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環境は流域一貫で! [2006年04月01日(土)]
 森林を学んできた私は、岩手大学に学び民間の会社に入ってその後大学院を通じてどうしたら現代、将来のために森林を経営したらよいかということを考えてきました。かつてはひとつの山体において利用できる場所と保全していく場所などのゾーニングについて考えていましたが、90年代から欧米で起こった「景観生態学」の考えを実地に学ばれてきた方の報告を聞いて、今後は「流域」を単位として考える必要があると思いました。そのバイブル的な書籍が「流域一貫―森と川と人のつながりを求めて」です。

 その後、著者の中村太士氏らによって日本でも流域で考えることが行われだしています。
「流域」は自然と人のつながりの基本です。
 私が現在住んでいる「渡良瀬川」はかつて足尾鉱毒事件があり、これは世界で始めて環境問題を市民レベルで考えた出来事です。その中心となった田中正造は中流域である佐野出身です。現在上流の足尾では多くの市民団体が植樹活動を行っています。また下流の渡良瀬遊水池は鉱毒を東京に流さないために作られた場所ですが。約100年たった現在非常に貴重な動植物の宝庫となっています。この流域をつないでいくことによって是非この地域を世界に発信していけたらと思っています。

 今後、このブログを通じて渡良瀬川流域で行われている活動を紹介していきます。

(文責 谷)
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