さらばスバル
[2009年08月26日(Wed)]
世界各国の天文台がひしめくマウナケア山頂、約4,200メートル。
富士山を超える高さです。
夢にみた天空。とうとう訪ねる事が出来ました。
日本が誇る「すばる天文台」には、大型光学赤外線望遠鏡が設置されています。
宇宙に最も近い?このマウナケアの山頂で、「すばる」は大活躍してるんだね〜。
見る見るうちに、日は傾き始め。雲海の向こうに極上のサンセットがお目見えです!
空気も確実に薄くなっているはず。(実際のところ、私はわからないんだけど…。)
無事!マウナケア山頂にたどり着いた、ということで。グッジョブ!
こんな記念写真、なかなか良いっしょ?
感慨無量でございます。
高山病に苦しむお客さんもいたようで、酸素を吸ってました。
あれはキツイらしいです。かわいそうに…。
4000メートルを超える高地においても、あいかわらず元気印のわたしたち。
ジャーンプしたり、カヒコ(古典フラ)を踊ったり、なんだかハイテンションですなあ。
空の色はどんどん変化していきます。、
地球はどんどん前へ進んでいくんだなあ、と実感。
同じ瞬間は二度と来ないんだな、って、思わずにいられない。
妙に敬虔な気持ちになっちゃったりしてね。
この続きは…後日。
アロハ・ツアー
[2009年08月22日(Sat)]
ではでは、ハワイ編に戻ります!
雪の女王「ポリアフ」の住むマウナケアの山に。
題して、「星と夕陽を見に行くツアー」。
おもいきり癒されそーです。
でも。キラウエアツアーの時と同じく・・・。
またまた、各ホテルをピックアップして回るのに2時間!かかりまして。げろげろ。
自分たちで運転して行ければいいんだけどね〜。
残念ながら、マウナケアへのサドルロード、レンタカーで運転できないのですう。
こういうツアーに参加するしかありましぇん。
「あの〜。今日はないんですか?マラサダのおやつタイム?」
恥を承知で、若いガイドさんにそれとなく聞いてみました!
だって、マジで美味しかったんだよねー。こないだのマラサダ。
「え。ありませんよー!」と目を丸くして驚いてました。
がく…。ま。ルート違うしね(笑)。
なにげにこの日、めちゃくちゃ良い天気でした!
いつもはお昼過ぎに雲がムクムクと出てきて、山のあたりは暗いのだけど、
ツアーの日は、ホント青い空で。日頃の行いですねえ。
まずは、広大な敷地を持つパーカー牧場。
ハワイ島の約10分の1を占め、およそ東京都の1.5倍!だそう。
その昔、ハワイ島を荒らしていた動物たちを1ヶ所に集めたパーカーさんが
カメハメハ大王から、ご褒美として土地を譲渡されたのだとか。
牛や馬などの動物がその広大な牧場で放牧されていて、
バーベキューランチや乗馬ツアーもあるらしい。
次回はそーゆうのもいいな。美味しいお肉食べたい!
(この度のハワイ島は、食事はかなり質素に済ませた感じだけど、でも満足。)
マウナロア。
ハワイ語で、「長い山」という意味の山です。
山頂にはモクアウェオウェオと呼ばれるカルデラがあります。
マウナ・ロア山、地球で最も体積の大きい山なんだって。
我らが富士山の約50倍!うおー。
すっぽり雲におおわれていたけれど、途中その大いなる姿がお目見え。奥に見える長い山。
おおお。これは後で素晴らしいサンセットが期待できそう!
マウナケアの山で、「星を観る」のも結構大変なんです。
四輪駆動車で一気に4200mのマウナケア頂上に上るので、高山病の恐れがあるのです。
私は、高度に強い身体?みたいで。
これまで、ペルーの6000m級の山とか、チベットのチョモランマ峠とか。大丈夫だったな。
ツアーバスは、標高2800mのオニズカ・ビジター・センターに立ち寄り、夕食がてら2時間近くの休憩をとります。
覚えてますか?
スペースシャトル・チャレンジャー号の事故。
ここは、亡くなったハワイ出身の日系人のオニズカ氏を記念した場所なんです。
この日のお弁当は、なんとお味噌汁付き!
もちろん美味しかったでーす。
どの国のツアーもここで食事&休憩なのですよ。
お国柄でいろんなランチボックスがあるよーで。
流し目で?チェックしたけど、やはり日本のお弁当に勝つ国はなさそーですわ。
さてさて!
ここからは極寒の世界へ突入。真夏から真冬へ…。
なので、ツアーガイドさんが防寒服を全員に配ります。
この防寒服・・・。もっこもこ。全身ダウン。
フラ・シスターの「りこぴ」がこの防寒服着たら、超可愛いかったんで、ちょい一枚ご紹介。
ははは。
オニズカセンターからは、4WDじゃないと頂上へ行けません。
高度順応の2時間を終えて、素晴らしいパノラマを求め、車は再び山を駆け上がります!
そこからはホント!夢の世界。
ではこの続きは今度・・・。
写真、たくさん載せますよん。
お盆やすみ、その2
[2009年08月20日(Thu)]
地球交響曲第六番。
2年前に続いて、またまた見に行きました。
「全ての存在は響き合っている。」
このテーマに、当時、見事私のハートもガンガンに響いちゃったのを思い出します。
特にクジラの唄。感動してブログにも書きました〜。
青山のウィメンズプラザでの上映では、龍村監督のトーク、そしてライブ演奏までありました。
ウンザリするよな暑い夏の日に、心がホッと、しみじみ。そんな時間になったよん。
以下、抜粋します。
****
シロナガスクジラはわずか3頭いれば世界一周の交信ができます。
シャチ、イルカは超音波を駆使して海の自然を克明に理解し、“音”で網をつくって魚を捕らえます。
そんな彼らが歌う「歌」があります。
その「歌」の構造は、人間がつくる“音楽”の構造に非常によく似ています。
彼らはいったいなにを「歌」っているのでしょうか。
クジラは歌で世界と触れ合ってきました。
私たちは手を器用に使って技術文明を生みだし、自然を思うがままに、変えてきました。
しかし、正直に言って、私たちの未来には破滅が見え、彼らの生き方には永遠が見えます。
だから今こそ、鯨や野生動物から大切な生き方を学ぶ必要があるのです。
「この地球には、我々とは全く違った知性を持ち、心から尊敬できる仲間がいるのだ。」
という気づき。、
クジラを助ける時代は終わった。
クジラによって救われる、時代が始まったと言えるのです。
****
…とまあ、こんな感じです。
初めてこの映画を観た時から2年の歳月が過ぎ。
この地球の変化を感じずにはいられない生活を送っている私たち。
だから、今回再び耳にした「鯨のうた」のお話は、前回よりも更に心に響いた気がします。
鯨の歌を聴いていると、本当に懐かしい感覚になるんだけど。
どうしてだかわかりませんが。
この日、体調があまり良くなくて、ずっと朝から耳鳴りがひどかったんです。
映像で、鯨の低周波の歌を聴いた途端に。スッーっと通ったんです。耳の詰まり?が。マジで。
ウソだろ、おいおい。と思うでしょ? でもね〜。
隣に座る友達の声がよく聞こえなかったのに、あの低周波の声でホントにスッキリしたのだ!
これには驚き。
こうなったら、クジラとお友達になりたいなー。どうしたらいいのでしょう。
そうそう。
この日、一か月遅れのバースデーパーディを友人たちがしてくれたのです。
大好きなメキシコ料理をリクエスト。
懐かしのマリアッチを聴きながら、久しぶりのメキシコ料理を堪能・・・。
(調子悪いから沢山は食べられなかったけど。)
プレゼントもたくさんもらったよん。
手作りビワ種酒。天河の民宿の美味しい蒟蒻。
アロマポットに、傘。自分では買えない高めのお皿。(全部、アタシのリクエスト。)
そして、なぜか。レインボーモヒカンのウィッグ。コスプレ用らしい。ひー。
広島からは、Mさんが作家ものの陶器の素敵なコーヒーカップを送ってくれました。
なんだか、いろいろ豊かな一日だったなーって。
大切な人たちと、これからも響きあう自分でいたいですね。
ハレマウマウ
[2009年08月08日(Sat)]
ハレマウマウ。
口にするとなんだか可愛い。
ハレマウマウは、ハレと、マウマウという言葉に分かれます。
ハレは「家」や「住みか」という意味、マウマウはアマウという「シダ」を指すらしいです。
キラウエア・カルデラのハレマウマウ・クレーターは、昨年3月、なんと40年ぶりに大噴火!
まさにまさに、生きている。ペレの「住み家」、それが「ハレマウマウ」なのです。
ここにキラウエア山頂展望台、そしてジャガーミュージアムがあります。
先日も書いたけど、ここの石を持ち帰るとペレの怒りで災いが起こると言われていて。
呪い?を恐れて、世界中から送り返されてくる石がたくさん陳列されています。
ペレの髪の毛、ペレの涙まで展示してるんですよ〜。
例の「黒コゲ事故」のしわ寄せで、時間は押せ押せ。お弁当は車の中でいただきました。
日本食のお弁当です!旨いです。
しかし。ツアーは考えもの。
私たちのコンドミニアムから、各リゾートホテルの皆さんをピックアップするだけで、2時間!
たまりませんよ、これ〜。ドライブは楽しいんだけど…。
自分らでこの日の行程を運転したら、6、7時間ぐらいで終わりそうなのに。
なんと全行程12時間弱。疲れ果てました。
ツアー最後は、カラパナにて溶岩ハイク。このツアーの目玉。
冒頭の「もくもく」噴煙写真も、実はその時のものです。
海に流れ落ちる溶岩。そして、山肌に流れる溶岩!
すごい。すごいです。 私のデジカメカメラでは、そのいい感じが撮れず…。残念!
何でこんな暗くなってから溶岩の上を歩かされるんだろー、って頭の悪い私は思っていたけど。
なーる!ほど。ですよ。
真っ赤に浮き上がり、どろどろ流れる溶岩は夜に見ないと!意味がないもんね。
黒い噴煙が舞い上がり、赤い溶岩が噴出、海に流れる様子は…。
言葉がないです。自然の畏怖。これはすごーい。感動しました。
帰りは真っ暗なので、懐中電灯で照らしながら歩きます。そして分厚い手袋も。
溶岩にはガラス成分も含まれているので、手を突いたりしたら危ないらしーです。
固まった溶岩がとがって突き出していたり、途中からは本当に道なき道を行くという感じで。
ツアー終了。車はサドルロードを走り、西海岸方面へ戻ります。
途中、ガイドのヒロさんが天体望遠鏡を出して、(曇っていたが)星空観測も楽しめたけど。
ホテルを巡回して、なんとなんとコンドミニアムに戻ったのは、夜の0時を過ぎておりました。
それから私ら、お菓子を食べつつおしゃべりしたんで、寝たのはもっともーっと遅かったけど。
体力いりますなあ。キラウエア。
でも、すっごく楽しかった!
シダの森の伝説
[2009年08月05日(Wed)]
「ホノカア・ボーイ」、見ましたか?
ハワイ島、ホノカアの街で撮影された映画デス。
立ち寄ったドライブ・インは、「マラサダ」が美味しいそーで。
ツアーガイドのヒロさんが、ツアー参加者全員に「マラサダ」を買って来てくれました!
やっほー。
ポルトガル伝来の揚げパン=マラサダ。
つまりは揚げパンなんだけど、ふかふかで。
書いてるだけで。うー。食べたくなる!
あなどれませんぞ。美味しいッス。
先日、銀座プランタンでたまたま見かけて、
「あっ!マラサダ!」と勢いで買ってみたのだけど。
「んー?ドーナツやんけ。これ。ふつーに。」
ま、そんなもんだよね。期待もしてまへん。
ヒロの街に向かう道で、ハワイ島ではありえない渋滞にあったけど、なんと!事故だった。
どーりで、車がみんなUターン。黒コゲの車が端に寄せられていた…。
こわ〜。
30分ぐらいで動いたから助かったが、このまま動かないとなれば。一本道しかないのにいいい。
「げっ!!キラウエア、行けないじゃん!」
またもや、ペレに拒絶されたか!!!とあせりましたよ。
やだやだやだー。ここまで来て帰るなんて!ヤです。じぇったいに。
「さあ、どーすんの!どーします。」と、運転するヒロさんを追い詰める私たち。
素人ながら、こうしたらどう?こういう手もあるんでは!とアドバイスをしまくって。
真面目な彼を、窮地に追いやってしまったかもしれまへんね(笑)。
いやな客ですねえええ。ふふふ。
ペレのお許しも出て!車はいよいよ、キラウエアへと近づきます。
巨大シダの森を散策。湿っていて、いいカンジです。
溶岩トンネル、「LavaTube」。
昨年かな、かの「江原さん」がハワイの特集番組で、ここを案内してましたね。
「ここでは、オーラが見える。」 みたいなこと言ってた気がします。
それからはきっと、ラバチューブと言えば、オーラ!という風になってるんでしょーね。
ここ数年、数十年?アメリカ暮らしで、日本には縁のないヒロさん。
江原ブームなんて知るはずもなし。ここで笑える凡ミスを。
「あの有名な麻原さんがですね〜。昨年ここに来られて。あ、違う。えーっと。江原さんかな?」
麻原ショーコーと間違えちゃアカンやろー(私、マジ受け。)
そんな、話題の?溶岩トンネル。
私にはオーラは見えませんでしたよん。それは私が凡人だからです?
それよりもシダの森。素晴らしい。緑が本当に緑。って表現も変だけど。
オヒア・レフアの花がきれいに咲いていました。なんか生きてる森って感じです。
オヒア・レフアは火山地帯に茂る木。
ゴツゴツとした男性的な幹に、可憐な赤い花を咲かせます。
伝説によると。この木はペレに殺された恋人達の化身だそうです!出た〜〜〜。
ペレはハンサムなオヒアに恋をしたのだけど(惚れっぽいッスね〜。)。
彼にはすでに恋人レフアがいたため、ペレはいつものごとく、嫉妬に狂って2人を殺害。
しかーし。事を起こした後にいつも反省しちゃうのがペレ。
自分の激情を恥じ、2人を1本の木に変えてあげた、というお話です。
幹の部分はオヒア、可憐な花はレフアの化身なのだそうです。
レフアの花を摘むと、恋人達が悲しみ、雨が降る。と言われています。
なんて、ロマンティック?な伝説ざんしょ。
それにしても、我らが女神「ペレ」って。女の塊、みたいな神様なのデスね。
こーゆう人いるもんねー。
この続きはそのうちに。