CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«絶対値基準N(寄付者名簿の記載方法@) | Main | 相対値基準@»

2019年08月20日(Tue)

絶対値基準O(寄付者名簿の記載方法A)

認定NPO法人制度について、解説をしています。

認定NPO法人の8つ要件の中で最大の難関であるパブリックサポートテストについて、見ています。

パブリックサポートテストの中でも絶対値基準について見ています。

前回から、寄付者名簿の記載方法をみています。

今回は、内閣府のQ&A3-4-3についてみていくことにします。

青字はQ&Aの内容、黒字と赤字は私のコメントです。


● 寄付者名簿の記載の水準

3-4-3 「絶対値基準」による認定申請にあたり、作成する寄附者名簿はどの程度の水準の寄附まで記載する必要があるのでしょうか。絶対値基準には関係しない3,000円未満の寄附の記載も必要でしょうか。 【第44条2項1号】

寄附者名簿は、法第44条第2項第1号において、「各事業年度に申請法人が受け入れた寄附金の支払者ごとに、氏名、住所、寄附金額、受け入れ年月日を記載した書類。」とされていることから絶対値基準にかかわる寄附金であるかを問わず、基本的には少額寄附等を含め、寄附金として受け入れたものすべてについて寄附者名簿に記載するものと考えます。


その際、例えば、イベントの参加者から受け取った寄附や募金箱による寄附など、寄附者氏名や住所等の不明事項がある寄附については、その不明事項の裏付けをしてまで寄附者名簿に記載を求めるものではなく、法人で把握している寄附金額や、受け入れ年月日などのみの記載で足ります。

また、匿名寄附や1,000円未満の少額寄附については、寄附者名簿に、「匿名寄附 ●口 計●●●●円」、「少額寄附 ●口 計●●●●円」といった、一定の省略表記は差し支えないと考えます。


このQ&Aは、少しわかりにくいですが、相対値基準の話と絶対値基準の話が混在しています。

相対値基準では、3,000円未満の寄付金でも、受入寄付金総額として、寄付金に入れられますが、1,000円未満の寄付金及び匿名寄付金(名前、住所がわからない寄付金)は、寄付金に入れられません。

そこで、「匿名寄附や1,000円未満の少額寄附については、寄附者名簿に、「匿名寄附 ●口 計●●●●円」、「少額寄附 ●口 計●●●●円」といった、一定の省略表記は差し支えないと考えます。」という記載があります。

匿名寄付については、明細を書く必要はなく、合計金額を記載すればいいことになっており、これは、絶対値基準でも同様と考えられます。


なお、絶対値基準による申請を検討している法人においては、PST基準を満たす寄附者数の算出根拠として、3,000円以上の寄附者を抽出した資料を作成しておくと、基準を満たしているかの判断がしやすくなり、認定審査においても円滑に進むことが考えられます。


このQ&Aで、一番言いたいのは、この部分ではないかと思います。

前回の記事にも書きましたが、氏名及び住所がわかる役員等以外の3,000円以上の寄付者が100人以上いることを、証拠資料(郵便振替口座の用紙が一番わかりやすい)と一緒に揃えておくことが、重要になってきます。



トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント