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2019年08月13日(Tue)

絶対値基準H(受取助成金・補助金の取り扱い)

認定NPO法人制度について、解説をしています。

認定NPO法人の8つ要件の中で最大の難関であるパブリックサポートテストについて、見ています。

パブリックサポートテストの中でも絶対値基準について見ています。

今回は、受取助成金等のPST算入について、内閣府のQ&Aをみてきます。




● 助成金は、寄付金としてカウントできるか

民間からの助成金は、絶対値基準の計算にあたって、寄付金としてカウントすることができるのでしょうか?

これについて述べられているのが、内閣府のQ&Aの3-4-7です。

3-4-7 PSTのうち、絶対値基準を採用している場合において、対価性のない民間助成金を寄附金として取り扱う、すなわち、当該助成金の出資団体を寄附者の1人として取り扱ってよいですか。

A:民間団体からの助成金のうち、対価性がなく寄附金該当性が認められるものについては、相対値基準と同様に、絶対値基準においても寄附金(寄附者の1人)として取り扱うことができます。


助成金は、絶対値基準でも、相対値基準でも寄付金としてカウントすることができます。

助成金の場合には、金額が大きくなるケースが多いですので、相対値基準では、助成金がPSTに算入できるのは、大きなメリットになります。

一方で、絶対値基準の場合には、PSTに算入できますが、あくまでも、1人としてカウントされますので、絶対値基準の場合には、助成金がPSTに算入できることは、あまりメリットになりません。

寄付者は少ないが、助成金がかなりの金額になる法人は、相対値基準をクリアできるか、考えてみるのがいいかと思います。

●補助金は、寄付金としてカウントできるか

国や地方公共団体から支給される補助金は、寄付金としてカウントできるでしょうか?

補助金は、助成金とは扱いが違います。

3-4-7の続きです。

また、同様に絶対値基準を採用した場合において、国等からの補助金も寄附者の1人として取り扱ってよいですか。 【第45条1項1号】

A: 国等からの補助金のうち、対価性がなく寄附金該当性が認められるものについては、法令第5条第1項の規定により、相対値基準の判定に当たって、寄附金等収入金額に含めることができますが、絶対値基準の判定に当たっては、寄附金には含めることはできません。


補助金は、絶対値基準では寄付金としてカウントできません。

一方で、相対値基準では、一定の金額まで寄付金としてカウントできます。

補助金だけが多く寄付金や助成金がなければ無理ですが、寄付金、助成金がある程度あり、補助金もある法人は、相対値基準を検討してみてもいいかと思います。


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