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環境学習の現場から [2017年10月04日(Wed)]
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こんにちは。
研修生の犬飼です。

10月2日(月)に愛知県環境部環境活動推進課が主催する「愛知県環境学習コーディネーター事業」で、一宮市立貴船小学校で環境学習の授業が行われました。小学4年生を対象とした授業であり、授業参観日でもあるので多くの父兄が見に来られました。

 当日は4種類の環境についての講義が開催されたのですが、自分はその中の「家電はどのようにリサイクルされる?」という講座に参加させていただきました。その講義では冷蔵庫やテレビなどの家電のリサイクルを専門とするグリーンサイクル鰍フ担当者にご講義いただきました。

 授業の内容として、前半は講義形式、後半はデモ機を使用した体験形式の講義が展開されました。前半の講義形式では主にリサイクルの必要性、具体的なリサイクルの方法などの講義内容でした。後半の体験形式では「鉄の抽出」「銅アルミの抽出」「プラスチックの選別」について子どもたちにそれぞれデモ機を動かしてもらい、体験をしてもらいました。

 子どもたちはすごく元気で一緒に実験を楽しむことができました。自分が小学校のときは、このような環境を考える体験型の授業はなかったので授業体制の移り変わりを実感することができました。環境問題については子どもたちになるべく早い段階で現実を知ってもらうことが重要であることがわかりました。ただし、環境問題を正確に伝えるためには、教員の力だけではやはり限界があり、日常生活の周りを取り巻く現状を正確に伝えるためにも、その道のスペシャリストを招いて生の声を伝えることの重要性を実感できました。また、環境学習講座を開催するにあたり、教師と講師をつなぐ(調整する)コーディネーターの役割も理解することができました。コーディネーターが教師と講師の間に入ることで、円滑に準備を進めることができると思いました。

 環境学習について、その概要について知り、実際に生の現場を見ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。


(情報発信チーム 犬飼)
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