自分探し就活劇場H [2011年07月23日(Sat)]
自分探し就活劇場
〜前回までのあらすじ〜 山田さん(仮名)32歳、独身。ホームセンター(販売職・10年勤務)を退職後、派遣社員で製造職業務をしていたが契約終了で退職。仕事探しに「若者しごと倶楽部サテライト播磨」訪ね相談。希望J社(家電・PC販売)面接を受けて見事に内定の連絡をうけ、早速その報告に再度「若者しごと倶楽部サテライト播磨」を訪問しました。 面接編【第3話/全3話】 山田氏:「家電のJ社で内定を貰いました。」 相談員:「それは良かったですね。おめでとうございます。」 山田氏:「えぇ。おかげさまで。あの面接を前に、面接の練習!あれがなければ、 内定はなかったです。ひとつひとつの態度、受け答えをチェックして頂き、 またなぜそうしなければならないのかまで教えて貰ったのが役立ちました。」 相談員:「それは良かったですね。ところで、山田さん。J電器の面接を受けられ、本当に この会社の社員になりたいと感じた点はどんな事があげられますか。」 山田氏:「ウーム。そうですね。受付に出てこられた社員の方が、大変気持ちの良い 応対をしてくれて、応接間に通されました。人間的に温かい方で・・・。 また営業担当の面接官の方は、少し怖い感じの方で、『あなたは、 前の会社でどんな電気製品の担当だったの?パソコンの知識は?』と聞かれ ドキドキでした。 でも総務の方は始終にこやかで、『前の会社ではどんな提案をしましたか』と 聞いて下さり、心落ち着けて話すことが出来ました。 販売員の接客の態度と総務担当の方々の受験生に対する応対に差がなく、 こんな会社の一員になりたいと心から思いました。」 相談員:「じゃ、J社で長く働き続けよう思われたのですね。本当におめでとうございます。 益々のご活躍をお祈りします」(完) 求職活動が長く続けば続くほど、「どんな会社でも入社出来ればいいや」と思いがちです。 でも面接で肝心な事は、面接官もあなたを選ぶ権利があると同様、受験生にも企業を選ぶ権利があります。 求人票だけでは、得られない情報を、面接時にその会社の社員の言動などを通してご自身が直接肌で感じながら情報収集することが大切です。受験会社が、本当に自分が求めている会社なのかどうかを考え、内定を頂いてから入社か辞退かをご自身が決めることが肝要です。 受験に失敗した失敗したと悔やむより、面接を重ねる毎に企業を自分なりに見ることができたと感じるぐらいの度胸をつける事が出来れば、「働き続ける会社」はもうあなたの掌中にあります。 ★この物語はフィクションですが、物語中の相談員のアドバイスは実際の就職活動でも 必要とされている事柄です。 |