名人、玄奘の孫弟子にあたる。
▼他にも、なんだか多才な人だった。
ー有馬温泉を発見した人らしい。
ー日本地図を作ったらしい。
▼でも、弾圧されていたの?
ー当時、お坊さんは国の許可を得てなるものだった。
ーでも、勝手に布教をした。
ー布教というより、民衆を救いたかったのでは。

●国も、途中から行基を利用する方向に。
▼地位を与え、大仏づくりに協力させた。
ーその時、行基の思想は変わったのかな?
ー体制派になったことは確か。
ー国に騙されたのか?
ー体制に取り込まれて変わってしまった?

(つづく)
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