雨だ。久しぶりに見る雨。
いよいよ退院です。
担当の看護師さんに毎日特訓受けました!
シャワーのあとの傷口の処置や、(縫ってもまだ1・5センチ開いてる)
チューブ2つが入ってるところの処置。(糸で皮膚とつながってる)
スーパーナースと豪語する彼女に厳しめに特訓されました…。
スーパーナースは救急にずっといたので、
ホントに仕事も早い、かつ適切な判断力。惚れ惚れします!!
普通にかわいい女の子なんだけど、スイッチ入ると目が変わる!
何気に恐い…((((;゜Д゜)))
この病院、救急指定病院の中でもランクが一番上の方にあるそうで、
救急志望のナースが一番多く、面接で振り落とされるそう…。
どうして一番大変そうな、胃がキリキリしそうな、
救急を志望するのか?、と凡人の患者は不思議に思います。
みんな本気で看護師やってんだな〜!って…。尊敬しますだ。
が、そんなキャリアと実力を兼ね備えたスーパーナースは、
この3月でここを辞めるのです。
なんと、これからオーストラリアへ飛んで、一年滞在するそうです。
しかもアチラの看護師の資格を取るための勉強をするとか…
かなり難しいらしいです。
海外のナースって、医師並みの知識を必要とされるみたい。
みんな、エライな〜!
主治医曰く、
「ナースは辞めるとオーストラリアに行くんだよな〜。」
なんだって、、。
気持ちわかる気がするな〜。
「ヨキータさん!よく頑張ったねぇ!本当に良かった。」
と、スーパーナース。
看護師さんたちとはもうすっかり仲良しです。
彼氏の話をしてくれたり、
出身地のこと、地酒、旨いもの、たくさん教えてもらったり。
私のことも皆、知ってる。
フラメンコのことやイタリアにいたこととか、イベントやるとか、、(笑)。
先日の土曜の朝は、またまた明るく主治医が登場。
「今朝、テレビでやってたよ!!」
?(@_@)!?
「ローマにね、面白いところあってさ!!
どっかの屋敷の門の鍵穴から、
バチカンの大寺院が見えるんだよ!!知ってる!?」
「ああ、マルタの騎士団の館ですよね、去年行った〜。」
「え〜〜。行ったの!?あそこ…
スゲーな…。」
そう、すでにワイハ〜からイタリアに話は飛んでいて…( ̄▽ ̄;)
イタリアのブドウ農園に住んでた事を言ったとき、
「へー(゜ロ゜;、スゲーな…。」
と、改めて目がパチクリ。
ボジョレー・ヌーボー、って、騒いでるのは日本だけでさ、
あっちのひとは大騒ぎしないんでしょ!?
などと、質問ぜめでした。
自分の畑で作ったワイン、みんな飲んでますね〜、と言うと、
(酒豪らしい)主治医はなんとも言えぬ遠い目をしていた(笑)。
「それ、最高だね。」
ヨキータさん、俺らよりよっぽど広い世界に生きてるね、
と言ってくれました。
痛い処置の間、いつもそういう、なんてコトない話題をふってくれ、
そしていつも、皆でガハガハ笑っていたこと。
本当にありがたいことです(泣)。
だからきっと耐えてこられたんだよな…、と。
振り返ると、じぃ〜ん。
(;_;)/~~~。
センチメンタルなヨキータ。