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ばぱなかま

私たちは広島県は福山市のとある地域で学習支援を目的としたNPO団体です。「真の学力はお金で買うものではない!」をモットーに、地道に日々の学習をしている子どもたちを応援しています。
普段は学習塾を運営しています。そして隙あらば(?)イベントを企画実行!さてさて今日は何が起こりますやら・・・


友達とは・・・ [2017年07月12日(Wed)]
最近、登校しぶりをしている中学生のA子のお母さんからSOSを受けて、家庭訪問をしました。

A子は、小学校を卒業するまでも、かろうじて保健室登校ができていた状態でしたが、中学に入学すると仲の良い友達が同じクラスであることが後押しになって、中間試験が終わるころまでは休みなく頑張って登校していました。中間試験の成績も国語が90点以上だったりと、とても良いリスタートができたと、周りの大人も一安心でした。

ところが、中間試験が終わったころから突然「学校に行きたくない」と言い出したそうです。理由をあまり言いたがらないA子でしたが、お母さんが「普段登校支援をしている木村先生なら話をするかもしれない」ということで、連絡がありました。

そんな経緯でA子に会った木村。「お母さんに言われてきたんじゃろ。いらんことするんじゃけぇ。」と、A子から先制パンチをもらいました。ちょっとイライラした様子が見て取れました。
こんな時の木村はかなりサバサバした感じで対応します。「まあそうなんじゃけどさ、ちょっと最近A子と会ってないからどうしてるかな〜って思ったときに、お母さんから連絡もらったから、そそくさと来たよ。グッドタイミングじゃったわけよ。思い、思われってやつ?」「うち、思ってなんかないし!」「うわ!今ぶっとい矢が刺さったわ〜。」

そんな感じで変なやり取りをすること数分、A子は少しずつ話をしようかという体制になってきました。「学校どうよ?」と聞くと「楽しくない」との答え。その理由を聞くと、最近仲のいい友達が学校に行かないので、教室に上がっても独りぼっちでいるそうだ。それが耐えられないと。他のクラスにも友達はいるけれど、そこまで行く時間も気力もない。そんな理由でした。

A子のような子は結構多く、自分から話をするタイプでない上に顔の表情があまりない子たちは、近寄りがたい印象を相手に持たせてしまうので、友達を作りにくいのです。さらに、その第一印象を残念ながら自分で打破することができないのです。もし、誰かが話しかけてくれたら、素の自分を出すことができたら、新しい友達ができるかもしれないのに、「クラスではもう私は物静かなイメージになってるんだもん」と、そのイメージに自分が固執してしまっているのです。

木村は、一見社交的に見えますが、実は孤独な時を過ごしていたことがあって、A子の気持ちも痛いほどわかるのですが、反面、孤独な木村は孤独を楽しんでいたという側面もあるので、「一人で楽しむことを探すとかは?」という私の経験からくる提案をしましたが、それは「いやだ」と一蹴されました。(;´д`)トホホ。

中学時代に小学生の頃とはまた違った友達を作ることは、学校生活を楽しいものにするためにも大切なことですが、「本当の意味での友達とは」を考えていくことも大切になってくる時期だと思います。A子にもこのことを話しました。そして、私の長年の友達との「ともだち始まり」についても思い出話的に話をしました。そして、いくら友達だからとはいえ、「友達のせいで、自分の進路がこうなった」とか「友達のせいで自分の人生が狂った」なんて決して思ったりしないよう、友達同士尊重しあえる間柄になるようになればいいねと、話をしました。

「まあ、友達を作るのは難しいかもしれないけど、クラスにいて、共同作業をしたりなんかしたりで友達ってできるんだから、クラスにいないのはチャンスを逃すことになるよ。」と言いました。

中学校に入学してまだ1学期がやっと終わろうとしているところ。2学期はいろんな行事が目白押しでしょうから、A子もまだまだ友達ができるチャンスはあります。私は場外で見守るしかできないですが、彼女の後ろで後押しできればと思っています。
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