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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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キラウエア [2009年07月31日(Fri)]

ハワイ島は生きています。

ハワイ諸島で一番新しい島、ハワイ島はまだ成長しているのです。
噴出する、赤く流れる溶岩はまるで血液のようです。

心臓がドックンドックンと脈打っているような、そんなリアルな感じがあるんですよ。
ホントに、生きている、んだと思うなあ。

これは屋台のオッさんから買った写真なのだけど、見てるだけで興奮しちゃいます。
溶岩が、まるでハートのようでしょ!


キラウエア火山の主。ペレ。
あまりにも有名な「女神ペレ」にまつわる神話はたくさんあります。

以前、その中の一つをブログで書いたので読んでみてね。



ペレは嫉妬と猜疑心が強く、彼女の怒りに触れると火山が爆発、全てを焼き尽くす。
ハワイ島に流れる溶岩のエネルギー。まさに、破壊と創造。

「そのパワーを感じてみたい!」
ペレにまつわるカヒコ(古典フラ)を踊る人は、ペレを感じたいなあ、と誰でも思うでしょう。

でも!皆さん。ペレを侮ってはいけまへん。

ペレのお許しが出ないと、ハワイに行くことさえできない、と言われていますしね。
(私だって!何度ハワイ島行きをキャンセルしたことでしょう!)

ペレのものである火山の石を持ち帰ったり、も絶対×です。
迷信かと思われるかもしれませんが。

実際、キラウエアの溶岩を持ち帰った人には、よからぬ事が起きるとか。
現在、世界中からハワイ火山国立公園宛に、元に戻してくれと、溶岩が送られてくるそうです。

火の女神ペレの怒りに触れぬよう、気をつけねば!
わたくしなんて、美しい、というだけで既に反感を買われている???

ということで!私らフラガールズ?は、「世界遺産 キラウエア火山」一日ツアーに参加。
テンションあがりまくりの、熱血ツアーです。

今日はここで終わるけど、楽しみにしていてね〜。
おもろいよー。

ドルフィン [2009年07月28日(Tue)]

なんとなく。ドルフィンスイムは夢だった。

メキシコの海でもチャンスはあったけど、ツアーに参加するのにお金が足りなかった。
(たった数十ドルだったけどね。)

で、めちゃ安のサメ・スイム?なるものに申し込んだら・・・。
ため池みたいなとこに連れていかれ。

一気に「コザメ」?に囲まれて、恐怖のオタケビをあげたのも記憶に久しい。
あれはマジ、怖かった。

(ドルフィンスイムは御蔵島でもできますよ〜。)


そして今回、大した予定も立てずに出かけたハワイ島で!
とうとう、その夢は実現したのです!

青い空、青い海。そよぐ風!思い描いた通りのシチュエーション。
朝の8時に集合して、湾からボートは出航!

海に入るのは何年ぶりだっけな〜。
うーんと。うーんと。そう・・・。トスカーナの海で犬かきして以来か?

ビキニなんて着たのはイタリア以来っすよ。
ここんとこ体調不良で痩せたせいか、人前でお腹出してもブーイング出ない程度です。

痩せてるじゃない!って言われそうだけど。
他が細いのに、すっごく食べるからお腹だけボッコリしてんのよ〜。

ま、そんなん、どーでも良かった。

この日、なかなか、イルカちゃんいなくって。ボートはどんどん北上。
ガイドさんが言うには。

2年ほどこの仕事してるけど、これまで2回ほど、イルカに遭遇しなかったことがあるという…。
なんかやな予感だなあ。

待ってるうちに気持ちは落ち込む。
そのうえ、他のお客さんは新婚さんでして。話しかけずらくってですね。

イルカよー。はよ出てこいや〜。(高田延彦風。)


おっ。30メートル先で、待望のドルフィンジャンプ!二匹が連なって、ジャーンプ。
も、いっちょ!水面に垂直に飛び跳ねて一回ひねり。

かっこいー。これって明らかに人間に見せてるんだよね?

私。泳げないんです。ビックリされるけど。
でもダイビングも平気だし。

シュノーケリング付けて、待ち切れず海の中へどぼん!

いる!いる!いるーーーーー。 でも、でも、早い〜。
あっという間にどっかへ行っちゃった。

イルカって遊んでくれるんじゃなかったのう。
ゲロゲロ、追いつかないまま海水を飲み込んじゃって。辛っ!


ボートはイルカの泳ぎを見て、あさっての方向へ先回りをする。
なんでわかるんだろ???でも、ぴったり当たっちゃうんだよねー。

こんな感じで4,5回移動して、一緒に泳いで。一緒?いや、ちゃいますね、
ただの追っかけだ。

子供イルカが、海の下のほうで「でんぐり返し」?して、母さんに?アピールして遊んでましたよ。
かわいーよー!

「おーい!イルカー!」 って、テレパシーで?頑張って呼んでみたけど。
 
来てくれるはずもなく。ぐすっ。
ぶくぶくしながらも、水中カメラで激写しました!


イルカの泳ぎは速くて、ファインダー覗く頃にはもういなくって。
ちょい大変だったが。頑張って撮ってみました。

次回はもっと潜ってみたいもんです。
水面の方を泳いでいるだけではなかなか難しい。

海水飲んでお腹はぼっこり、フルーツもふるまわれ。
4時間近くは海にいたでしょうか。

あー。やっぱ可愛かったな。


イワン・イリッチの死 [2009年07月25日(Sat)]

ハワイのプルメリアの花です。香りが強いけど、それも南国っぽくて好き。

今日は、月に一度の血液検査の日でした!

いつものように大学病院の待合室で、ジッと順番を待ちます。
今日もまた、ハデハデな私。ちょい、浮いてるな・・・と思いつつ。

ハワイや身延山や七面山のおかげ?で最近は体調もそう悪くないから、
今日の検査結果も大丈夫だと思います。たぶん。

最近読んだ、トルストイの「イワン・イリッチの死」という短編、おもしろかった。

トルストイは、「死」をテーマにしたものをたくさん書いているらしい。
物語はストーリーを追う、というよりも、どんどん「死」の核心に近づいていく感じ。

人の死にざま、死んでいくさま。恐怖、苦痛。憎悪。
逃れられないと思えるそんな感情を、ある一瞬が逆転させる。死ぬ間際の静けさ。達観。

リアルだったのだ。なんだか。
誰にでも訪れるこの瞬間、自分はその時どうだろう?って思いますよね。思わない?そうか。

「死んでいく人」イワンは、何度も自分の不幸を呪って泣くのだけど。
まさに、私も、同じ種類の涙を流した一人でありまして。レベルは違えどね。

そこの部分、ちょっといろんな事思い出しちゃって。
胸がこみ上げてきてしまった。

表情のない医師が、ふらっと病室にやってきて。

「早ければ、あと5年で肝不全」とか、「移植は余命1年のタイミングです。」 とか。

そんなこと突然、心の準備もなく言われたら、そりゃ私だって動揺します。
平気なふりをしていても、夜になって真っ暗になると、闇の世界が襲ってくるのですよ。

しかも、共演者がいたりする。隣の部屋で死んでゆく人。
自分の病気を受けとめられずに、不幸を呪って毎夜泣き叫ぶ人たち。その声が院内に響く。

マジで頭がおかしくなりそーでした。
そして、私もそっちの世界へ移動したんだ!って絶望しちゃうわけです。

ホントによく泣いた。イワン・イリッチも同じように嘆いてた。
神を呪い、どうして私が?とその不条理を嘆き、神などいなかったんだ!、と。

ま、こうしてのうのうと、しかも何気に楽しく、あれから生きながらえている私ですから。
ん?アレは、何だったんだあ??って思えたり(笑)。

よくよく考えると、アレで、アタシは腹がすわりましたね。
ま、いいか。て感じで生きることを覚えてしまった、と言うか。

あ、いい意味でですよ。もち。
三途の川を見て、人生観が変わったというのとは違うんだけど〜。

「死」の側に、いっときでも寄れたんで。
より、生きてることがリアルになったというか。

あー、あかんね。

もう、何も要らない!生きてるだけで十分だものーっとか。 
確かにそう思えたはずなのにいいい。

またまた要らないものに囲まれはじめてます・・・。ダメだ!だめだめ。
と、そんな反省をしていたら、診察の順番が来て。

先生、「おっ。前回より顔色いいじゃないですか!」 と、私を見るなり。

「先生、これ、日焼けです。ハワイ行ったんで。」 先生もハワイが大好きだという。

「わたし、ハワイではとっても元気だったから、ハワイで暮らした方がいいのかなって。」

「そーゆうのあるかもですねえ。」  あるかいな、って先生、目が言ってるし(笑)。

薬を減らしたい、と言ったけど、即却下。

「ヨキータさんは、この薬しかないんだから。飲んでもらわないと…。」

薬・・・。薬漬け。まさに。
イワン・イリッチ。

ハワイ漬け、のがイイに決まってるよね〜。
痛たたたた… [2009年07月22日(Wed)]


この連休。山登りをしてきました〜。
かなりの山登りレベル?です。

また詳細のアレコレは、後日書きますが。
面白い経験がたくさんできて、すっごく良かったです。

だが! だが、だが、だが〜〜!!

この史上まれに見る?筋肉痛・・・。(涙)。
仕事先でも、フラメンコでも、失笑の的でございました。

地下鉄の階段も降りれず。便座にも座れず。
歩く姿は、二足歩行のロボットよりも不自然で。

おまけに疲労は取れずで。

書きたいことたくさんあるのにな〜。
毎晩、パソコンを前にして寝てしまうのであります。

今日のところは、写真を一枚。携帯で撮った、七面山のご来光です。
富士山がこんなにくっきり美しく。

それはそれは、荘厳な一瞬でしたよ。

またそのうち、元気盛り返したら、ハワイや七面山、書きますぞ!

で、お知らせを一つ!

イタリアやお江戸日本橋亭で、見事なアカペラを聴かせてくれた友人たちが
この土曜日、「やなか音楽ホール」でコンサートをします。

暑い夏を吹っ飛ばすような?爽やかな歌声を聴かせてくれると思います。
当日、私は受付をお手伝いしまーす。

是非是非、遊びに来てね。





 Trois Etoiles  3人のソプラノ「季・涼・空」を歌う 

日時: 2009年7月25日(土)  14:30開場 15:00開演

場所: やなか音楽ホール
     JR山手線・京浜東北線、地下鉄千代田線「西日暮里駅」下車 徒歩4分
     
入場料: 2,000円(全席自由)

出演: ソプラノ 朝日美佳 坂本まりか 和田静乃  ピアノ 野入葉子

プログラム: ほたるこい  赤とんぼ  見上げてごらん夜の星を
        月の光  オペラ「ルサルカ」より 月に寄せる歌  ほか

副題にもあるように、今回は前半は「季節」をテーマに。
後半は「星と月」をテーマにプログラミングしました。

アカペラ三重唱、アカペラ二重唱、もちろんソロもありで、盛りだくさん、です。
真夏のあつーーーい時期かと思われますが、さわやかさと涼しさをお届けする、
都内の避暑地になるようなコンサートにしたいと思っております♪

お問い合わせは、こちらまで 
それでも恋するバルセロナ [2009年07月15日(Wed)]

ハワイの珍道中、書こうと思ってんのに〜〜。

今日は久々に映画見ちゃったから、そっち書きたくなってます。
忙しくて寝不足気味、映画はやめとこかなーっと思ってたけど…。やっぱ行っちゃった!
仕事終えてぶっ飛ばし気味で行ったっス。だって今日は映画千円だっもーん。

ウディ・アレンが、バルセロナを舞台に撮った話題の最新作。
見ようかどうしようか迷ったけど、バルセロナ行きたいし。

「全くタイプの違う二人の女性が恋したのは同じ男。さらに彼には美しくも激しい妻がいた。」

ペネロペ・クルスに、スカーレット・ヨハンソン!べっぴんやー。今をときめく美のシンボル。

「真面目な性格のヴィッキーと自由奔放なクリスティーナはひと夏を過ごすため、バルセロナにやってきた。そこでふたりは魅力的な画家アントニオに会う。クリスティーナはひと目で彼に恋するが、実はヴィッキーも…。」

凡人にはわかりずらい?複雑極まるナントカ関係はともかく。
バルセロナの休日!過ごしたいッスうううう。

昼からワイン飲んで、野外のテーブルで美味しい食事を楽しんで。
ガウディのサグラダファミリア教会や、グエル公園をぶらぶら散歩だよ。いーな、いーな。

そんで色恋沙汰がぷんぷんで。
こりゃ、日本のおばちゃんたちで映画館いっぱいになりますわよね(笑)。

あ、スパニッシュギターの音色も素敵だった!

ウディ・アレンの映画はテンポがいいし、あっさりと、あっという間に終わっちゃった。
なかなか面白かったです。

ペネロペがスペイン語でまくしたてると、すっごい迫力。ラテン女の本領発揮!
で、すっごい魅力的。可愛いんだもん。やっぱラテンはよい。

行きた〜い。バルセロナ。ぶらっと、きままに。


さても一つ。(そう、頑張って見たぞ。)

第81回アカデミー賞で作品賞を始め、主要5部門にノミネート。
これまた見たかった作品。 「愛を読む人」。

「第二次世界大戦後のドイツ。15歳のマイケルは、偶然出逢った21歳年上のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と激しい恋におちる。授業もそこそこにかけつけるのは、ハンナのベットと情事のための浴槽、そして彼女の体。ハンナは市電の車掌として切符を売っているが、それ以外は家族も含めて謎のミステリアスな女性。やがて、ハンナは愛撫の前にマイケルに本の朗読をせがむようになる。」

まあ、詳しくは書きませんが。胸がくーっとなる内容でしたね。
こりゃ、わかんない人にはわかんない、で、終わっちゃうのかもな。

「その辺に転がってそうな」ありふれた情事ストーリーにとどまらず。
この物語の苦悩は、ホロコーストの悲劇が絡んで、深層の闇深くはいっていく・・・。 

重たーい。こりゃ辛いでしょう。女性ならたまんないかもね。

私は泣きはしなかったけれど。
隣に座っていた、わりかしクールそうなお姉さまが、「ぐ…。」と胸をつまらせて涙を流してました。

何度か見るたびに、印象が変わりそうな作品です。

36歳から70歳までを演じ切ったケイト・ウィンスレット。
さすがはアカデミー賞最優秀主演女優賞受賞! 

うまいなあ。
「タイタニック」の彼女がこんな役者になるなんてね。
アローハ [2009年07月12日(Sun)]

更新しない間も、毎回のぞいて下さってる皆さん!ありがとうね。

まだら焼けで、ところどころ、黒光りしてるヨキータです。
お元気ですか?蒸し蒸し、ジトーっと。日本はほんと暑いですね。

週半ばには、帰ってきていたんだけど、どーにもこーにも忙しくて。
なかなか書く時間がありませぬ。

リラックスした身体、なかなかこのリズムに慣れなくて困ったもんです。
時差ボケはなくとも、次元ボケ、とでも言いましょうか・・・。

本当に!ココロもカラダものーびのび。楽しかったデス。

もう10年近く、よくして下さってるサロンの年配のお客さんから、今日も連絡がありまして。

「貴女がリラックスして楽しんでると思うと、私、心から嬉しくて!ほんと!良かったわ。」

だそうです。
2年前、検査でアリゾナの病院に行った際も、資金援助を申し出て下さった方なんですけど。

うーん。

私、そんなにに悲壮感ただよってるのかな?(笑)
他のひとにも、やっぱり同じこと言われてしまったのだけど。

このアタシがリラックスしてる、楽しんでいる、と思うだけで、嬉しいんですって。
ふしぎー。なんで、なんで??

皆、とても優しいのね。ありがたや、ありがたや。

リスクをしょって、突発的に行ってしまったハワイ島だけど。
うまくは言えないけど、この時期に行けて正解でした。

「スケールの超!ドでかい」 ハワイ島の自然にどっぷり浸って。 

ドルフィンスイム、キラウエアの溶岩、マウナケアの満天の星。揺れるヤシの葉影。
パワー充電、ポパイのホウレンソウをたっぷりいただいて、心がすっかり元気になりました。

地球の懐(ふところ)、とでも言いましょうか。抱かれちゃいましたね。

なーんもせずに、ぼーっとね。
ラナイで、海をながめて。コナコーヒーを好きなだけ飲めたのが一番、よかったデス。

またおいおい報告しますんで!
気長に待っていてね〜。

アローハ!