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NPO会計道

「会計で日本のNPOの発展に貢献したい!」という思いで始めたブログです。NPOの会計や税務はどのようになっているのか、どうあるべきかを考えていき、NPO会計の道を究めることを目指しています。
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NPO用の現金出納帳 [2007年07月31日(火)]

 8月22日(水)に杉並NPO支援センターで「実践で身につく!NPOの会計「NPO会計日誌」を使用した会計講座」を行います。

 詳細や申込はここをご覧ください。

 杉並の方でなくても参加が可能です。

 この講座は、NPO支援東京会議が開発した、NPO用の現金出納帳である「NPO会計日誌」を使って、NPOにとって日々の記帳をどのように行ったらいいのか、いくつかポイントを述べていきます。

 NPO会計日誌の使い方だけでなく、勘定科目の設定の仕方なども述べていきたいと思っています。

 また、講座終了後、NPO支援東京会議のメンバーが数人集まり、個別相談会を実施します。

 講座の内容だけでなく、日々の業務の中での疑問点などをぶつけてみてください。
 
 NPO会計日誌についてはここをご覧ください。

 当日は「NPO会計マニュアル」も使います。

 NPO会計マニュアルについてはここをご覧ください。

 今日は、NPO会計日誌とはどのようなものか、このブログでも少しご紹介をしたいと思います。


1. NPO会計日誌とは 

 NPO会計日誌は、NPO支援東京会議がNPO法人用に開発した現金出納帳です。
 
 特色は、一日一ページ、現金の入出金を記帳する形式になっており、右側のページにはその取引に対応する領収書を貼ることができ、書類の管理がとてもしやすくなっています。
 
 また、現金の金種(1000円札、100円玉、10円玉など)別に残高を記入する金種表や数等係や責任者の承認印を押すところもあり、現金管理にとても便利になっています


2. どのような団体に合っているか 

 NPO会計日誌を使うのに適しているのは、事務所などに金庫を持っており、毎日現金残高を確認する必要があるような団体です。

 日々の金庫の中の現金の動きを、金庫を管理している会計担当者がNPO会計日誌に記帳をします。

 さらに、その入出金に関係した書類を左側の欄に貼ります。
 
 一日が終了したら、金庫の中の現金残高を数えて、それを金種別に記入し、NPO会計日誌の残高と実際の金庫の中の残高が合っているかどうかを確認します。
 
 もし合っていなければ、その時点で原因を追究します。
 
 どうしても原因がわからなければ「現金実査差額」の欄に記入します。
 
 責任者が、現金出納帳を見て、入出金内容に間違いがないのかを確認し、承認印を押します。

 パソコンなどに入力するのは後日でも構いません。

 このようにすれば、自然と内部統制もできるわけです。

3. エクセルや会計ソフトへのダイレクト入力の問題点

 多くのNPOがエクセルで現金出納帳を作成したり、会計ソフトに直接入力をしているかと思います。

 そうしてはいけないわけではないのですが、問題点があります。その問題点を認識しておくことが必要になります。
 
 エクセルや会計ソフトに直接入力をする場合の問題点は、現金管理が会計担当者のブラックボックスになりがちであるということです。
 
 なかなか他の人がエクセルや会計ソフトをチェックするということはないのではないでしょうか?

 日々の現金の動きについて知っているのか会計担当者だけ、という状態になりがちです。
 
 さらに、エクセルや会計ソフトは、あとでいくらでも挿入などして残高を操作ができますので、もし何かトラブルがあったときに、現金を適正に管理したことの証拠になりづらいです。

 会計担当者にとって重要なことは、現金や預金などを日々適正に管理していることを証明できるようにしておくということです

 NPO会計日誌で日々手書きで記帳をし、証拠書類を左側に貼り、金種表で確認して承認印を受けていれば、現金が適正に管理されていることを証明できるわけです。

 承認印を押してもらうことで会計担当者の責任は免責です。
 
 もちろん、エクセルや会計ソフトへのダイレクト入力でも、日々残高を出力し、内容をチェックしてもらい、金種表を別につけ、責任者にチェックをしてもらえば、同じ機能を果たすわけです。
 
 逆に言うと、エクセルなどには後日まとめて入力したり、現金残高が実際の残高と一致していなかったり、挿入などをしばしばしていたり・・・などをしていると、何か金銭トラブルがあった場合に、会計担当者が責任を負わされる可能性があるわけです。
 
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