和綿畑より [2019年06月28日(Fri)]
和綿畑より。
毎年、毎年、いろんなことが起こる。 今年は種まきの時期に35度を超える気温。 そしてやっと雨が降ったと思ったら、20度以下の日々、と過酷であった。 正常であれば、 種まきしてから1週間ほどで出揃うワタの芽が、 今年は10日過ぎても2週間経とうとしても、気配があまりない。 全部の畑がそうではなかったが、 ちょうどタイミングが良くない時に蒔いたタネは、 それはそれは長い時間、土の中で自分の出るタイミングをジッと待って、 2週間過ぎたところで出てきてくれた…!それは、25度以上の晴天が続いた頃。 蒔いた量の割には出てきた数は少し少ない気がしたけれど、 ずっとやきもきしていたニンゲンとは違って、タネは冷静だ。 これからは草との競争になる。 写真は昨日撮ったものだけど、この時期としては小さい。 あぁ、気候が変わるにつれて、毎年、こういう不測の事象が起こるのか。 少し気が重い。 でも、もう少し、タネのちからを信じてあげないとダメなんだ、 と改めて思った今年の種まきでした。 |