2012年06月28日(Thu)
活動計算書の作り方(エクセルで作成する場合)
今年の4月1日からNPO法が改正され、活動計算書がNPO法人が提出する会計書類となりました
従来の収支計算書から活動計算書に変わると実務上どのように変わるのか、多くの方が悩まれていると思います NPO会計道では、3回にわたって、どのような変更が必要なのかを、「営利企業用の会計ソフトを使っている場合」「NPO法人用の会計ソフト(ソリマチ 会計王)を使っている場合」「エクセルで会計処理をしている場合」の3つに分けて触れていきたいと思います 前回は、「営利企業用の会計ソフトを使っている場合」を見てきましたが、今回は、「エクセルで会計処理をしている場合」について、見ていきたいと思います 具体的には、日々の現金出納帳や預金出納帳をエクセルで記帳し、それを勘定科目ごとに集計して、決算で活動計算書(従来であれば収支計算書)を作成するというやり方です 私の経験でいえば、このやりかたで帳簿をつけているNPO法人が一番多いのではないかと思います このやり方で、何が問題で何が問題でないのか、活動計算書を作成する場合において、このやり方だと、どのようなことがネックになってくるのかについて書いていきたいと思います |