嵐の前の。
[2017年06月21日(Wed)]
6月大歌舞伎!
ひっさし、ぶりだあねえええ。
いつもは外来診察のあと、すぐに会社へ向かいますが、、
昨日はお休みとっちゃいました!
なんせ、長丁場になる気配が濃厚だったので。
採血、診察、加えて、、、
年に一度の難病特定疾患受給証の更新のための!
手続きとかいろいろありまして〜。
トータル4時間も大学病院にいた…疲れた…(゜_゜;)…
この受給証の更新もね。
あっという間に一年たつわけよ。
そして、これから二カ月、三ヶ月。
いつまでたってもデキナイ診断書にイライラ。
毎年、このストレスで身体が病む、ってどうよ、、
あ、なんとか採血結果はクリア。ギリギリっす…。
白血球、超低め横ばい。うわっ。
疲れているから、ヤバいと思っていたが。
なんとか、、大丈夫だった。なんとか、ね(笑)
肝臓の数値はどれも、、高めだ、、、
なんだろ。
主治医とは毎回同じ会話をしてる気が。
↓
「何度も言ってますが。」
はい。
「肝臓が固くなり始めてますので。
肝門部が圧迫されて血流が脾臓に逃げてます。
このままだと、食道静脈瘤、大腸でも同じ。
大出血となると命にかかわります。」
はい。ですね。
「胃カメラと大腸カメラをやらなければ。」
はい。わかってます。
ここで、、私も主治医もニヤッと笑う。
同じパターンの会話を失笑してるだけ。
「次回は日にちを決めましょう。」
はい。ですね。秋には時間も作れます。
「秋ですね。書きますよ。」
・・・・。
全て終了のあとは。。。
根津神社をいつものようにぶらりと散歩…。
乙女稲荷神社です。
先月はここで、ツツジ祭りがありました。
でも、、新緑のツツジもこれまた風流。
なかなかです。
鳥居越しに見えるのは、、、
私が住んでいた(笑)?病棟が見えます。
あの頃は、あちらからこの鳥居を眺めていました。
いろんなことを想い巡らしたあの病室〜〜。
まるで下界と神界ですな。
それより、ビックリです。
私が入院していた頃に着工した新しい病棟。
2012、とか2013とか。そんな頃です。
ボロボロの病室に住んでた?私は…
新しい病棟が出来るまで生きてられないだろうな、
そう、思っていました。
到底無理な話だなと。
新しい病室の雰囲気を味わいたかったな、と。
でも!見てください。
なんとかこーして能天気に生き延びてる間に
こーんなでっかい立派な病院が出来ちゃってます、
ビックラ〜。
その時間、私はしっかり生きてこれたんですね。
ある意味、おまけの人生を頂いている感じ。
おまけの人生で笑ったり、泣いたりしてるなら、
そりゃも〜。有難すぎることですね。
欲張りになり過ぎてました。
なんか、書いてて泣けてきます。
人間て本当に気が付けば欲にまみれてます。
私は金が欲しいとか、そんな欲はないけれど。
衣装がイヤだとか(笑)。
顔がイヤだ、とか(笑)。
そんなレベル低い欲だけど〜〜。(;一_一)
もしかして。次に入院するならここか…(゜_゜;)
それもまた、、微妙だ(笑)
さあ。たまには自分の銭でご馳走だ(笑)
八丈島で獲れた金目鯛の、、、
粕漬け定食。めっちゃウマ〜〜〜。
この小さなお惣菜がこれまた美味しい。
お豆さんの海苔和え。
ゴーヤの糠漬け。
貝柱の、、なんだろ。
鶏そぼろの野菜いため。
歌舞伎まで時間があったので、、、
以前行った日本茶のカフェでまったり。
ほうじ茶のぜんざいなるものをオーダー。
うーーーん。微妙だ。
それと抹茶入り玄米茶。
夜は…母からの誕生日プレゼントで!
(母はまだ知らない、、すまん(笑)〜。)
仁左衛門さまに会いに歌舞伎座へ〜\(^^)/
やっぱり色気のある役者さんは素敵だなあ。
仁左衛門さんの完璧なる美しさは、、、
眺めているだけで白血球上がるはず。
そして、、今や大人気の二代目尾上松也。
キレイだ!そして、、声がいい。
流し目もよい。
夜の部の最後は、松本幸四郎と猿之助の
『一本刀土俵入』
猿之助演じるお蔦さんが。。。
三味線を弾きながら歌う「越 中おわら節」
哀愁が漂いすぎて、、泣ける。
なんて巧いんだ〜〜〜。
うなじの白さがイロッペエエ。
絶妙。イヤラシイほどにうまい。
歌も演技も。
二階の窓辺に座ってるだけで、、、
ものすごい存在感。
それだけで「猿之助!」って後光が。
子を捨て。男に逃げられ。
身を売る哀しい女の愁いが、、出まくりです。
すご過ぎます。
しかし、、、5時間座りっぱなしもキツイ。
お尻が痛いってなもんじゃない。
歌舞伎座の豆大福をかぶりつきながら、、
頑張って?楽しみました。
つかの間のゆったりday。
いよいよ、怒涛の日々が始まります。