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3月になりました [2015年03月02日(Mon)]

2月はあっという間に過ぎていき、3月になりました。

不安定な天気が続いていますが、陽も長くなり、春の気配が濃くなってきました。

先日は恒例のみそ作りをおこないました。

水につけていた大豆を鉄の羽釜で一晩煮ます。
IMG_8832.JPG

煮て柔らくなった大豆を臼で数回に分けてつぶします。

IMG_8833.JPG

混ぜておいた塩と麹と、つぶした大豆を決まった割合で混ぜていきます。

それを樽に軽く投げつけて仕込んでいきます。

簡単に、こんな流れです。。。

綿の種を取る綿繰り作業も順調です。もっと効率が良い機械があれば助かるのですが。



今更ながら、3月になりましたので

少し内容を変更した、渡良瀬エコビレッジの紹介チラシのデータを

PDF形式でプロフィールページにアップしました。

ご興味ある方はぜひダウンロードしてみてください!

https://blog.canpan.info/watarase/profile

今年のイベントは5月スタートを予定しております!

どうぞよろしくお願い申し上げます。
Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 14:58 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
【参加者募集】6月イベント [2014年06月04日(Wed)]

こんにちは、事務局です。

日程のみお知らせしておりました6月イベントの

参加者を募集開始致します。

開催日まであまり日がありませんが、

どうぞよろしくお願い致します!


『柏餅作りと里山の田植え』

田植え2013 004.jpg

初夏の気持ちのいい里山で昔ながらの田植えを体験しませんか?
山に囲まれ、生き物がたくさんいる田んぼです。
みんなで田植えをして、その後は手作りの美味しい柏餅を食べましょう!

*日時  6月8日(日)10時〜16時
*場所  栃木市藤岡町渡良瀬エコビレッジ
*参加費 2,000円/小学生1,000円/未就学児500円
*内容  午前・・・棉の畑見学、自家製寒ざらし粉とあんこで柏餅作り
     昼食・・・自家製オーガニックランチ
     午後・・・各自の車で里山へ移動し、田植え
*持ち物 
田植え用長靴をお持ちの方はご持参ください。
こちらでも用意がありますが、厚手の丈夫な靴下などでの田植えも可能です。
お子様用サイズはございませんので、ご了承ください。
帽子、タオル、飲み水、着替え、サンダルなど各自でご用意ください。

*受付  6月4日までの受付です。
参加人数、代表者氏名、当日連絡のつく電話番号、来訪方法をお知らせください。

注意  
屋外での活動が多いイベントですので、乳児のご参加はお断り致します。
また、基本的にイベントの全メニューに参加可能な方のみ受付致します。
Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 11:01 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
わくわくクラブ新体制のご案内 [2010年03月16日(Tue)]


わくわくクラブが新たな体制で
            2010年4月よりスタートします





昨年から始まった、渡良瀬エコビレッジの「わくわくクラブ」ですが

2010年4月より、下記の体制で会員募集をさせていただきます。

渡良瀬エコビレッジの活動にぜひ参加したい!という方や

活動を支援したい!という方のご入会をお待ちしています。

皆様からいただいた会費は、

里山保全や和綿復活プロジェクト、

循環型農業の普及啓発活動に使わせていただきます。

皆様のご協力、どうぞよろしくお願い致します。

※現在、会員の方は引き続き該当の種別の会員資格が有効となります。

詳細は、「わくわくクラブ会員募集」メニューページに記載しています。

そちらをご覧ください。
Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 09:34 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
わくわくクラブ体制調整中のお知らせ [2010年03月02日(Tue)]
お知らせが遅くなってしまいましたが

現在、渡良瀬エコビレッジの会員組織「わくわくクラブ」の体制を見直しております。

昨年4月から開始となり、一年の活動を振り返って

会員、関係者の皆様からご意見・ご感想、またご希望を伺い

さらに良い形で活動を継続し、皆様にご協力いただける体制作りをしていきます。

来期となる4月からのスタートに向けて

3月中旬にはこちらのブログでもお知らせしますので

会員の方、ご検討中の方はもう少々お待ちくださいますよう

どうぞよろしくお願い申し上げます。

また、イベントのおこない方もこれまでとは異なり

「わくわくクラブ」会員限定とせず、会員の方だけでなく

イベントの内容によって、ご興味を持ってくださった方なら

どなたでもご参加いただけるようにしていきます。

すべての主催イベントを「渡良瀬エコビレッジイベント」ということでおこないますので

どうぞご了承くださいませ。

会員の皆様には、引き続きイベントのご優待・割引などの特典がつきます。

年間を通じて活動にご参加いただける方は、

新体制をご覧いただき、ぜひご入会をご検討ください。

何とぞ、よろしくお願い申し上げます。

                             渡良瀬エコビレッジ
Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 14:00 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
わくわくクラブイベント最終 [2010年02月17日(Wed)]
昨年の4月から本格スタートした

わくわくクラブ、そしてそのイベントが

2月14日(日)で今年度最後になりました。

ここで一区切り、です。

ヨモギ餅つき、綿の種まき、田植え、稲刈り、収穫祭、玄米餅つき…

などなど、その季節の農事に合わせた内容でおこなってきました。

今回は、昨年からスタートしたわくわくクラブを振り返り

今年(次年度)からは

どんなイベントをおこなっていくか、

エコビレッジがどうなっていくべきか、

そんなお話を活動を支援してくださっている方々とさせていただきました。


13日〜14日かけて、天気はあまり崩れないとの予報でしたが



雪…今シーズン、一番の降雪、積雪となってしまいました…

ふわっふわの雪が結構積もってしまい

予定していたスケジュールで進められなそうだったので

午前中から自己紹介を兼ねて(初参加の方もおりましたので)

囲炉裏を囲んで、お話をしました。



詳しい内容は書きませんが

「失われつつある、衣食住が一か所で見られて、体験できる場は
なかなかないので、これからも続けて欲しい」

「田舎がない都心の人にとって、心が安らぎ、
懐かしいような気持ちになる大切な場所だと思う」

のような事を言っていただき

いろいろと活動を試行錯誤し続けてきていますが

何とかエコビレッジにとって活動を続けていくために

良い方法を見出していきたいと、改めて思いました。

それから、ワークショップ的なイベントももっとやりたい、との声も。

ぜひ今後のイベント活動には反映させていこうと思います。


と…、途中で

お昼ご飯のために、竈でご飯を炊き始める準備をする時間になりました。

昨年、里山の棚田で獲れたお米(白米)を

羽釜を使って、竈で炊くのです。

30分程度、水に浸したお米を炊きます。



薪は堅い樫の木を使って…

樫の木は見ての通り、堅い木と書くようにとても重く堅い木で

火がつくまでには時間がちょっとかかるのですが

燃焼エネルギーが高く、竈でご飯を炊く場合なら

本当に小さい薪、10本程度でも炊けてしまいました炎

驚き…

30分ほどで炊き、10分程度蒸らしたら炊きあがりました!



理事長が3回ほど炊く練習したのですが、

練習でさすがに2升炊いても食べきれないので

今回、2升がうまく炊けるか心配でした・・・

気持ち水分が少なかったですが、でもおこげも程良くできて

おいしい竈炊きご飯ができました〜キラキラ

釜からおひつに移して

お昼ご飯にいたしましょう。



ホカホカのご飯とお味噌汁、

ニシンの煮付けに野菜の蒸し煮、

里芋の煮っ転がしにお漬物、そして初物のフキノトウ味噌。

イベント用のお食事、というよりは

普段の町田家の食卓のようです^^

でもこういうイベントにはとってもピッタリなメニューだったと思います。

ご飯を3杯おかわりしてくれた方もいて

みなさんおいしく召し上がっていただけたようです。

そして、食後は話は

ゆっくり休みつつ、午前中からの話を再開しました。

いろいろとお話しているうちに

だんだん天気も晴れてきて

雪もすっかり溶け始めてきたので

庭で、焚き火をして焼き芋をすることにブタ

焼き芋も火加減、熱加減が難しく

少し表面が焦げてしまいましたが

ホックホクでんまい!!!香ばしい皮ごとペロリンです。

なんだか食べてばっかりですね…

そして、天気が良くなり畑の雪も溶けたようなので

午前中に行く予定だったエコビレッジ周辺の散策をしました。

少しは運動しないと…笑。

ヨシの腐茎土や玉ねぎの畑、にんじんの畑で収穫などをしてもらいました。

にんじんはエコビレッジに戻ったら

生のまま丸かじり!「甘くて果物、柿みたい」なんて声も。

あ、また食べてる…


いつものイベントだと作業に夢中で

参加者の方と改めてお話する機会というのが

なかなかないのですが、

今回じっくりとお話をしてみて

それぞれのエコビレッジに関わってみた感想や想い

これからの活動への希望やご意見を聞くことができました。




4月からわくわくクラブの新年度が始まり

エコビレッジ主催イベントやワークショップ、ボランティアなど

おこなっていきたいと思っています。

3月にはブログをご覧の皆様にもお知らせしますが

わくわくクラブは新体制となり、イベントの趣旨も少し変わります。



活動の輪が広がり、エコビレッジが社会貢献できる団体として

さらに自立して、継続していくためにも

今後も皆様のご参加・ご支援をお願い申し上げます。
Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 09:27 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
練習中。 [2010年02月12日(Fri)]

わくわくクラブ申し込み締め切りました!

今回は少ないかなぁと思っていましたが

想像以上に参加していただける方がいてうれしく思います。


今週のわくわくクラブで

羽釜を使って白いご飯を炊くので

竈に火を入れて

理事長が炊飯の練習中をしています…

すでに2回練習して

やはりお米の水分の感じや食感が

電気釜とは違いますキラキラ

わたしが小さい頃、今のあき津亭が建つ前の家には

昔ながらの竈があり

毎日、薪でご飯を炊いていました…懐かしいです赤ちゃん


白いご飯をシンプルにいただく、ということは

これまでのイベントでもなかなか無いことなので

わたしも楽しみにしていますびっくり

参加される方はお楽しみに〜音符

Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 10:57 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
2月わくわくクラブのお知らせ [2010年02月11日(Thu)]
2月14日 わくわくクラブ参加者募集!
1/26下記情報更新しました

今年度、最後のわくわくクラブイベントのお知らせです。
(昨年3月から始まりました)

最後のイベントは一年続けてきたわくわくクラブを振り返って
来年度はどんなイベントをやりたいか、
どんなわくわくクラブになっていってほしいか、
これまでの感想やこれからの提案などなど一緒に考えて、
お茶を飲みながらいろんな事をお話しできたらと思いますキラキラ

会員の形態も見直し、新たな一年に向けて
これまで会員として関わってくださっている方や
これから会員として関わっていきたいな、と考えてくれている方は
ぜひご参加ください音符お待ちしております笑顔

「里山の美味しいお米を、鉄の羽釜を使って堅木で炊いて食べる。
   そしてみなさんと一緒に、里山のこと、和綿のこと
                     わくわくクラブのことを考える一日」


昨年、渡良瀬エコビレッジは皆様のご協力のもと
困難な時をどうにか乗り越えることができました。
今年もいばらの道でしょうが、その中でも、生きるということを
楽しみながら活動できたらと、スタッフ一同気持ちを新たにしています。

理事長 町田武士




<開催概要>
◆日程 2010年2月14日(日)
◆場所 渡良瀬エコビレッジ集合
◆時間 10:00〜15:30

◆参加費 正・賛助会員/2000円、サポート会員・一般/2500円
       小学生以下1000円、未就学児童500円
※乳児は参加費不要です。

◆イベント内容
午前:渡良瀬エコビレッジの畑やヨシの腐茎土作りの場、
    新たに種まきをおこなう和綿畑を見学
昼食:かまどでじっくり炊いた里山のご飯
    旬野菜を使った汁物や煮物、自家製漬け物など
午後:囲炉裏を囲み、お茶を飲みながらゆったり語りましょう

◆お申込み
参加者氏名、参加人数、交通手段、連絡先をお知らせください。
FAX黒電話0282-62-2677
MAIL手紙watarase-ecovillage@bz03.plala.or.jp

お申込み受付は2月11日まで!

お申込みお待ちしております!

Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 11:49 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
糸紡ぎワークショップ後半 [2010年01月27日(Wed)]
糸紡ぎワークショップ後半!


午前中に、それぞれコマ作りをして

そのコマを使って、試しにパキスタン綿を紡いでみました。

初めての方がほとんどだったのでみなさん苦戦していましたが

そのままにしておいたら、ご飯も食べずに夢中になって紡ぎそうな勢い…

なので「そろそろお昼ですよ〜」と声をかけ

囲炉裏の周りに集合してもらいました炎


囲炉裏ではすいとんの汁がかけられ、

炭火でいも串(サトイモ)をあぶって、スタッフが待っていました!

薪ストーブの上では2日前についた

青大豆入りの豆餅を焙烙にのせてあぶって、いい頃合いです音符

左側にあるのは茶釜、ではなく湯釜

すべておススメメニューなのですが

このいも串がんまいー!のです。

自家製の柚子味噌たれをつけてアツアツをいただくと

外はあぶってパリッと香ばしく、中は蒸かしてあるのでとろ〜りキラキラ


みなさん笑顔

午前中は真剣に集中したので、食事で少しほぐしてくださいね〜

そしてゆっくり休憩をとったら

いよいよ午後は本格的に糸紡ぎをしていきますよ!

和綿もみなさんに少しずつ紡いでいただこうと思い、用意しておきました。

自分で綿くりをして、綿打ちもやってもらいます。

綿くり、はブログをご覧のみなさんはもうご存知ですよね?

綿と種を分ける工程ですね。

綿打ちは、ふとん屋さんでよく聞きますよね?

打ち直す、とか。

綿打ちの弓を使って、綿の繊維をほぐしていくのです。

少量であれば、そうすることによって

だいたいの繊維の方向もそろって紡ぎやすくなるんです。

綿打ちをする新田先生

竹に張った玄の部分をビンビンと弾いて綿が逃げないように

振動を与えていくとモコモコしていた綿が

あら不思議!ふわふわふわ〜にほぐれてきます拍手

この後、カードかけというクシのようなものを使って

繊維をきれいにする工程もあるのですが

今回はこのまま、綿打ちした綿を四角形になるよう広げて

丸い棒を使ってくるくると巻いたら、シノが完成ですキラキラ

先生のお手本を見た後は、

各自、自分のペースでやってみます。

綿くり、綿打ち、糸紡ぎ、先生への質問…

うまくローテーションしながら

どんどん没頭していきます。



普段から糸紡ぎをやっている参加者の方もいたので

その方々にも少し先生になってもらって^^

パキスタン綿、ペルー綿、和綿の3種を用意して

それぞれ実際に紡いでみて、繊維の長さの違いや

質感の違いを体感してもらいました。

やはりペルー綿は繊維が長いので、とても紡ぎやすいですね!

↑私が紡いだペルー綿。ちょっと切れかかっていますが汗

みなさんはいかがでしたか?

時間が経つにつれて、少しずつ糸になり始めてきた模様。

糸になっているように見えても、すぐに切れてしまって

撚りがうまくかかっていなかったり…

糸を丈夫にしようと撚りを少し強くしてみたら

スネイル(糸に撚りがかかりすぎてネジネジになる)ができたり…

織物や編物に使えるような糸が作れる日がくるのか…!?

練習すればきっとくる!

最初からうまくできる人はいません!

あっという間に終わりの時間になり、

まだまだ紡いでいたい気持ちもありましたが

和綿、ペルー綿のシノとマイコマを持ちかえっていただき

お家でぜひ練習していただきたいと思います力こぶ

今日つかんだ感覚忘れないでくださいね〜!(自分も)

うまくなったら、ぜひ写真を撮って送ってください^^

お待ちしてますよ〜手紙

また、ぜひ糸紡ぎワークショップやりたいと思います!

和綿の種まき、畑の手入れ、収穫まで体験してくださっている

参加者もいて、一緒に糸紡ぎまでできて

本当に本当にうれしいです。

そして糸紡ぎが終わって、帰る前に

囲炉裏の湯釜でわかしたお湯を使って煎茶を入れました。

2日前にふかしておいたさつま芋をおやつに
(蒸かしたてより、時間を置いた方が味が熟成されてとってもとってもおいしくなる)

ゆっくり休んでから今日は解散。。。

衣食住、という言葉の一番最初に来る

人間が生まれて来て、まず最初に一番大切な「衣」が

土から育ち、たくさんの工程を経て、こういう風に糸になって

そこからはじめて、私たちが身につけている衣になるということを

私自身も改めて体感することができました。

もっともっと、たくさんの方に

しあわせのコットンボールに参加していただけると嬉しいです^^

ご参加いただいた皆様、講師の新田先生、ありがとうございました!


次回のわくわくクラブ(2/14)も参加者募集開始しました!


和綿の栽培から糸紡ぎ、織り、染めについて
新田さんがまとめられた「手づくり暮らし」というムック本が別冊宝島から出ています!
Amazonで購入できますので、ご興味のある方はぜひ!
保存版で参考になる一冊ですよ〜!こちらから
Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 10:15 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
糸紡ぎワークショップが終了! [2010年01月26日(Tue)]
糸紡ぎワークショップ前半!


1月24日(日)にわくわくクラブの

糸紡ぎワークショップイベントをおこないました!



昨年の5月の種まきから収穫まで、和綿に関わってくださっている

会員のみなさまは、この日をとても楽しみにしていてくれました笑顔

あのふわふわの綿からどんな風に糸になっていくのか?

ちょっと想像しただけで、不思議、わくわく。

女性の方が多いかな?なんて思っていましたが

男性の方も何名も参加してくださいました。

初めてエコビレッジに来てくれる方も数名。

最初に自己紹介を簡単にして、

講師の新田光子さんに糸を紡ぐこととは、どんなことなのかお話をしてもらいました。



今回は身近にあるものを使ってコマ作りからはじめるワークショップ。

糸をつむぐコマのあの形、みなさんわかりますか?
(あとで写真載せますね^^)

その形は縄文時代から人間が使い続けている原始的な形で

シンプルだけれども、よ〜く考えられて作られている

人間にとって大事な道具なのです。

さすがに縄文時代は綿ではなかったようで、

他の植物の繊維なんかを紡いでいたそうです。

すごいですよね。

新田さんは和綿の栽培から糸紡ぎまでだけでなく

織り、染めもおこなっていらっしゃっています。

和綿の糸を使って(他の混紡糸も混ざっているもの)草木染めした

きれいなマフラーを持ってきてくれました。

「糸が紡げれば、みなさんこんな風にマフラーだって作れちゃいますから!」

新田さんから力強い言葉をいただくと、あれもこれもと夢が膨らんできます。

ますます、一生懸命習得しよう!とやる気が湧いてきますね。

でも、まだまだみなさん、どんな風に糸ができていくのか

ちょっと想像できていない様子?

それでは早速、ワークショップを始めましょう!



しあわせのコットンボール工房へ移動し

まずは新田さんが紡いだ糸をみんなで見てみました。

糸の太さは番手、という風に単位が決まっています。

糸の見本を見ながら、糸を紡ぐイメージトレーニングを…

そして、コマ作りからおこないます。

竹の割りばし、ボール紙を使って自分で作ります。

1、毛糸を編むときの編み棒のように竹割りばしにカギを作ります。
  カッターとナイフを駆使して、
  ちょうど良い角度、深さになるようにがんばります。
  そして角のある部分は、糸が引っ掛からないように面取りをします。

2、ボール紙を円形に切って、真中にキリで穴をあけて
  1で作った棒を通します。

3、棒のカギの部分から6〜7cmくらいのところで
  ボール紙が動かないようにセロテープで固定します。

文章だと簡単そうですが、結構大変・・・


みなさん一生懸命カギ部分を作ります。

マイコマが完成!こんな感じです。シンプルでしょ?


市販の編み棒を買ってしまえばすぐにでもできる道具ですが

自分で作るからこそ、大事にして、自分のクセに合わせた道具ができたりしますよね。

そして、コマができたら、もぉ〜紡ぎたくてウズウズ(笑)

エコビレッジでもペルー綿を用意していましたが

新田さんがパキスタン綿を持ってきてくださいました!

なので、まずはパキスタン綿を使ってチャレンジです!

綿打ちをして、きれいに繊維を揃えたシノ(綿のかたまり)を左手に持ち

右手で綿をつまみ、撚っていきます。

撚りが戻らないように指を使って押えながら、

撚って引っ張り、撚って引っ張り…を続けていくと(うまくできれば)

あら不思議!糸になってきたんじゃない!?

この原理を道具を使っておこなうんですね〜

手で撚って行くのも、最初は結構難しいのです…

が、コツをつかめれば誰でもできるようになります。

みんな必死によっています

そして30cmくらい手で糸を紡いだら

先ほど作ったコマに糸を巻いてセットします。

細かいやり方は省略しますね…

左手のシノと右手のコマを一直線になるように持ち

コマを手前ではなく、奥方向に回転させます。

そうすると綿に撚りがかかり、繊維を巻き込んでまとまり始めます。

回転させながら少しずつ右手を引っ張らないと

撚りがかかりすぎて、繊維が絡まりすぎて太くなって

固まって引っ張れなくなってしまいます。

シノの糸になっていく元の部分をよ〜く見て

加減をしていかないとうまく糸にならないのです。難しい…

結構引っ張っても大丈夫なんですよね。

こういう部分で性格が見えます(笑)

大胆な人は意外と初めてでも結構できるけど何回も切れたり、

慎重な人は引っ張るの勇気がなくて、どんどん太い糸になったり

おもしろいです。

でも、練習すれば、誰でも上手になる!と先生からのお言葉。

みんな熱中です。

午前中の1時間半はあっという間に過ぎ、お昼ご飯の時間になったので

ひとまず糸紡ぎはお休みして、お昼ご飯で〜す!

続きはまた明日・・・
Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 14:55 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(1)
わくわくクラブイベント詳細 [2010年01月17日(Sun)]
わくわくクラブ糸紡ぎワークショップ



さて、わくわくクラブも収穫祭を終え冬本番です。

今回は講師に新田光子さんをお迎えして

マイコマ作りから始める糸紡ぎワークショップです。

寒くて静かな冬の日は、家の中で糸紡ぎに没頭してみませんか?

お昼は囲炉裏の炭火で玄米餅やいも串をいただきながら、ゆっくりと…

年末年始、少しお疲れの体と頭を癒してください。

わくわくクラブ会員、もしくは会員にご興味のある方のご参加をお待ちしております。

すでに数回ご参加頂いている方は、会員にお申し込みいただけるようお願い申し上げます。

お知り合いの方にご紹介いただける際には、

わくわくクラブ会員にご興味がある方のみ可能ということをお伝えください。

尚、今回は糸紡ぎワークショップという内容上
小学生中学年までが参加可能とさせていただきます。
また、定員20名とさせていただきますのでお申込みはお早めにお願い致します。


<会員・関係者のみなさまへ>

ぬくいふわふわのわた雲を冬の空に

皆さんと摘んだあの白い綿は、無数の繊維のかたまり。
それをほぐしながら、撚りをかけて引いていくと、
一本の糸になっていく不思議な感覚。
食住ということを、私は長い間考えてきましたが
この世に生を受けた時、最初に必要なものとして
身をくるんでくれる布地が、人間だけになくてはならないものです。
その大切な「紡ぐ」という繰り返しの中に、
生きているということを感じていただけたら幸いです。

理事長 町田武士



<開催概要>
◆日程 2010年1月24日(日)
◆時間 午前10:00〜午後3:30
◆定員 20名
◆参加費 
・正会員/賛助会員 \2500
・サポート会員/一般 \3500
・小学生(中学年以上) \1500

各自カッターをご持参いただくようお願い申し上げます。

<内容>
講師に新田光子さんを迎えて、糸紡ぎワークショップをおこないます。
簡単なマイコマ作りから始まり、糸紡ぎを体験していただきます。
マイコマはお持ち帰り可能です。
昼食は、囲炉裏を囲んで玄米餅やいも串などを炭火で焼いて
のんびりと食べながら、冬のひとときを過ごしましょう。

※マイコマ、とは糸を紡ぐのに必要な簡単な道具です。

<申し込み方法>
FAXもしくはメールにて
・参加者名(複数の場合は全員)
・参加人数
・連絡先          
以上を明記の上
FAXかメールにて1月17日(日)までにお申込みください


FAX黒電話→ 0282(62)2677
メールメール→ watarase-ecovillage@bz03.plala.or.jp

<新田光子さんプロフィール>
雑誌・書籍ライター。茨城県・石岡市在住。
和綿に関して、土浦市立博物館で2年間研修を受け
種まきから織物までを習得する。
これまで和綿に関する記事を執筆しており、
各地で糸紡ぎや染め織のワークショップもおこなっている。

Posted by 渡良瀬エコビレッジ at 11:40 | わくわくクラブ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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