CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

«絶対値基準I(寄付者のカウント方法@) | Main | 絶対値基準K(寄付者のカウント方法B)»

2019年08月15日(Thu)

絶対値基準J(寄付者のカウント方法A)

認定NPO法人制度について、解説をしています。

認定NPO法人の8つ要件の中で最大の難関であるパブリックサポートテストについて、見ています。

パブリックサポートテストの中でも絶対値基準について見ています。

今回は、手数料を差し引かれて入金になったため、NPO法人への入金は3,000円未満にある場合、絶対値基準で3,000円以上の寄付者としてカウントできるかどうかを見てきます。



● 振込料を差し引かれて入金になった場合

3-4-11 寄附者が口座振込により3,000円の寄附を行った場合に、振込手数料(210円)は法人側の負担となっています。これは、絶対値基準にカウントできる3,000円の寄附金と考えてよいですか。それとも手数料210円を差し引いた2,790円が寄附金となるのですか。 【第45条1項1号】

振込みによる寄附は氏名、住所が明らかでない寄附が多いため、匿名寄附として扱われ、絶対値基準の計算上、カウントできないケースも多いと思われますが、寄附者の氏名及び住所が明らかな場合は以下のような仕訳となり3,000円の寄附となることから、絶対値基準の計算上、一人とカウントして差し支えありません。

なお、寄附者名簿の寄附金額や領収書の金額も3,000円となります。

(寄附者側) 寄附金3,000円/現金3,000円
(法人側)  手数料210円/寄附金収入3,000円
預金2,790円


https://www.npo-homepage.go.jp/qa/ninteiseido/nintei-hantei-zettai#Q3-4-11


ここで言っていることは、寄付金の金額は、NPO法人に入金された金額ではなく、寄付者が寄付をした金額で判定するということです。

実際の入金金額が2,790円であっても、3,000円の寄付金の入金があり、そこから210円の手数料の支払いをしたと考えるわけです。

従って、絶対値基準の計算では、3,000円以上の寄付金としてカウントしますし、寄付金控除の領収書も3,000円で出して構わないわけです。

このQ&Aでは、振込手数料のことが述べられていますが、クレジット会社への手数料や、寄付仲介会社へ手数料を支払った場合も考え方は同じと考えていいかと思います。

寄付仲介手数料が、寄付金の20%以上になることもあるかと思いますが、その場合でも、寄付者から寄付仲介手数料を引く前の金額の寄付を受け、手数料をNPO法人が負担していると考えれば、寄付者への領収書は、手数料を引く前の金額で発行して差し支えないかと思います。


トラックバック
ご利用前に必ずご利用規約(別ウィンドウで開きます)をお読みください。
CanpanBlogにトラックバックした時点で本規約を承諾したものとみなします。
この記事へのトラックバックURL
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
トラックバックの受付は終了しました

コメントする
コメント