2018年4月26日付 中日新聞[2018年04月26日(Thu)]
中日新聞さんより。
「タイトル」
絆のこいのぼり 今年も
富士宮のこども園 宮城の幼稚園と交流
「本文」
東日本大震災で被災した宮城県の幼稚園と交流を続ける富士宮市万野原新田の認定こども園「ふじキンダー学園」で両園の園児らが仕上げたこいのぼりが掲げられた。二0十三年からの行事で、交流は六年目となる。
同学園のOBで、被災地の支援を続けるNPO法人「ヴィレッジネーション」代表理事の村松広貴さん(40)が、宮城県南三陸町の「あさひ幼稚園」の園児らとの交流を橋渡しした。
全五匹のこいのぼりのうち、昨年新調した金色のこいのぼりを、あさひ幼稚園用にした。同園の園児二十五人がうろこを描いた自画像を、ふじキンダー学園で縫い付けて仕上げた。五月十一日には、ふじキンダー学園の元園長で、本年度から顧問に就いた鳴海淑子さん(六六)と村松さんが五匹を携えて南三陸町を訪問し、まとめて掲揚する予定。うち二匹を持ち帰り、両園でそれぞれ五月いっぱい飾るという。
鳴海さんは「幼児なので意味はわからないかもしれないが、大きくなって『南三陸』『震災』という言葉を聞いて思い出し、困った人のために何かができる子どもになってくれれば」と期待を込めた。(前田朋子)(全文)
「タイトル」
絆のこいのぼり 今年も
富士宮のこども園 宮城の幼稚園と交流
「本文」
東日本大震災で被災した宮城県の幼稚園と交流を続ける富士宮市万野原新田の認定こども園「ふじキンダー学園」で両園の園児らが仕上げたこいのぼりが掲げられた。二0十三年からの行事で、交流は六年目となる。
同学園のOBで、被災地の支援を続けるNPO法人「ヴィレッジネーション」代表理事の村松広貴さん(40)が、宮城県南三陸町の「あさひ幼稚園」の園児らとの交流を橋渡しした。
全五匹のこいのぼりのうち、昨年新調した金色のこいのぼりを、あさひ幼稚園用にした。同園の園児二十五人がうろこを描いた自画像を、ふじキンダー学園で縫い付けて仕上げた。五月十一日には、ふじキンダー学園の元園長で、本年度から顧問に就いた鳴海淑子さん(六六)と村松さんが五匹を携えて南三陸町を訪問し、まとめて掲揚する予定。うち二匹を持ち帰り、両園でそれぞれ五月いっぱい飾るという。
鳴海さんは「幼児なので意味はわからないかもしれないが、大きくなって『南三陸』『震災』という言葉を聞いて思い出し、困った人のために何かができる子どもになってくれれば」と期待を込めた。(前田朋子)(全文)