認定NPO取得のメリット(まとめ)
[2008年08月27日(水)]
「ファインドレイジング道場」の「認定NPO法人格取得の損得」という記事を基にして、 認定NPO法人になると、どのようなメリットがあるのかを、数回にわたって書いてきました
今日はそのまとめを書きたいと思います
@個人から小口の寄付を受けることが多いNPO法人
A企業からの寄付を受けることが多いNPO法人
B大口の寄付を受けることが多いNPO法人
に分けて考えてみました
個人的な意見ですので、ご了解ください
1. 個人からの少額の寄付をたくさん集めようと思っているNPO法人
個人からの少額の寄付をたくさん集めようと思っているNPO法人には、寄附者に対して「認定NPO法人になったので、税制上優遇されます」というアピールは、寄附者にとってはそれほど響いてこない可能性があります。
高額所得者でない人が、年間1万円程度の寄付をしても、認定NPO法人であることによる効果は500円程度のわずかなものだからです(様々な状況により効果は違ってきます)。
このようなNPO法人は、認定NPO法人をとることで
@ 自分たちのNPO法人が信用できる団体であるという信用面の補完材料として使うこと。
つまり、認定NPO法人が、会計面、組織面、事業面から、国税庁の厳しい調査を受けてお墨付きをもらった点をアピールすること
認定NPO法人を取るために国税庁の厳しい調査を受けることは、ある意味では無料で監査を受けるということに近い面もあります。
大きなNPO法人などは、多額のお金を支払って、監査法人の監査を受け、会計面の適正性を担保します。
小規模なNPO法人では監査法人の監査を受けることは難しいと思いますが、そのかわりに認定NPO法人の調査を受けることで会計面、組織面、事業面で適正性を国税庁に認められたことをもっとアピールしていけばいいのではないかと思います
A 認定NPO法人を取ったことを契機に、企業からの寄付や大口の寄付を目指す
企業からの寄付や大口の寄付は、認定NPO法人になったことによる税制上の直接的な効果が大きくなります。
認定NPO法人になったことを契機に、寄付の絶対額も大きくなるこれらのところに寄付を求めていくという戦略をとってみると、認定NPO法人になった効果が倍加するのではないかと思います
2. 企業からの寄付を集めているNPO法人
企業からの寄付を集めているNPO法人にとって、認定NPO法人になる効果は相当高いと思います
しかし、企業でも、認定NPO法人のことを良く知らない方が多いと思いますし、また、税制上どのようなメリットがあるのかをよく理解していない人が多いと思います
そこで、企業に対しては
@ まず、認定NPO法人というのが、広く一般から支持されているということを認められた法人であり、国税庁が何日間かの厳しい調査をした上で、会計面、組織面、事業面から適正であると認めたNPOであるということを企業の担当者(あるいは意思決定者)に知ってもらう
A そして、認定NPO法人になると、その寄付金が損金になる枠が大幅に拡大されるので、他のNPO法人などに寄付をするよりもずっと有利になる可能性が高いということを知ってもらう
という2つのことをしっかりと伝える必要があるのではないかと思います。
寄付をする先が、多くの人から支持されており、国税庁から認められた法人であるということや、その寄付金が他のNPOに対する寄付金よりも損金になる枠が広いということは、企業が寄付先の選定に当たって、相当有利に働くと思います。
企業の寄付の担当者にとっても、上司の許可も他のNPOよりもずっと得やすいのではないかと思います
3. 大口の寄付を集めるNPO法人
大口の寄付を集めているNPO法人にとっては、認定NPO法人の税制上のメリットを挙げることが一番アピールするのではないかと思います。
大口の寄付には
@ 個人が大口の寄付をする場合
A 会社を通して大口の寄付をする場合
B 相続により取得した財産を寄付する場合
が考えられます
これらの方たちは、税金には相当うるさい方が多いので、税制上のメリットを挙げることは強烈にアピールすると思います
できれば、NPO法人自身に、どのように税金上のメリットがあるのかを説明できるようにしておくといいと思います。
それが難しければ、顧問の税理士の方などに説明してもらえるようにお願いしておくというのもいいかもしれません。
多くの方は、認定NPO法人に寄付をした場合の効果は計りかねますので、このようなことをフォローしておくと、より寄付をしやすいのではないかと思います。
4. まとめ
まとめますと
認定NPO法人の取得によって
@ 小口の寄付を集めている法人は、信用面の補完に使うのと、今後、企業や大口の寄付を集めるという方向も考えるのがいいのではないか
A 企業からの寄付を集めている法人は、認定NPO法人が信用度の高いNPO法人であること、税制上のメリットが高いことを担当者に理解してもらうこと
B 大口の寄付を目指す法人は、税制上のメリットを前面に出して、お金を出してくれる人にどれくらいのメリットがあるのか、伝えられるようにしておくこと
がいいのではないかと思います

今日はそのまとめを書きたいと思います
@個人から小口の寄付を受けることが多いNPO法人
A企業からの寄付を受けることが多いNPO法人
B大口の寄付を受けることが多いNPO法人
に分けて考えてみました
個人的な意見ですので、ご了解ください
1. 個人からの少額の寄付をたくさん集めようと思っているNPO法人
個人からの少額の寄付をたくさん集めようと思っているNPO法人には、寄附者に対して「認定NPO法人になったので、税制上優遇されます」というアピールは、寄附者にとってはそれほど響いてこない可能性があります。
高額所得者でない人が、年間1万円程度の寄付をしても、認定NPO法人であることによる効果は500円程度のわずかなものだからです(様々な状況により効果は違ってきます)。
このようなNPO法人は、認定NPO法人をとることで
@ 自分たちのNPO法人が信用できる団体であるという信用面の補完材料として使うこと。
つまり、認定NPO法人が、会計面、組織面、事業面から、国税庁の厳しい調査を受けてお墨付きをもらった点をアピールすること
認定NPO法人を取るために国税庁の厳しい調査を受けることは、ある意味では無料で監査を受けるということに近い面もあります。
大きなNPO法人などは、多額のお金を支払って、監査法人の監査を受け、会計面の適正性を担保します。
小規模なNPO法人では監査法人の監査を受けることは難しいと思いますが、そのかわりに認定NPO法人の調査を受けることで会計面、組織面、事業面で適正性を国税庁に認められたことをもっとアピールしていけばいいのではないかと思います
A 認定NPO法人を取ったことを契機に、企業からの寄付や大口の寄付を目指す
企業からの寄付や大口の寄付は、認定NPO法人になったことによる税制上の直接的な効果が大きくなります。
認定NPO法人になったことを契機に、寄付の絶対額も大きくなるこれらのところに寄付を求めていくという戦略をとってみると、認定NPO法人になった効果が倍加するのではないかと思います
2. 企業からの寄付を集めているNPO法人
企業からの寄付を集めているNPO法人にとって、認定NPO法人になる効果は相当高いと思います
しかし、企業でも、認定NPO法人のことを良く知らない方が多いと思いますし、また、税制上どのようなメリットがあるのかをよく理解していない人が多いと思います
そこで、企業に対しては
@ まず、認定NPO法人というのが、広く一般から支持されているということを認められた法人であり、国税庁が何日間かの厳しい調査をした上で、会計面、組織面、事業面から適正であると認めたNPOであるということを企業の担当者(あるいは意思決定者)に知ってもらう
A そして、認定NPO法人になると、その寄付金が損金になる枠が大幅に拡大されるので、他のNPO法人などに寄付をするよりもずっと有利になる可能性が高いということを知ってもらう
という2つのことをしっかりと伝える必要があるのではないかと思います。
寄付をする先が、多くの人から支持されており、国税庁から認められた法人であるということや、その寄付金が他のNPOに対する寄付金よりも損金になる枠が広いということは、企業が寄付先の選定に当たって、相当有利に働くと思います。
企業の寄付の担当者にとっても、上司の許可も他のNPOよりもずっと得やすいのではないかと思います
3. 大口の寄付を集めるNPO法人
大口の寄付を集めているNPO法人にとっては、認定NPO法人の税制上のメリットを挙げることが一番アピールするのではないかと思います。
大口の寄付には
@ 個人が大口の寄付をする場合
A 会社を通して大口の寄付をする場合
B 相続により取得した財産を寄付する場合
が考えられます
これらの方たちは、税金には相当うるさい方が多いので、税制上のメリットを挙げることは強烈にアピールすると思います
できれば、NPO法人自身に、どのように税金上のメリットがあるのかを説明できるようにしておくといいと思います。
それが難しければ、顧問の税理士の方などに説明してもらえるようにお願いしておくというのもいいかもしれません。
多くの方は、認定NPO法人に寄付をした場合の効果は計りかねますので、このようなことをフォローしておくと、より寄付をしやすいのではないかと思います。
4. まとめ
まとめますと
認定NPO法人の取得によって
@ 小口の寄付を集めている法人は、信用面の補完に使うのと、今後、企業や大口の寄付を集めるという方向も考えるのがいいのではないか
A 企業からの寄付を集めている法人は、認定NPO法人が信用度の高いNPO法人であること、税制上のメリットが高いことを担当者に理解してもらうこと
B 大口の寄付を目指す法人は、税制上のメリットを前面に出して、お金を出してくれる人にどれくらいのメリットがあるのか、伝えられるようにしておくこと
がいいのではないかと思います








