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2015年12月29日付 毎日新聞[2015年12月29日(Tue)]
毎日新聞さんより。
2015年12月29日付 毎日新聞.jpg

「タイトル」
2015年ワイド
東日本大震災からもうすぐ5年
富士山麓から復興願う / 静岡

「本文」
東日本大震災からまもなく5年。福島第1原発事故で福島県南相馬市小高区から同市内に避難中の知人から冊子「小高志」が届いた。復興と住民らの活動を伝えている。
小高区は原発から20キロ圏内にあり、避難区域指定で1万人余が避難した。市は、来春の指定解除と住民帰還を目指す。除染など課題は多いが、故郷再生の息づかいを感じる。知人は活動に参加し帰還予定。「住民が避難先から戻るも戻らないも自由。一歩一歩進めたい」と語る。
南相馬市から富士市に転勤し1年半余。現地の様子を伝えてくれるのはうれしい。今年、富士山麓(さんろく)から被災地に思いを寄せる人々にも数多く出会った。少しでも役立ちたい。

富士市の写真家、庄司博彦さん(70)は5月、宮城県石巻市などの小中学校を訪れて本を贈り、卒業生と再会した。小学6年生で母を失った少年は高校2年に成長し、津波で壊れない家を建てる建築家を目指しているという。「傷ついた子どもたちの夢を、一人でも二人でも応援したい」と来年も赴く予定だ。

同市の樹木医、喜多友靖さん(43)は、富士宮市の県立富岳館高校の生徒と、宮城県東松山市から樹木の再生に取り組む。福島県郡山市から富士宮市に避難した長谷川克己さん(49)が10月に開いた集会では小高区にボランティアで通う男性らがそれぞれの支援を述べた。介護に携わる稲葉修さん(64)は「避難せざるを得なかった人の苦悩を、思いやる気持ちを広げたい」と話す。

富士宮市のNPOヴィレッジネーションは、今月のイベントで宮城県南三陸町と南相馬市の応援グッズを販売した。三陸の「活ほたて焼き」はすぐに完売して味わえなかったが、南相馬のカバンはユニークなデザインが気に入っている。収益金は現地に贈られた。
代表の村松広貴(37)は「収益金は東北の復興や障害者の生活に直接役立つ。目を向ける機会になってほしい」、8月に講演で訪れたNPO南相馬ファクトリーの代表、佐藤定広さん(53)は「静岡のみなさんと出会えたのはうれしい。人と人のネットワークを大事にしたい」と語る。

人々の取り組みを伝え、結ぶのが新聞の役割。新年に向けて肝に銘じたい。【高橋秀郎】=おわり(全文)
Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 23:49 | メディア情報 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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