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2019年07月11日(Thu)

骨太の方針A
6月にでた、骨太の方針2019を解説しています。

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/cabinet/2019/2019_basicpolicies_ja.pdf

NPO会計道に一番関係が深い、「SDGs実現に向けた社会的ファイナンスの促進等による共助社会づくり」のところを詳しく見ていくことにします。


1.SDGsの17の目標

骨太の方針2019には、

「SDGs実現を含む社会的課題の解決に寄与する公益活動に民間の資金、人材を広く 呼び込むよう、社会的ファイナンスの活用を促進する。」

とあります。

「SDGs実現を含む社会的課題」とはどんなものなのか。

SDGsでは、以下の17の目標を掲げています。


@ 貧困をなくす ... 「いかなるところでも全ての形態の貧困を終わらせる」
A 飢餓をゼロに ... 「飢餓を終わらせ, 食料安全保障と栄養改善を達成し, 持続可能な農業を推進する」
B 人々に保健と福祉を ... 「健康な生活を保証し, 全ての年齢層の全ての人々の良い暮らしを推進する」
C 質の高い教育をみんなに ... 「全ての人々に, 包括的で公平な, 良質な教育を保証し, 生涯にわたる教育機会を促進する」
D ジェンダーの平等 ...
E 安全な水とトイレを世界中に
F エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
G 働きがいも経済成長も
H 産業と技術革新の基盤をつくろう
I 人や国の不平等をなくそう
J 住み続けられるまちづくりを
K つくる責任つかう責任
L 気候変動に具体的な対策を
M 海の豊かさを守ろう
N 陸の豊かさも守ろう
O 平和と公正をすべての人に
P パートナーシップで目標を達成しよう



2.社会的課題とは


「社会的課題」とは具体的にはどのようなことなのでしょうか?

ソーシャルビジネス業界最大手のボーダレス・ジャパン(東京・新宿)は、社会的課題について、「社会の欠陥や不合理から生まれている問題で、実際に社会で生活していく上で支障をきたすレベルの大きな問題」と定義しているそうです。

不満や不快、不便などはマーケットニーズがあるため、「社会的課題」ではないとしており、マーケットニーズから放置された、「貧困」「環境破壊」「難民問題」などをそうだとしています。

http://alternas.jp/study/news/71283


マーケットニーズでは解決できないような、社会で生活していくうえで支障をきたすような大きな問題を解決する活動に資金や人材が流れ込むことが重要であるということかと思います。

そうなるために、「社会的ファイナンスの活用を促進する」と言っていますが、「社会的ファイナンス」とは何でしょうか?


3.社会的ファイナンスとは?

社会的ファイナンスという言葉はあまり聞きませんが、ソーシャルファイナンスという言葉は聞くことがあります。

ソーシャルファイナンスは、堀内勉氏の「新しい金融のあり方 “ソーシャルファイナンス”の概要」では、以下のように定義されています。

https://www5.cao.go.jp/kyumin_yokin/shingikai/20170905/shiryou_5.pdf

• 社会的(非金銭的)リターンを生み出すことを目的としたファイナンス手法で、社会起業家に資金を提供する新たな手法として注目されている

• 「社会的リターンの追及」 (社会的課題の解決)と「社会的成果の測定・評価」 の 2 点が特徴

• 寄付や助成金だけでなく、一定期間後の資金回収を想定する、資金循環の持続可能性がある 手法が出てきている



次回は、具体的なソーシャルファイナンスの手法として、どのような手法が骨太の方針2019では紹介されているのかを見ることにします。

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