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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


プロフィール

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オーブの正体 [2009年09月29日(Tue)]

「オーブ」って。知ってる?

玉響たまゆらと呼ばれる現象のことです。
「オーブ」と呼ばれるエネルギー体は、山や川、滝などによく現れるそーです。

自然界の「精霊」と呼ばれることも…。

こういう目に見えない現象って、ホントかどーかわからないし。
必ず、やっきになって否定する人もいますよね。

たとえば。

オーブ写真のほとんどが、フラッシュの光が、空中の水滴やチリに反射して写ったものであり、
普通の物理的な現象なのである、とか。
フィルムカメラよりもデジタルカメラで顕著に現われるとの説も。

私は今まで一眼レフでもデジカメでも、そんな白い玉響らしきものなんて映った事なかった。
だから、そーいうものがあるってのも知っていはいたが・・・。どーでもよかったんだよね。

だが。


ハワイ島ではことごとく、私のデジカメにこの「オーブらしき」白いものが、映るではないか。
えー。なにこれ!って感じです。不思議だね。

特に、月に向かってシャッターを押すとたくさん出るんです。

科学的に説明できるもの、だとしても。
なぜハワイ島ではこんなに? 

マウナケアの山の上では、バシバシ映りましたよ。雪が降っているようでした。
オーブの雪。不思議だべ…。

ここからは、おまけの話なんですけどね。


先日、部屋を整理整頓していて見つけた、ずいぶん昔の写真。
ネパールのエベレスト街道をトレッキングした時のものです。

仲秋の満月に合わせて行われる、標高高い僧院でのお祭り。
それに参加するために、初めて登山靴を買い、頑張って登ったのだけど。

はっきり覚えています。
厚い雲が覆っていた空に、突然まん丸いお月さまが。 

その神々しい光は、キラキラと黄金いろに「エベレスト」を照らしたんです。
テントから出て、その荘厳な美しさに感動、見とれていたもんです。

久しぶりに拝む?この写真。ちょっと驚きですよ。
お月さまの周り、オーブ出まくりですよ。それもドカンと大きなオーブ!

あの頃は、オーブなんてさー。気にも留めなかったけど・・・。
久々に写真を見て、ホントにびっくりしちゃいました。

まーね。そりゃ、ほとんどは何かの偶然なんだろうと思うけどね。
 
私らの思い知るところの、そのもっと上の方で、想像もつかない世界があるんだと思うな。
あって当たり前なんだと思いますわ。 

人間、何でも知ってる、なんでも物理的に解決できる、なんて。
傲慢になっちゃいけませんわね。

まだまだわからない身体やこころの病を、私たちはずっと抱えているのだから。
ムーンボウ [2009年09月26日(Sat)]


突然、再開します。
どこまで進んだかわかんなくなった、ハワイ紀行です(笑)。

天文台すばるがそびえたち、氷の女王ポリアフの住むというマウナケア山頂で、
極上のサンセットを堪能、「感動のあまりジャーンプ!の私たち」と、いうとこまで?だよね。

4000メートル級の山頂で見るマウナケアの星空。
「満天の星空」には間違いないのだけど。

残念ながら、満月を二日後に迎える日だったので・・・。
明るすぎて、星がきらめく、という感じでもなかったのだ。 

新月の方が、そりゃ星も天の川もきれいに見えるよね・・・。がくっ。
満月の二日後から、いい感じになるらしいです。

「でも、ムーンボウ、おとといに見たよ。」と、星に超詳しいガイドのお兄さんがひとこと。 

えー。二日前えええ。めちゃくちゃ惜しいじゃん。くー。

「ムーンボウ」 って、知ってますか?

月光の下、静かにひっそりとその姿を見せてくれる虹、そう!夜の虹なんです。
それが、ムーンボウ。そう簡単には見ることができません。

写真集で見るたびに、うっとりため息。
幻想的なのです。

ムーンボウは見れなかったけど。
この夜の星空観察ツアー、とってもおもしろかった!

さっきの星オタク?のガイドさんが、望遠鏡とレーザーペンを使ってご説明してくれるんです。
彼の話がホントに面白い!

「牡羊座の人〜!」とか言って、参加者の星座を聞きつつ、
黄道12星座にそって、その星のエピソードをオモシロ可笑しく説明してくれる、という流れ。

私は蟹座なんですけどオ・・・。まさに、この日は誕生月。蟹座の7月だった。

「残念ながら、蟹座は今太陽と一緒にお隠れになってまーす。」 で・す・よ・ねー。

各星座の形が 次の星座にどう作用しているかをレーザーペンで指しながら、
たとえば、射手座の矢がグサッとさそり座を刺してる風に見えるんだけど、
だから、さそり座と射手座の関係はこうこう、こうで・・・、とか。

(うー。説明しずらい!すみません…。素人の私にゃ無理でした。)

寝っ転がって、流れ星を探してみたけど。空は、宇宙は大きいねえ。
こんなひととき。たまにはいいです。

甥っ子たちに、この天然プラネタリウム?見せてあげたいなー。

実はアタクシ、大の宇宙好き、星好き。宇宙人好き、ウルトラマン好き。

「他に質問はー?」 ガイドさんの声に、ウルトラマン好きの私が間髪入れずに質問。

「M78星雲、どの辺にあるんですか!?」 

ツアーの皆さん、クスクス失笑していたけどさ。

星オタクのガイドさん、真面目にちゃーんと答えてくれましたよ♪
あるんだよー。M78星雲! マジ、行きてえーなあ(笑)。

彼が撮ってくれた、とっておきの一枚がこれです。
南十字星キラリ!
                    ↓




さーて。思い残すのはただ一つ、です。

「ムーンボウ」をいつか見るぞー。

また絶対、ここに。
マウナケアに戻ってくるぞ!
笑いました。 [2009年09月23日(Wed)]

久しぶりの歌之助さんですよー。

恒例、歌之助上京の会に行って参りました。
6月に「イタリア語落語」日本初のお披露目会をやった、あのお江戸日本橋亭です。

今回はシルバーウィーク真っ最中、ということもあって、特に集合をかけなかったのだけど。
「行く、行きたい、行きます〜!」という人たちから連絡が続々ときまして…。

私のグループだけでも、なんと15人行きました。
それを考えると、歌之助さんの人気、東京で定着しつつあるんだなーって、嬉しくなります。

そう言えば、あの怒濤のイタリアツアーからちょうど1年ですもんね。
あのドタバタの、厳しい、そして激しーい日々からもう1年…。

確実に時は流れていきますね。
時間というものは・・・。時に残酷で、時にものすごく優しい。そんな想いしきり。

昨日の高座では、まくらの部分にもさりげなくイタリア語をちりばめて笑いを取るあたり、
歌さん、その後もいい感じでイタリア語落語を使っているんだな。さすがじゃ。うまい!

今回の演目は「寝床」その他。

「歌々志さん」、のころはまだ危なっかしいところもあったと思うんだけど、
(なにしろ聴き手の私も素人だったからな。)

最近は安心して聴いていられるし、なにしろ面白い。巧い。
プロに向かってこんな事言うの申し訳ないけど、何だろ、職人、って感じするのだ。

この人、どんどんうまくなってくなー。って。

この日も、仕事でお世話になっているBさんが駆けつけてくれたんだけど、
彼女は、日本伝統演芸一般、歌舞伎、落語、とかなり目・耳が肥えているのです。

終了後、振り向くと、彼女は満面の笑顔。
「すっごく面白かった!すごい、歌さん!」と最上の褒め言葉を下さいましたあ。良かった。

仕事でイタリア語も解する彼女、まくら部分のイタリア語も驚嘆したという。
やったね。歌さん、ブラボー。

打ち上げも、居酒屋で飲み放題&どっさり食べるコース2980円で楽しく盛り上がりました。

テーブルはさんで、向かい合わせに平均年齢80うん歳の面々がずらりんこ。
こちら側は、うら若き?脂乗ってる女性軍。
これって、異種格闘技コンパかいな、って笑っちゃいました。

80歳になろうかというM川さんの奥さんは、今年なんと冨士登山を成し遂げたという。
「かっぽれ」を見事に踊るだけあるう。怪物だわ。

彼女、キリマンジャロ(旦那の高山病で登頂はできず。)もアコンカグアも制覇しているツワモノ。
女は強し。そう、強くて優しい。死にそーな旦那を置いて登頂をしたりしない。

「生きてる間にさー。」 そのミセスM川さんが、甘える仕草で私に切りだす。

「ヨキータさーん。どこかまた行きたいからさー。なんか企画してよ、また。ねっ??」

うー。老人に甘い猫なで声出されてもなー。かわいいけどさ(笑)。
みんなで船旅がしたいという。でも、こちら若者グループはお金がない。

「M川のお父さん!こうなったら、みんなのために船をチャーターして下さいよう。」 

M川のおとっつぁん、目を丸くして。薄い残り毛を揺らす。

「年金生活者に何を言う!億はかかるぞ。」 爆笑でした。

生きてる間に・・・。あー。叶えてあげたいよ、そりゃ。
お父さん、もうあまり歩けないし、(イタリアの石畳の街も大変でした。)

86歳の彼や90歳の静子ちゃんに、また楽しい思い出を作ってあげたいもんだよね。
「冥土の土産ツアーを買いに行く」 そんな企画。誰か考えて♪

昨日の「歌之助上京」、前座も良かったです。
カンザシいっぱいつけたねーさんたちが三味線でドドイツ。「東京ガールズ」も面白かったし、
(これ、やってみたいなー。出来ソーな気がするううう。)

そして、浪曲師の「玉川太福(だいふく)」さん。

浪曲って、普段全く触れる機会がないもんね。
聴けるかなーって心配だったりするけど、でもすごく面白かった。

日本の伝統演芸、って底が深いですね。とても豊かな時間を過ごせた気になりますもん。

この太福さん、歌之助さんとは同じ千葉大の出身という縁で何度か前座を務めているそう。
その頭の良さに加えて大変な好青年風。

着物姿もなかなかだが、私服になると、雰囲気ガラッと変わって、背も高く、ガタイでかくて、男前。
そして浪曲やるだけあって、声がいい。これはモテるやろなー。

歌さんが、私たちのテーブルに太福さんを連れて来てくれたので、楽しくお話しさせていただいた。
ぴこーん!魔がさしたアタシ。

「ね、ね。太福さん。」 「はい??」

「イタリア語で浪曲やりたくない?」 

ええええええ! みんな大爆笑。 歌之助さん、あわてて絶叫。

「あかんで、あかんで。この酒の席で何気にやります、なんて返事したらボクみたいな事になるで!」

大爆笑。

「だって、歌さん、イタリアで全然モテなかったけど、太福さん、絶対イタリア女性にモテるもん!」

ここで歌さん、目、まんまるく開いて、なぬっ?って顔。大爆笑。

「歌さんのイタリア語落語の前座で、太福さんのイタリア語浪曲!超かっこいいと思う!」

ヨキータの妄想は、こういう時冴えますの。

「場所は、ローマ。フォロ・ロマーノ。コロッセオ!」

何万の聴衆が見守る中、檻からライオンを放して、同時に歌之助・太福も反対の檻から登場!
血まみれ、命がけの日本伝統演芸、かっこいー!どうよ?

「まさに、動物園のネタを地でいく、みたいな。」

最後、りこぴの一言で、まさに、まさに!

注:
イタリア語落語は、「動物園」という演目です。
死んだ虎のキグルミをまとったボンボンが、動物園で檻の中で寝てるだけのアルバイトをします。
が!!! 主催者の勝手な企みで、ライオンが檻から離されて、決闘に〜〜。
食われそうになります。が、ライオンもやっぱキグルミだった、つうあらすじでした。

うまいぞ!りこぴ。歌さんよりおもしろーい。
この夜、大爆笑の嵐でした。

コロッセオで高座。ぞくぞくするな。
誰か企画してくれんかなあ(笑)。
無花果 [2009年09月21日(Mon)]

スーパーで、大入りパックのイチジクを見かけて。

「ジャム。作ってみよっかな。」 買っちゃいました。衝動買い。

トスカーナのブリケッラ農園で働いていた頃、いろんなジャムを作りましたが。
イチジクのジャムは特に思い出がいっぱい。

スーツケースひきずって、やっとこさ農園にたどり着いたあの夏の日。
その翌日だったかなー。たしか。

「ジャムを作るから、イチジク摘んできて。」 と、早速指令をうけた?アタシ。

(えっ、ジャム。やったことないよ、やべー。) と青ざめつつもカゴを手に、イチジク求めて三千里。

ぶどう畑のその向こうに、イチジクの木がたくさんありました。

可愛いトルコ人スタッフの女の子が、手とり足取り教えてくれて。
お互いにうまくはないイタリア語で、楽しくコミュニケーションをとりながら作業を続けたっけ。

熟れたイチジクを口にほおばって、その甘さに思わず笑顔の私。それを見て彼女も笑う。
あっという間に、カゴいっぱいのイチジクを収穫。日本のと少し違うんですよね。

冒頭のイチジクの写真はその一部です。

たくさん摘んできたイチジクを半分に切り。
大きな大きな鍋でお砂糖やレモン、白ワインなどでグツグツ煮ます。

甘ーい匂いが漂って、もーたまんないのです。(足元はべたべたなんだけどね。)
出来上がったばかりの熱、っつーいジャムを何百の瓶に詰め、煮沸。

汗もだらだら。まだ暑い9月だったので。
でも、なんだかとっても楽しかったなー。そして、出来上がったジャムは格別美味しかった!

イチジクのジャム、それ以来ですねえ。

あの時の量に比べたら、このパック入りのイチジクなんて。
私一人であっという間に食べ終わっちゃうなあ。だって、15分でできちゃったもんね。

ちょい出来たてを食べたらば、あらら。
美味しいやん。ちょーうまいやん。これ売れるじゃん。(言うだけよ。)

やっほー。
手作りっていいね、いいね!

もっとたくさんあったら、おすそわけも出来るけど。
とりあえずは、明日の朝食。楽しみです。
グッド・バッド・ウィアード [2009年09月19日(Sat)]

グッド・バッド・ウィアード。
前回に続き、もひとつ、最近見た映画のこと書きまーす。読んでけれ。

韓国の3大スター共演による痛快ウエスタン!
2008年のカンヌ映画祭で絶賛された、韓国版西部劇なのでーす。

イ・ビョンホン、チョン・ウソン、ソン・ガンホ。ありえない豪華共演です。
(誰、それ?と首をかしげる貴女。人生損してますわよ。)

テーマ曲をORANGE RANGEが担当しています。いい感じだよん。

超簡単なあらすじ: 

1930年代の満州原野。
孤高の賞金ハンターのGOOD、冷酷なギャングのボスBAD、間抜けなコソ泥WEIRD。
犯罪のプロである悪党3人が、1枚の宝の地図をめぐってし烈な攻防戦を繰り広げる。

私にとりましては、夢のようなキャストなのです。完璧。
大好きな2大スターが同じ映画に出るなんて!

超悪役のビョン様もなかなか良いではないか。彼の悪役、哀しくていいやんね。
あの寂しげで甘い目が。語りますなあ。

目は寂しげで、身体はムキムキいいい。


そしてそして!

馬を華麗に乗りこなし、空中からターザンの如く砲撃、チョン・ウソンもありえないぐらいカッコえー。
あ、ほら、チョン・ウソンて、「私の頭の中の消しゴム」に出てた人ですよー。

レディース・デー割引の千円ぽっちじゃ、嬉しいけど申し訳ない。
観た後は、お腹いっぱいな気分です。ごちそうさま〜。

めっちゃテンポ良くて、音楽もうまく使われているし、なかなかの作品でした。

間抜け役のソン・ガンホだって、笑いはとるが、負けず劣らずのカッコよさではないかしらん。
彼の存在感はさすがです。うまいなあ。

周りのお客さん、みんなゲラゲラ笑ってた。そう、なんかコメディタッチなのです。

うん!
たまには、えーです。こういう軽めのタッチ。
ただし。血はめっちゃくちゃ飛びまっせ。
南極料理人  [2009年09月16日(Wed)]

南極料理人!

皆さん、見た?私は、確か先々週?かな、見ました〜。
けっこう、ヒットしてるみたいですね。

南極で一番過酷な環境として知られる「ドームふじ基地」に派遣された料理人。
観測隊員を支えるため絢爛豪華な料理をふるまうコメディドラマです。

(北海道の網走で撮影したらしいけど、その体感温度は南極以下だったという。) 

ドームふじ基地のあたりは、気温低すぎてペンギンもいないんだって。
ウィルスも存在しないから、風邪ひかない。
風邪が存在しない。イコール、仮病が通用しない…。辛いやろなー(笑)。

実際に南極で料理人だった西村淳さんの原作で、以前から封切りを楽しみにしてました。
堺雅人扮する料理人を含む、8人の個性的な男たちが繰り広げる人間模様、面白かった。

冷凍された、膨大な食材が、南極ならではの工夫された料理法やレシピで、
あっという間に、美味しいごはんにへんしーん!

次から次へと、よだれが出そうな「ごちそう」のオンパレード。

地球の果てで口にする、まぐろの刺身にうまそなラーメン。イクラにエビフライ。
揚げたての天ぷら、豚汁、ローストビーフ。中華にフレンチ、懐石?料理。

主演の堺雅人、いい味出してました。
彼のかっぽう着姿やシェフ姿、さまになってるし、なんでも似合ってるし。 

だけど、堺雅人の娘役の女の子の演技がうまくってね〜。
だから、日本に残される家族のドラマもいやらしくない、つうか。

この作品自体、ドラマというドラマ、特にはないんですよね。

淡々と過ぎていく日々の暮らし。ひたすら長い。進まない一年分の日めくりカレンダー。
閉塞感100%の南極での生活、その極度なストレスと向かい合う隊員たち。

そして、「ごはん」というエッセンスが素晴らしく生きてくる。

わざとらしいハプニングもないから、余計リアルで。
人間て、南極に暮らしちゃうと、そーんな感じなんだ。 …って思えてくる。

朝ごはんを、いつものように支度してるテーブルで、
デッカイ「う○こ」が出た!!!と、隊員が大騒ぎするシーン。一番リアルで好きだった。

お客さん、最初から最後まで実によく笑っていたけど。
私が声に出して笑ったのは、この「う○こシーン」だけでした。

あー。こんな大ごちそうを大スクリーンで見ちゃったら、お腹がグーグーですよ。
全部食べたーい。

そして、すっかり食欲増進の胃袋引っさげてむかったのは池袋西口。
アルバイトしている会社の新入社員歓迎会です。

いつもなんだかんだと、美味しいものをごちそうして下さる太っ腹のオーナーは、
本当にグルメで、都内のウマどころはほとんど押さえているんじゃないかと思えてしまう。 

そして、この日の食事処は、映画に負けず劣らず。美味しかったでーす。

パエリア3皿おかわりして、パスタもマグロもフォアグラもデザートも、その他モロモロ。
全部美味しかった。 レベル高くてびっくりです。

おまけに水曜日は生演奏付き。各テーブルをアーティストが回り、歌います。
ギター侍ならぬカンツォーネを堪能できました。

美味しい一日でござったなあ。
(繰り返しますが、2週間前、の一日です。)
豚カルビ [2009年09月15日(Tue)]

「豚カルビ占い」って知ってますか?

東京の人でも知らないよね。(だってネーミングは私だし。なはは。)
「豚カルビ」が占いしてくれるわけじゃないんですけどね。

うちに遊びに来た友人が、そんな面白い店があるらしいと、噂を聞いて行ってきたらしい。
その話がまたまた興味を引いたのであります。

「預言カフェ」、という摩訶不思議な空間のことを、以前書いたことありますが、
システム自体は、どうやらあそこと同じような感じらしーのです。

@ 韓国料理のお店で、楽しく豚カルビをいただきながら、ひたすら順番を待つ。 
A そしたらば、「魚ちゃん」という女性がテーブルを回って来て、
B ひとりずつ占ってくれる。(無料)

お客さん全員を見るわけだから、ワンポイント占い、ぐらいでしょうけどね。

「豚カルビ占い」探検ツアーに賛同してくれた?友人二人を引き連れて(笑)
新大久保のアジアタウンに出かけてまいりやしたよ。

で。どうだったか??? 笑っちゃいました。大笑いです。

久しぶりに会う二人と、楽しく飲んで食べたから良かったようなものの。
待った、待った。待ったってもんじゃないっす。

占い目当てで来てる?おねーちゃん達で店はあふれてるし。
(予約しないと入れません。いつも予約いっぱいです。)

この「さかなちゃん」、あの魚ちゃん同様?やたらテンション高く、あっちこっちと飛び跳ねている。
この人が…。どんな占いをするっちゅうんや??

4時間以上待って。よ、よ、ようやく、私らのテーブルに現れたさかなちゃん。
こちらのテンションはすでに下がり気味?

魚ちゃん、あらかじめ用意しておいた三人の名前と生年月日を記した紙を、ジーっと眺め。

「どのですか、この人は。」 と、私の名前を指した。ぎょっ。トップバッター?

「はい、私です!」 と、挙手。

チラッと、もう一度生年月日をみて。魚ちゃん、スイッチオン。
さー。始まりました。一気ですよ、一気。一気にしゃべりましたよ。



「アナタ、結婚するヒトです。結婚してクダサイよ。」  ほえ。

「なぜかというと、アナタは一人で生きて行けない人ナンデスヨ!」  えっ。

「弱いヒトなんですヨ。」 えー。そうかあ?

「なぜかというと、アナタは具合が悪いヒトなんですヨ、身体が弱いヒトなんですヨ。」 

ぎっくー。

「だから、一生アナタの面倒見る人、絶対必要なんですヨ!」 あ。。。そう。

このあたりで、同じテーブルの友人二人は、その鋭い指摘に目を見開き、口があんぐり。
引きつっているのを、動体視力でキャッチしやした。

「早くアナタ、検査してクダサイよ、病院に行って。生まれた時から、病気ある人だから。」

がんがんがんがーーーーーん。 それはもう知ってはいますけどオオオオ。

し、しごとは?と、一応質問もしてみたんだけど、あっさり却下。

「仕事おお?病気治さないことには何も出来ないデショー!早くナオシテ。」 

でも・・・。この病気治んないんだもん。その先、聞かせてくれー。

当たってるけど、ツメ甘くないですかね。
ま、仕方ないか。サービス的な占いだしさ。

他の2人、トップバッターの私がどんピシャに言い当てられたものだから、
背筋真っ直ぐにして(笑)、自分のを聴いてました。笑えるー。

彼女たちも当たっていた。そして、かなりグサッとくることばかり、集中砲火。
私は声あげて笑わせてもらったけどさ!

「私の結婚は?」 と、ワクワクして質問した友人Aには・・・。
「アナタ、一人で楽しいヒトだから、オトコ要らないデショ。一人で生きていってクダサイ!」

申し訳ないけど笑いました。当たってるそーですケド。
帰り道、友人Aは、「運命に負けず、結婚するぞー!」 と叫んでました(涙)(笑)。 

魚ちゃん、ぶっ通しで何時間もしゃべり続けていて。疲労の局地だそう。

「わたし、疲れた!のど、ギブスする!入院するヨ。わたし201号室、アナタ202号室。」

ぶっ。アタシ? 202号室ですかいな。
なんなんでしょね。これ(笑)。

あ、豚カルビですか?美味しかったよーん。

復帰宣言 [2009年09月12日(Sat)]

写真、セドナでくたばってる、アタシです。なつかしー。

さて!高熱が出た翌日から、なんとか普通に活動してます。
心配おかけしました〜。

昨日は、朝から病院の検査で。そりゃもー、混んでた混んでた。
予約しているにもかかわらず、受付から支払いまでトータル、2時間もかかりましたぜ。

微熱だったからいいけど、これ、一番しんどい時だったら待ってられません。

待合室に座ってる面子を眺めたら、どうみたって私よりずっと年配、かなりの高齢者ぞろい。
ちょっとぐらい辛い状況でも、席はゆずってもらえそうにないよー。
(というか、何度か立って席を譲りました。)

命の灯がこと切れそうな蒼白なおジイちゃんとか、次々に来るし・・・。
一番若そうな私は、しんどくても立つしかないッス。

そして、いちいちムカつくのが受付の、ちょいと年いった?ねーさんたちです。
もちろん、全員ではないけれどね。笑顔の方は笑顔だけど。

尋常じゃない忙しさ、予約通りには来てくれない患者さんたち。
そんな諸事情、お察ししたいとこですが。でも、感じ悪すぎです。

質問に対しても、目もあわさず早口で対応して、ハイ、終わり。時にはキツイ一言で対応。
何のストレスを、お年寄りたちに向けているざんしょ。
大きな病院ではこうなってしまうのでしょうか。

早口でテキパキと処理され、年配の方たちは泣きそうになりながら、その場を去ります。
具合が悪いから来るのにね。座っているだけで私、ほんと胸が痛くなりました。

私はいつもの如く、採血です。
前回の血液検査、胆管の数値がやはり少し上がっているみたいです。それから貧血気味。
他は異常なーし。

「いやー。素晴らしいですね!」と、担当の先生。毎回こうしてホメられる私。
じゃ、なぜこんなに熱が出るんじゃよ。

お気楽な先生の顔を見ていて、うーん、誰かに、誰かに似ている!
それも最近見た顔。 誰や誰や。

あああっ!

ケアリイに似とるやんけ。ゴツゴツ顔が似てるのか。ケアリイを坊主にしてしまえば、こうなる。 
なのにこの違いはなんだろう・・・。

激務に身を投じると、こんなにしなびてしまうのか?(超失礼)
思わず、先生の「白ふんどし姿」を妄想してしまったアタシです。

午後はまたまた忙しかった。
病み上がりでダイジョーブかな、と思いつつ。アルバイト先の会社へ。

今日の夜は楽しみにしていたコンサート、それもハシゴです。
オーナーさんの車で、池袋の立教大学に。 

年代物、アンティークな「第一食堂」で、ジャズのコンサートに連れて行ってもらったんです!
こんなに素敵な会場だとは思っていなかった。

本格的なジャズを楽しみながら、軽食と、ワイン。
(病み上がりにはきつかった。が、せっかくのオーナーのご好意。。。)

なんと、ひと口で酔っ払いやした。素敵なジャズで身体がスウィングしておりました。
立教OBの方たちで、すごく盛り上がってました。東京ってシャレたことするねー?

そして車でまた移動!今度は目白です。


「ジュスカ・グランぺール」 バイオリンとギターのデュオのライブ。

こじんまりとしたカフェで、美味しい食事をいただいた後、素敵な演奏を楽しみました。 

このデュオは京都で活動しているのですが、東京でも時々ライブをやっています。

「共に白髪になるまで、続けて行きたい。」という気持ちをこめて、
フランス語でジュスカ・グランペール(おじいさんになるまで)と命名したんだそうです。

フランソワ・オゾン監督の映画、「僕を葬る」に、ジュスカの曲が大抜擢されているし、
彼らの代表曲「Gypsy Dance」は、SK-II サインズ・トリートメントのCMに選曲されてます。
あ、このメロディー、聞いたことある!と思うはず。

面白いな、と思うのは、ジュスカのライブの演出。
ホールやライブハウスに限らず、神社やお寺、美術館、庭園など。エトセトラ。
重要文化財の建築物などを舞台に演奏しているのです。

とうことで、次回のライブ情報!

「SAKURA AID チャリティーコンサート IN東京」
(吉野の桜の保全に収益が使われるそうです。)

日時:2009/10/24(土) 
開場:19:00 開演:19:30
会場:東京国立博物館法隆寺宝物館前特設ステージ
(チケットはぴあで買えると思います。)
  
そして!!!
この夜のライブ、特別ゲストとして、フィレンツェから渋めのイタリア人親子デュオが登場。

以前も書いたことありますが、おとーちゃんの方のパオロとは懐かしの再会だったのです。
(8年ぐらい前、高島屋のイタリアンフェアーで、私が通訳のヘルプで関わっていたのだ。)

彼の歌声はとても70代?とは思えない!
クリアーで、どーんと迫力あって。それでいて甘ーい歌声。ヘタするとやられちゃいます?よ。

イケメンの息子さんとのデュオもなかなか素敵です。 

来週の15日(火)まで、新宿京王百貨店のイタリア展でミニライブしています。
甘ーい歌声、聞きに行きましょう。

そういえば。
ぼちぼち、「ハワイの旅編」に戻らねば!

げっそり、ぐったり [2009年09月09日(Wed)]

携帯から初、更新してみまーす。
今日は、というかさっきまで大変だったんですぅ。

39℃を軽く超える高熱でもうろうとし、誰にどこに電話したり
メールしたのか、ほんと認識してない。
記録が残ってるので、あ、また心配かけちゃったな、と認識するレベル。

ほんと、キツかった。

ただひたすら頭の中で、ケアリイ・レイシェルの歌がどこまでもリフレイン〜。

のたうちまわって汗びっしょり。寒くて暖房付けて暑くて冷房付けて、
それをかなり繰り返して、やっと正気に戻りました。

皆さん、ごめんね。
妹と話してる時は、涙がとまらなくて。
わたし、辛いんだろな〜(と、他人事のように。)

ホントはまだ39℃あるんだけど、さっきよりは意識がはっきり。
そしてお腹もすいてる。

ちょっと座って、部屋を見渡すと、仕事の片付けがそのまんまで。
ベッドもあれている〜。すげー。暴れてるー。

辛い箇所に(臓器)、冷たいラストーンの石を当てたりとか、
保冷剤まで持って来て冷やしたりしたようだ。

体温計も二つ、すごいところにぶっ飛んでる。

最近、また熱が出はじめたなあ。やばいです。
体力消耗なり。

毎週、インフルエンザになってるようなもんだ。凹むぞ。
そしてきまって、翌日にはケロッとしてる、ときた。

もー。本当にめんどくさーい。

明日は楽しく過ごせますよーに。

写真は山梨の七面山。
素晴らしいご来光です。
お尻が [2009年09月06日(Sun)]

爽やかなお天気続きましたね。

朝、風を入れ替えて、ケアリイのCDを聴きながら、コーヒーを入れて朝食。
掃除全開モード。午後のお客さんの準備をして。

汗かいた後は、好きな香りの入浴剤をいれて朝風呂さ。
大好きな曲、「アカカ・フォールズ」とか、部屋の方から流れてきたら、もー。たまりまへん。

「あー、幸せ。神さま、仏さま。ありがとしゃん!」と、思わず湯船でつぶやきまする。

昨日は「文化の秋」そのままの一日でございました。

まずは、知り合いのおばさまが出演する「フラメンコの会」に誘われて、新宿へ。

見たところ、シニアの発表会のようで…。
ライトに照らされ、カンテにのって振り向いたお顔は。もはや後期高齢者のものでありました。

しかし。あとで年齢を聞かされて、ビ、ビ、ビー、びっくりよ。
なんと!!!

ピンクの衣装を可愛く着こなした、あの雪村いづみ似の彼女は、81歳だった。

81歳が踊る「ブレリア」。音楽にちゃんとのってるとこが素晴らしい。
それに、ホントに可愛いのです。素敵だね。

そうなると…。わたし、ひょっとしてまだ、ヒヨッコか?
ヒヨッコ、まだまだ目指す道は遠いでっす!

フラメンコでびっくらした後は。
場所を変えて、今度は浅草。いそがし…。


「浅草演芸ホール」にて、落語漬けの午後でござい。

以前、通っていた「話し方のセミナー」で知り合った仲間たちと一緒だったのだけど。
(いつかこのセミナーの事も書きたいと思ってます。かなりおもしろかったんで。)

浅草。深いところですねえ。改めてその奥深さに魅了されたよ。

さっきのフラメンコの81歳じゃないけれど。
おじいちゃんたちの(失礼か?)落語はすっごく面白い。安心して見ていられる。 

酔っぱらいのネタは、ホントに酔っ払って高座にあがってるんじゃないかと思えるぐらいにリアル。
うまい。ホントにいい味だしてるんです。

これからは、ダシの効いた?魅力のあるお年寄りに注目だ!
耳を澄まさないと、何を言ってるかわからんじいちゃんの落語家もいたが(笑)…。

でも。それもあわせて、めっちゃ癒されるんですケド〜。

三遊亭金馬さんとか園丈さんとか、すっごく笑ったし。
時々入る漫才、マジックも全部おもろかったし。



あ!特に切り絵のおじいちゃんは最高だった!
身体を揺らしながら、おもろいこと言いながら、いつの間にか切り絵が出来てる。

餅つく15夜のウサギさんとか、足柄山の金太郎さんとか、バッターボックスのイチローとか。
すごっ!! 芸術〜。

演芸ホールの常連客さんたちは、さすがに慣れてて。切ってほしいもの叫んでた。
リクエストして切ってもらったものは、そのまま本人が持って帰れるんですよ。いいな。

そんな感じで。十何人ぶんの演芸をたーっぷり見て、それ全部2500円で見れるんですから。
浅草、すごーい、でしょ。 

昼の部、夜の部、通しで見たらもっとお得。違う芸人が出るんだもん。
私は、ぶっ通しで見たいけど。無理だな〜。

夜の部だけで、4時間、いや5時間弱。 
お尻が痛いのなんの。なんせフラメンコ見た後だしー。薄いおしりがシビれてきちゃって(笑)。

座布団でも持ち込んで、お菓子買い込んで(飲食自由なのだ!)10時間見るってのもいいな。 
すっごく江戸っ子ぽくて、かっこいいー。

夜の21時過ぎ。そのまま皆さんと居酒屋宴会へ。

隣に座った東大生、Kくんが、至れり尽くせりでお世話してくれるのだ。
「ねーさん」といつのまにか呼ばれてるアタシ。

もしかして。「和田アキ子」キャラ? ひー。

いろんな職種、年代、肩書き、趣味の人が集まってるので、話題にはことかきません。 
たまたま落語好きな方が多くて、浅草ツアーを企画してくれたのです。

皆さん、私のフラメンコの舞台も楽しみにしてくれているようで。
熟練シニアに負けないよーに、ヒヨッコ?がんばるぞ!

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