和船図譜 開設にあたって[2006年10月19日(Thu)]

もう二昔も前のことだが、遣唐使船を描きたくていろいろと資料を探したことがあった。今のように手軽にネットで検索という訳にはゆかず、あちこちの書店で和船に関する本を探したが、皆無に近い状態だった。逆に西洋の船の発展史の本が一、二冊あるのは皮肉に思えた。
それでも根気よく探しているうちに石井謙治氏の「図説和船史話」を見つけた。ようやく探していたものに巡り合った感であった。
美しい図版と解説で、素人の自分にもよく理解が出来て、ぐいぐいと和船の魅力に引き込まれた。それ以来マニアックな程ではないが、和船に興味を持ち続けている。
近年は研究が進み、博物館の展示や図録でも一般普及に尽力されていてうれしい。ただ和船というテーマが一般受けしないからか、まだまだ脇役的な存在で、総括的なものはまだまだ少ない。
これらの諸研究の成果を自分なりに纏めてみたいと思いはじめ開設に至った。
和船の図面的絵姿を紹介してゆきたいと思う。
諸研究諸氏には不備な点などご指導を仰ぐ次第です。
nihonga painting 日本画 船橋芳e



