奇跡のうた
[2012年04月08日(Sun)]
人生は絶望で終わらない。
百年に一人の逸材と称されたアジア屈指の韓国人オペラ歌手、べー・チェチョル。
甲状腺がんに倒れ突然声を失いながらも、
奇跡の復活を遂げた彼の絶望から再起までを綴った感動の手記。
一度失い、再び授けられた「新しい声」に熱き感謝と祈りを込めて。
ということで。
昨日、この本をコンサートホールロビーで販売しました。
昨日のオペラシティでの彼の歌声も素晴らしかったですよ。
…と言っても、CDやこの書籍を販売しながら時々ホールをのぞいてたのですが。
アンコールの「アメイジンググレイス」がロビーにも響いて聴き惚れました。
関さんのソプラノもあいかわらずスゴイ。見事な高音、67歳とは思えません。
あのホールの後ろで聴いていたけど、マイクなしでしっかり届きました。
富士真奈美さんと吉行和子さんの朗読は素敵だった。
お二人の爆裂トークにも笑っちゃったな。
熟女、怖いものなし。
主催のヴォイスファクトリーの代表、輪嶋さんは素晴らしいです。
なんせ行方不明になりそな?この自由トークをまとめていくのですから。
いやはや!
それにしても!大した労働ではなかったのに、どっぷり疲労感が。
べーさんフリークの方々がたくさんCDや書籍を買ってくださいました。
私も久々の販売で燃えました(笑)。
CD売りながら、ついついフラメンコのサパテアードを…。
「ダメだよ!ヨキちゃん!やめなよ、響いてるよ…。」
と、怒られました…。
サイン会もあったんですよ。
一緒にバイトしてくれたマコっピーとベーさんです。
ベーさんとはイタリア語で話します。
本当に気さくで素敵な方です。
この日、コンサートの中で、映画化決定の話がでました。
これまでに放送されたNHKドキュメンタリーなどの反響も大きかったのですが。
(私もそれで知りました。)
いよいよ映画化することになったんですね。
奇跡のテノール歌手として、日韓で活躍するベー・チェチョルさん、
彼の壮絶な試練と、彼を支えた国境を越えた人々との友情と絆を描く。
と、いう感じだそうです。
クランクインも今月末らしいです。
ヴォイス・ファクトリーの輪嶋さん役で、伊勢谷友介さんが出演しますが、
彼もこっそりコンサートに来場されてました。
この映画化を支援する方を大募集だそうです。
お金がとってもかかりますよねー。
寄付したヒト、映画のエンドロールに名前が残るそうですよ。
↓
http://www.social-capital.jp/
素敵な映画ができるといいなあ。
とても楽しみです。