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避難訓練 in韓国[2023年12月06日(Wed)]
韓国南東部の慶尚北道慶州市で11月30日午前4時55分ごろ、マグニチュード(M)4.0、震源の深さは12キロの地震が発生した。韓国で今年起きた地震では2番目に大きいようで、韓国全国民に緊急地震速報を流し、朝5時に叩き起こしました。
ソウルから慶州市までは直線距離で、276キロ。

それらを受け、塾で避難訓練を実施しました。
日本でも定番な、「お・は・し・も・ち」を取り入れ、消火器や非常ベルの位置の確認、建物から外に出る時に頭上から落ちてくるものがないか?確認する方法をお伝えしました。
20231206 防災訓練(방재훈련).jpg

お… 押さない(밀지 않기)
は… 走らない(뛰지않기)
し… しゃべらない(떠들지않기)
も… 戻らない(돌아가지않기)
ち… 近づかない(가까이가지 않기)

地震の訓練をしておくと、その後の火災や津波など複合的に学ぶことが出来ます。
地震が少ない国と思っているだけに、そもそも知識がない。そして建物の耐震強度への不安、火事が多いのに避難の仕方を知らないなど、まだまだ防災に対する考え方に不足していますが、近くに海がないから津波が来ないという事より、海の近くで旅行に行ったときなどもあるなど、想像を膨らませて、自分の命は自分で守ると言う考え方を取得しました。
役にたってほしくないけど、何かの時に体が動くといいなと感じました。
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Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 20:59 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
視覚障害者理解へ[2023年09月20日(Wed)]
韓国で、夏休みを利用して、視覚障害者理解を深める学習を行いました。

いつかきっかけがあれば行いたいと思っていた学習ですが、学校などでほとんど学習する事が無い韓国の子供たちの為に、学びたくなるきっかけがずっとほしいと考え、イメージを膨らませていました。

子供たちと、飛行機博物館に行った時に、チャンスがやってきました。
下り階段の始まる場所に点字があり、子供たちが気が付きました。
良く見たら、館内にはたくさんの誘導点字ブロックもたくさんありました。
視点を変えると子供たちはどんどん、気が付き始めました。
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それをきっかけで、視覚障害者理解を深めることにしました。
学校でほどんど教わらないので、本当に簡単なことですが大きな一歩になりました。
ビニール紐を目に当てたり、アイマスクをして見え方について学んだり、物を触って当てるクイズをしたり、点字で自分の名前を作ってみたり、白杖を使って点字ブロックの上を歩いたりしてみました。
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目が不自由だと日常生活が大変なことにも気が付きましたが、世の中にはそれらを助けてくれる便利なものがたくさんある事にも気が付きました。
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知っていたけど実際に触った事が無い白杖の重さを知ったり、点字新聞に触ってみました。触時計と言って、触って時間を知ることが出来る時計があることに初めて気が付きました。
また誰もが解りやすい様に、シャンプーやリンス、電卓やリモコンに凹凸があることにも気が付きました。
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2023年 韓国の夏休み(視覚障害者体験) (3).jpg

それと同時に、物を正確に伝えることの難しさも体験しました。
それがスイカ割りでした。
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まずは、視覚に障害がある人の事を少し理解が出来たことや、点字ブロックの発明が日本人だったことにみんなが驚いた学習会になりました。
感想としてこれから、杖を持った人がいて困ってそうだったら声をかけてみたいと言う声が聞こえ、大きな一歩と感じました。
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そして偶然ですが、6月に静岡市の視覚障害者団体との意見交換や交流したことが、この授業でより質を高めてくれました。
Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 14:06 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
韓国の小学生の夏休みの過ごし方(日本文化編)[2023年09月15日(Fri)]
今回当法人は、かき氷、スイカ割り、うどん作り、視覚障害者について担当しました。
日本のかき氷と言ったら、ブルーハワイ!?
1978年に発売した「きょろちゃん」の復刻商品を使って、レトロな日本の夏の涼しみ方を披露。
ちなみに塾内の暑さは、暑さ指数(WBGT)を使って管理しています。
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スイカ割りも人気です。
日本にはスイカ割り協会があり、スイカ割りはスポーツとして位置付けています。
みんなで協力して人に伝える難しさを学びます。
楽しいだけではなく綺麗に清掃を伝えることも大事な教育です。
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2023年 韓国の夏休み(スイカ割り) (2).jpg

2023年 韓国の夏休み(スイカ割り) (3).jpg


うどん作り
流しそうめんと迷ったのですが、小麦粉さえあれば家でも簡単に本格うどん。
日頃のストレスを込めれば、コシがあるうどんが完成!?
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視覚障害者研修
韓国の学校ではほとんど学べない、障害者の事。
その中でも視覚障害者にフォーカス。屋外活動でも点字表示が見つけれたり、障害を身近に感じてもらいました。
視覚障害者の学習については次回詳しくお伝えします。
2023年 韓国の夏休み(視覚障害者体験).jpg

短い学校で2週間。長い学校で1か月以上と、それぞれの夏休みを無事に終えることが出来ました。学んだことは全てファイルに纏めて、思い出と成長として持ち帰りました。
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Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 19:38 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
8年目の交流「届けみんなの思い友情こいのぼりプロジェクト」[2020年06月04日(Thu)]
2013年から始まった、静岡県富士宮市と宮城県南三陸町の園児が繋ぐ
「友情こいのぼり」プロジェクト
2011年、東日本大震災の津波の被害を受けた、南三陸町にある「あさひ幼稚園」さん。
園舎は津波で流され、仮設園舎を転々とし、大変な園生活を送っている園児を勇気づけようと始まったのがきっかけ。
当初は、大空に掲げることが出来なかったあさひ幼稚園さん。お部屋で飾ったことが懐かしい思い出です。

(2013年第1回)
2013「届けみんなの思い友情こいのぼりプロジェクト」ヴィレッジネーション.JPG

毎年4月中旬にあさひ幼稚園さんから届いた似顔が描かれたウロコを、富士宮市にある「ふじキンダー学園」さんが掲げている鯉のぼりに張り付け、富士山の見える園庭で掲げました。
その後、ゴールデンウィーク明けにあさひ幼稚園さんに里帰りさせるプロジェクト。
この鯉のぼり交流を始め、七夕で短冊に願いごとを一緒に飾ったり、運動会で応援横断幕を交換したり、卒園式にメッセージ交換をしてきました。
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今年は、新型コロナウイルスの影響で、あさひ幼稚園さんへ直接届けることを断念しました。
しかし、静岡と宮城、両方の幼稚園で掲げることが出来ました。自粛登園で鯉のぼりを1度も見ていない子どももいるようですが…
東日本大震災から10年目の今年も、鯉のぼりは元気に泳ぎました。

(ふじキンダー学園さん)
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(あさひ幼稚園さん)
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遠くにいてもお友達。
Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 11:59 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
第22回富士山学習PARTU発表会[2020年02月01日(Sat)]
富士山学習とは、探求的な見方・考え方を働かせ、富士山とのかかわり、富士宮に住む人々とのかかわりを通じて、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考え、郷土への誇りや愛情をもつ子どもを育てることを目的として開催しています。

第22回富士山学習は、3部構成。
午前中は、プレゼンテーション発表。
16の小中学校が、環境・福祉・町などをテーマに、住みやすい富士宮にするための研究発表が行われていました。
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午後からは、ステージ発表。
3つの小中学校が、黒田地区のお茶の魅力・大富士地区から共生社会・芝川の未来のステージ発表が行われました。
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もう一つは、展示発表。
こちらは、2日(日)3日(月)も開催しています。
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さて、当法人ヴィレッジネーションは、大富士小学校の「みんなが暮らしやすい大富士地区に〜ぼくたち・わたしたちができること〜」の舞台発表に参加させて頂きました。
誰もが参加出来る・していることをテーマに「共生社会」「SDGs」の対する追究。
子どもたちは、課題設定、新たな課題、課題追究と繰り返し、課題解決を見出しました。みんなが暮らしやすい大富士地区にするために自分たちが出来ることをやっていこうと着地を展開した発表となりました。
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子どもたちの発表を聞き、私たち大人は、「どんな人たちも参加が出来、活躍できる社会を実現する」ための社会を早急につくらなければならないと思いました。
子どもたちばかりが考えて動かない大人や社会なら、今日の発表のために1年間追究してきた意味がなくなると心が引き締まった瞬間でした。
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1年間という期間を、先生方や子どもたちとディスカッションし、今回の発表に参加できたことを心から感謝申しあげます。
ご縁を頂いた、ふじキンダー学園の鳴海先生、理解を示して頂いた大富士小学校の井出校長先生をはじめとした先生方、パラリンピック出場の廣瀬選手、ありがとうございました。
Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 17:35 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
大富士小学校「共生社会」学習(廣瀬誠さん)[2019年11月27日(Wed)]
本日(27日)富士宮市大富士小学校の4年生の生徒さん150人に、「共生社会」についてリオデジャネイロパラリンピック日本柔道、日本人初メダリストの廣瀬誠選手が、講話して頂きました。
「一度きりの人生、どうせだったら楽しもう」
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日本代表チームの柔道着を着た、廣瀬誠選手。
3児の父親でもあり、名古屋盲学校の教員でもあり、選手でもある廣瀬選手。
子どもたちにわかりやすい、パラリンピックの歴史や、視覚障害者柔道、自身の障害の経験、共生社会、チャレンジすることの大切さ、人生を豊かにする方法について講話。
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廣瀬選手が、得意とする巴投げを生徒さんの前で披露。
生徒たちから絶大な人気がある、4年2組の増本先生が対戦相手。
先生が投げられる姿を見て、園児は驚きと大爆笑。
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笑いの中に、心に突き刺さる言葉があり、メモを取る生徒さん。
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世界で戦う、廣瀬選手には、たくさんの質問が飛び交います。
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11月22日にお誕生日を迎えた廣瀬さん。学校側が、サプライズでお誕生日会を開いてくれました。



生徒150人がメダルを触らせてもらったり、音を聴いてみたり、握手したり、話をしています。
後ろは大渋滞です。
生徒さんたちは、もう手を洗わないって言っていましたが、風邪予防のために手をしっかり洗いましょうww
一流の人は、対応も一流だと感じました。
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夕方のニュースで早速取り上げて頂きました。
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Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 23:56 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
大富士小学校「共生社会」学習(富士山学習PARTU発表会)[2019年11月21日(Thu)]
本日(21日)富士宮市大富士小学校の4年生の生徒さん150人に、「共生社会」について講話させて頂きました。
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このお話は5月頃から、当法人に声が掛かり、校長先生や教頭先生、4年生の先生方と数十回と打ち合わせをし、実現しました。
これまで、4年生の生徒さんたちは、車イスユーザーや視覚障害者の方の話を聞いたり、実際に体験を重ねてきました。最近では、自分たちが出来ることとして、地域の寄り合い処を訪れていました。
11月16日には、「大富士学習発表会」で子育てサロンや寄り合い処、共生について発表を行っていました。見学させてもらっていたのですが、思った以上に、PDCAサイクルを行い、学習を深めていることに驚かされました。
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「共生社会」大富士学習発表会2019(大富士小学校) (2).jpg

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21日の発表までに、再度パワーポイントを修正して挑みました。
今回、私がお話したことはこちら。
・私の人生を変えた交通事故
・NPO法人ヴィレッジネーションの紹介
・障害をもっている人は特別ではない
・共生社会とは
・バリアフリーとユニバーサルデザイン
・誰もが住みやすい世界とは
・今日からできる「当たり前の社会」のつくり方
・チャレンジすること


(パワーポイント一部抜粋)
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まとめとして、「共生社会」とは
「障害の有無にかかわらず、全ての人が心(意識)のバリアをなくし、誰もが支え合い、能力が発揮できる社会」とまとめさせて頂きました。
能力が発揮できる社会ってところがポイントです。
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このような機会を頂き、ありがとうございました。
空気を読んで話す大人と違い、純粋な子どもたちを前に、伝える事の難しさを実感。先生方が、フォローしてくださいました。
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次回の学習会には、パラリンピック4大会連続出場、2016年リオデジャネイロパラリンピックでは、日本人初メダリストに輝いた「廣瀬誠」選手(柔道)をご紹介したいと思います。
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27日の学習会では、パラリンピック日本柔道「廣瀬誠」選手が、富士宮にやってきます。

富士山学習会成果発表会についてのお知らせ。
第22回富士山学習PARTU発表会が、2020年2月1日(土)に富士宮文化会館で行われます。生徒さんたちは、ここでステージ発表を行う予定です。
第22回富士山学習PARTU発表会
Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 15:23 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
〜 届けみんなの想い こいのぼりプロジェクト2019 〜 南三陸町のあさひ幼稚園[2019年05月13日(Mon)]
宮城県南三陸町のあさひ幼稚園さんの皆さんへ
「遠くにいてもお友達」
〜 届けみんなの想い こいのぼりプロジェクト 〜

新幹線で、静岡県新富士駅を6:35発→東京7:56発→仙台9:30着
それからレンタカーで1時間30分で宮城県南三陸町へ。
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あさひ幼稚園さんは、2011年東日本大震災の津波で園舎が流失し、仮園舎を転々としながら2016年11月に本設園舎を完成。2017年新園舎で初泳ぎをさせることが出来たこいのぼり事業。
震災支援を受けた想いを大切に、7年目にあたる今年も、両園の賛同を得て交流スタートすることが出来ました。
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(現在のあさひ幼稚園)

2013年こいのぼりプロジェクトを開始した時のあさひ幼稚園さん。
津波被害がない高台移転をしたために、周囲は山に囲まれていました。
まさか、ここが住宅街にあるとは思ってもいませんでした。
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(2013年04月あさひ幼稚園)

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(2014年3月のあさひ幼稚園)

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(2014年3月あさひ幼稚園の裏山)


ふじキンダー学園の鳴海淑子顧問と一緒に訪れ、年長園児など82人が作り上げた4匹のこいのぼりと、あさひ幼稚園の全園児、29人が作り上げたこいのぼりの、計5匹を一緒に泳がせます。
あさひ幼稚園の先生が私たちを園児に紹介し、富士山周辺で泳いできた鯉のぼりや、園児のビデオレターをDVDで上映。ビデオから「こいのぼり」の合唱が唄われば、あさひ幼稚園の園児も元気よく合唱。
富士山で泳ぐ、こいのぼりを見て子どもたちは、大はしゃぎ。「富士山だー」「飛行機からみたことがある」「新幹線でみたことがある」
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2019あさひ幼稚園「届けみんなの想い、友情こいのぼり」ヴィレッジネーション.JPG


ポールに3匹のこいのぼりを掲げ、それを見守るように2匹はベランダに吊るしました。
交流2年目の2014年。仮園舎で園庭も手狭で、ベランダで吊るしたことを思い出します。
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5月末まで、この風景が楽しめます。
迎えに来た保護者からも、「うちの子どもも以前、一緒にこいのぼりを掲げました。保護者を代表してありがとうございます」と嬉しいお言葉ありがとうございます。
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そして本日は、たくさんの取材に、お越しいただきありがとうございました。
素早く動く園児に、風で向きを変える鯉のぼりたち。撮影する人も大変そうでした。
本日の、TBC放送、仙台放送、ミヤギテレビ、東日本放送、民放4社全てに放送して頂けるそうです。帰りに新聞を購入してみたら、朝刊テレビ欄のタイトルがありました。
本日、29人の園児に対し、テレビ放送局4社、全国新聞2社、地方新聞1社、地元新聞1社、南三陸町広報1つの合計9社のメディア関係者の方々にお越し頂き、このプロジェクトを取り上げて頂きました。
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2011年東日本大震災から、ここ南三陸町の皆様には、大変お世話になっております。
あの日から9年の月日が経ち継続してこれた事も、南三陸町民の理解や応援があったからです。
電気水道ガスが復旧しない中、テントを張ったり、仮設住宅で話したあの頃に出会えた人たちと一緒に、今でも、歳を重ねています。
Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 23:03 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
7年目の園児交流「友情こいのぼり」[2019年05月10日(Fri)]
「届けみんなの想い、友情こいのぼり」

2011年、東日本大震災後からのご縁繋がり。
富士宮の幼稚園と、東日本大震災の津波で園舎を流失した、宮城県南三陸町のあさひ幼稚園さんを繋いでいます。

2013年4月から始まり、今年で7年目になりました。
震災当時、「心ひとつ」「絆」などの言葉がどの人たちにもあったと思います。
仮設園舎を転々とするあさひ幼稚園さん。手狭な園舎で鯉のぼりを掲げる場所も、余裕もありませんでした。
1番最初に、名前や似顔絵を描いて、送ってもらい共同で鯉のぼりを掲げたことがきっかけです。
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南三陸町のあさひ幼稚園さんを応援しようと考えられた企画でしたが、1年を通じて、共同鯉のぼり、七夕飾りで願いあったり、運動会で、応援横断幕を交換したり、卒園式にメッセージ交換を交換することや、復興が進む中、園児同士が遠くにいるお友達を思うことに変わり、卒園メッセージには、「1年生になってもがんばろう」「いつか遊ぼう」など夢が広がっています。

あさひ幼稚園は2016年10月に新園舎を完成させましたが、震災からのご縁で、今も鯉のぼりを掲げず待っています。
13日(月)に、南三陸町のあさひ幼稚園の子どもたちに、この共同鯉のぼりを届けに行きます。
「平成と令和を繋ぐ、友情こいのぼり」です。

今日は、南三陸町のあさひ幼稚園へ出発式を行うために、降納を行いました。
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あさひ幼稚園さんへ「いってらっしゃい」と大きな声をかけた記念撮影。
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沢山の取材をして頂きありがとうございました。
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Posted by NPO法人 ヴィレッジネーション at 14:57 | 子供 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
一年を通じて、園児が交流[2019年03月26日(Tue)]
2018年度(6年目)の園児交流が終わりました。

4月23日に、ふじキンダー学園にて共同で掲げたこいのぼり。
5月11日に、あさひ幼稚園で掲げました。
8月1日に、両園で願った、七夕飾り。
9月26日と6日に行われた、両園の運動会。
3月18日と20日に行われた、両園の卒園式。

きっかけは2011年の東日本大震災。
津波で園舎が流失したあさひ幼稚園を応援しようと始まった企画。
1年目は、共に応援、
2年目は、復興を追い風を南三陸町へ。
3年目は、遠くにいるお友達を想う。
4年目は、子どもたちの繋ぐ笑顔が未来を繋ぐ。
5年目は、新園舎でのびのび交流こいのぼり。
6年目は、お空で繋がる友情こいのぼり。

そんな思いで駆け抜けてきました。
一年間を通じて、交流が出来たことに感謝申し上げます。
両園の賛同が得られ、来年度も繋ぐことを祈るばかりです。

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(キンダー学園が贈ったお守りと手紙)

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(あさひ幼稚園から届いた卒園メッセージ)
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