CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
img003 緑背景.jpg

 「下川わわわ大学」のイメージキャラクター
  「わわわだいがくん」
金でやっつけてやろう [2017年09月19日(Tue)]
(253)
 そこで老悪魔は、こんどは立派な紳士に化けて、イワンの国に住みにやって来ました。そしてイワンを布袋腹のタラスのように金でやっつけてやろうと思いました。



 もちろん、執念深い老悪魔は一度の失敗では決してへこたれません。次は、新たな手段で打倒イワンを企むのでした。
 それは、タラス王をやっつけたのと同じ方法です。すなわち、「お金」によってイワンも破滅に追い込んでやろうと考えたのです。どうやってタラスをやっつけたのかと言うと、「いくらお金を持っていても、市場を通じてそのお金を自分に必要なものに換えることができなくなれば、お金に依存している人は生きる術を失ってしまう」というようなことによってでした。(225)
 タラスの時は、商人に化けた老悪魔でしたが、今回は立派な紳士に化けてイワンの国に潜入していきました。さて、どんな悪だくみを彼は考えているでしょうか?
 ・・・
第114回楽しく学ぶ歴史ゼミの報告(2)舒明天皇 [2017年09月19日(Tue)]
13日の楽しく学ぶ歴史ゼミの報告の続きです。

●偉大な人の死後に起きる問題といえば?
▼跡継ぎをどうするか問題。
▼推古天皇の次が決まっていなかった。
ー聖徳太子の死後の出来事。
ー遺言も微妙な感じだった。

●候補は2人いた。
▼田村皇子という人と、聖徳太子の子。
▼蘇我蝦夷はお食事会を開いてみんなの意見を聞いた。
ーなんだか日本っぽいね。
ー意見は最後までまとまらず。
▼蝦夷は結局、田村のほうを天皇にした。
ー最後は反対をねじ伏せた形。
ー舒明(じょめい)天皇。

(つづく)
第10回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」の報告(3) [2017年09月19日(Tue)]
 9月15日の第10回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」の報告の続きです。
 
●生物が生まれたのは、偶然か、それとも必然か?
●必然であれば、何か目的があるのではないか?
●誰にとっての目的か、人間が生まれる以前に目的を定めた意志があるのか?
●自然全体に意志があるという考え方。
●自然に対する人類の使命とか?

 そして・・・

                           (つづく)
兵隊でイワンをやっつけることができなかったのです [2017年09月18日(Mon)]
十二

(252)
 こうして老悪魔は、タラカン王国からすごすご引き上げました。兵隊でイワンをやっつけることができなかったのです。



 ここから、第12章に入ります。これが最後の章です。老悪魔はタラカン王をそそのかしてイワン王国を攻め滅ぼそうとしましたが、前章に書いてあったような経緯で完全な失敗に終わりました。セミヨンの場合は、それでうまくいったのですが。
 「剣を取る者は剣によって滅ぶ」の言葉通り、暴力によって他国を圧迫・侵略し、自国民を服従させていたセミヨンは、まさにその暴力によって自らの身を滅ぼしてしまいました。しかし、暴力にちっとも頼らないイワンは、そしてイワンの国の人たちは、暴力に対して見事な勝利を収めたのです。
 さて、この敗北を受けて老悪魔は・・・

第10回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」の報告(2) [2017年09月18日(Mon)]
 9月15日の第10回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」の報告の続きです。
 小学6年生R君のリクエストにより・・・

●人間は、何のために生きるのか?
●人間は目的を持った存在であると、R君は考える。
●個人としての生きる目的。
●人類という種の、存在意義。
●動物・植物にも存在意義はあるのか?

 さらに・・・

                           (つづく)
兵隊たちもうんざりしました [2017年09月17日(Sun)]
(251)
 兵隊たちもうんざりしました。そこで進撃をやめて、軍隊全部がすっかりちりぢりになってしまったのです。



 侵略して来たタラカン軍の兵士たちに、イワンの国の人たちはまったく抵抗せず、憎しみの目を向けもせず、ただ、「どうして自分たちを苛めるのか? 欲しい物は持っていくがいい。しかし、焼いたり傷付けたりしないでくれ」と訴えたのです。
 こう訴える人に、「問答無用、我々は命令に従っているだけだ!」と蛮行を続ける人がいたとすれば、その人はもう、人間らしい心を失ってしまっているに違いありません。
 そうなのです。ぼくたちは、誰かの従属者である前に、人間なのです。組織の中で従うべき秩序の中にも属しているかもしれませんが、人間として従うべき道徳律の中にもいるのです。
 まさにカントも言っているように、「夜空を仰げば星の輝き、そして我が心の内を省みればそこには道徳律が輝いている」のです。曇天の日に星が見えないからと言って「空に星などは存在しない」と主張するのが明らかな誤りであるように、自分の心の中で道徳律が働いていないように思えるからと言って「人間の心に道徳なんて存在しない」と考えるのはやっぱり間違っているでしょう。
 ですから、タラカン王国の兵士たちも、やっぱり耐えられなかったのです。国の支配者の命令に逆らうよりも、人間として従うべき道に背くことの方が恐ろしいと思ったのです。
 というわけで、どんなに権力者が戦争をしようとしても、国民がそれに加担しなければ戦争はできないのです。
 さて、老悪魔は・・・
9月定例学問会の報告(4)お金で生産を評価するのではなく・・・。 [2017年09月17日(Sun)]
 9月定例学問会の報告の続きです。
 
●農業こそ、本当の生産活動。
●豆も、トウキビも、ジャガイモも、毎年毎年殖えていく奇跡。
●本当は生産していないのにお金を稼ごうとすれば・・・。
●どこかで無理をすることになる。
●楽しく、無理なく、生きていくための生産活動を。

 そして・・・

                (つづく)
おまえさんたちは、何でおいらをいじめるんだね? [2017年09月16日(Sat)]
(250)
 それでも馬鹿たちは防衛しようとしないで、ただ泣くばかりでした。爺さんも泣けば婆さんも泣く、小さい子供たちも泣きました。
 「おまえさんたちは、何でおいらをいじめるんだね? ほしかったら取ればいいぢゃないか!」とみんなが言うのです。



 タラカン王の軍は、イワン王国に侵入したのみならず、「防守されていない集落・住宅・建物を攻撃」、「略奪」など、戦時国際法で禁止されている不法な残虐行為を行いました。しかも、ここではさらに、「家や穀物を焼き払い、家畜を殺す」という本当に耐え難い苦痛を与える乱暴狼藉を重ねたのです。
 これに対し、イワン王国の人民たちはやっぱり無抵抗でした。ただ、被害は受けています。だから、泣くのです。それでも、怒りや憎しみを相手にぶつけることはしません。ただ、ひたすらに泣き悲しみ、やめてくれと懇願するのです。
 「おまえさんたちは、何でおいらをいじめるんだね? ほしかったら取ればいいぢゃないか!」 
 どうでしょうか? こう訴える相手に対して、「うるさい。黙れ。我々は命令に従っているだけだ。それが理不尽だろうが、人情に反していようが、関係ない。悪く思うな。文句があるなら、王様に言ってくれ」と言って残虐行為を続けられるものでしょうか?
 ・・・
第10回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」の報告(1) [2017年09月16日(Sat)]
 昨日は、第10回「親子で学ぶ小学校6年生社会科ゼミ」を行いました。今回は、久し振りに小学6年生のR君が参加してくれました。
 「R君、今回は何について考えたいですか?」
 「やっぱり僕は、テツガクに興味があります」
 「ほう、哲学か。面白いな」
 「宗谷本線とか、特急サロベツとか・・・」
 「ああ、鉄学ね」
 「でも、哲学も好きですよ。例えば・・・」
 「例えば・・・?」

 ・・・

                           (つづく)
家や穀物を焼き払い・・・ [2017年09月15日(Fri)]
(249)
 兵隊たちは慄(ふる)えあがって、王様の命令どおりにやりはじめました。家や穀物を焼き払い、家畜を殺しはじめたのです。



 「命令に背けば死刑だ」とタラカン王に脅された兵士たちは、非人道的なその命令に従ってしまいます。「兵隊にならないなら王様が死刑になさる」と言われてもイワン王国の人民たちがきっぱりと兵役を拒否したのと対照的です。国家権力が間違った使われ方をするようになると、人々の間に不当な支配従属関係が出来上がってしまい、本来ありえないような人間性の抑圧・否定が現実のものになってしまうのです。
 この兵隊たちがやったことは、まさに国際法違反の戦争犯罪です。また、人道上も決して許される行為ではありません。しかしながら、彼らの立場に立って考えるなら、「命令に従わなければ死刑になるのだから、やむを得なかったのだ」という弁明が当然なされるでしょう。
 それも、一概に否定はできないと思います。つまり、このような悲劇を起こさないためには、国家権力の暴走・肥大化を決して許してはいけないのです。特に、戦時体制あるいは有事の際にはそのような危険が高まるので、是非とも注意したいですね。
 さて、このような悪逆非道の蛮行を受けたイワン王国の人たちは・・・
| 次へ