寝不足〜
[2011年01月30日(Sun)]
夜更かししたかいがあった。スカッとするボレーシュートでした!
今回はどの試合見ても、なにか共通するものがあったね。
ザッケローニさんも興奮して話してましたが。
だんだん人のよい普通のイタリア人のおじさんに見えてきた。
彼は一時期、サッカーを離れて料理の世界に行った人なので、レストランも持っているらしい。
行ってみたいな。美味しいのかなー。
彼は輝かしい経験値と、そして若い時にしんどいサッカー人生を歩いてきた人だから、
だからこそ、すごくいろんなところに目がいくし、絶妙な采配もできるのだろうな。
朝、解説の人が言ってたけど、ザックおじさんは「リスクを冒す」采配をするんだそう。
あー。私もリスク冒すの大好き。胸がすくのはそのせいかしらー。
大会をケガで泣く泣くチームを離れた選手たちにまず賛辞をおくる、という人間性もすばらしい。
あの「もってる」本田が、優勝の瞬間に長友の手を振りほどき、走った先が、ザックおじさんだった。
抱きついた二人はまるで、出会ってすぐに恋に落ちた恋人のよう。(おい、何を言い出す。)
この数カ月で選手たちの信頼をあっという間に勝ち得た、ザックおじさんの人間性、これもまた
大きな勝因なのではなかろーかと。サッカーの事、ホントはよくわからん私は思うのだった。
「個」の力が最後の勝敗を決めることは間違いないけど、今回は「団結」の勝利。
そんな不思議な印象でした。
なにはともあれ、最後の一発、ボレーシュートを鮮やかに決め、一生忘れない、最高のシュート!と興奮していたのは、この夜のヒーロー、李忠成選手。
矢を射抜くポーズだけど、これはサンフレッチェの選手だからかな?
サンフレッチェ → 日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ(矢)」をあわせて作った造語。
「三本の矢」といえば、戦国武将毛利元就の「三本の矢」だよん。
そして、サンフレッチェといえば。
そう!サンフレッチェユースで頑張ってる甥っ子のまーくんです。
マーくんに、サンフレッチェの選手が決勝点入れてよかったね〜、とさっきメールしたのだけど、
さっそく返事が返ってきました。
「あのね、李忠成選手って、すごいんよ。」 と、マーくん。
サンフレにきて2年ぐらいはベンチにも入れない状況で、サテライトっていうプロの一つ下で、
いつも黙々と練習して頑張っていた選手らしい。
「しかも、ユースの俺らにもめっちゃ愛想よくて、あいさつめっちゃ返してくれるし。」
へー、そうなんだ。
「そこからはい上がって、昨日決勝ゴール決めたけぇ、めっちゃ嬉しかった!。」
それはそうだよねー。嬉しいよね。
実はマーくん、この数年で成長期によくある骨折を何度も経験している。
このお正月にも、腰の、なんたらいう骨を骨折してしまった。
そしてそのたびにしょげている。
いっぱい走りたいのに、ボールを蹴りたいのに、なかなか思うようにいかない。
この春にはイタリア遠征もあるという。
焦らないでほしいけど、そりゃ焦るだろうなあ。
気休めに、お正月はイタリア語講座を開いてあげたけど。つらそうだったなー。
「香川もこんな絶好調の時に骨折して、どんだけ凹んでるかわからんけど、やっぱしプロの顔しとるしな。こんなチャレンジがますます彼を強くするんやでー。」
と、甥っ子におもわず説教こいたが(笑)。
その返事がまた泣かせるだよ。
オバサンって、ほんとバカだね〜〜〜(笑)。
↓
マーくん
「うん!俺も今は自分に起こっとる全てのことが、未来の自分への成長につながると思って、1つ1つの出来事とか出会いを大事にしとる。ヨキちゃん見とってよ。こっから巻き上げていくけぇ!」
神さま、私に宝くじが向こう一年当たらなくてもいいですから、
どうぞマーくんの骨を長友みたいに頑丈にしてあげてください。
私、今日はサッカーでなくて、ウズベキスタン料理のこと、書くつもりだったのにい。
あー、びっくり。
ちなみに、私は長友が好きです。