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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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響きを浴びる [2007年11月11日(Sun)]
「クリスタルボウルを浴びる」

そんなタイトルのコンサートを聴きに行った。
なんと白金台の戒法寺。 

牧野持宥さんのクリスタルボウルは今年6月、芝の増上寺で初めて聴いたのだが、それ以来私の毎日に欠かせない「音」になっている。

牧野さんと言えば今やクリスタルボウルの第一人者。
この世界では超有名な人だ。

これまで水晶の含有率が99、9%の乳白色ボウルが主流だったが、近年では水晶100%製や他の貴金属や鉱物などを混ぜて造られた新しいタイプのボウルが普及し始めているようだ。これらのアルケミーのボウルは倍音が豊かで、より音に深みがあるような気がする。

な〜んて書いてはみたが、クリスタルぼうる?なんぞや?クリスタルのお皿か?倍音?なんやそれ?って人がほとんどかなあ。私も含めて!

今や世界中で楽器としてだけでなく、瞑想・ヨガ・太極拳・気功などで幅広く使われている。
クリスタルボウルの音を聴くことで、副交感神経が刺激されて心身はリラックスした状態に導かれる。
脳波はアルファ波やシータ波になり、それだけで免疫値が高まるのだそうだ。

(私の病気にもボウルに親しむ事は絶対にいいはずだよ、と牧野さんは言ってくださった。)

増上寺の大広間で、100人以上の観客?が脚を伸ばし寝っころんで、ひたすら彼のクリスタルボウルの音を浴びたのである。衝撃だった。

「どうやってこの音を出しているんだろう!」
私は例のごとく好奇心の鬼となり、座ったまんまで食い入るように彼の動きを見てた。
汗びっしょりになってひたすらボウルを響かせる彼の姿に、私の中の何かがめちゃくちゃ反応した。

演奏終了後、私はボウルのそばに突進。真近に見るアルケミーのボウルをおそるおそる見ていたら、片付け中の牧野さんが音を出してみたら?と言ってくださった。

彼のボウルはクリスタルにプラチナやら金やら銀やらルビーにサファイヤ、ローズクウォーツなどの鉱物を混ぜて作られているので、一つがウン十万とかする。私なんてボウルさえ初めて目にする初心者なのにさ、えっ!いいんですか!って感じで。

調子こいて、たくさん質問する私に、彼はひとこと。
「すごく好きそうだね。やりたいんだったら、僕は南伊豆に住んでいるからたたきにおいでよ。」 
その一言で宙に舞い、ボウルめがけて南伊豆にすっ飛んで行った。
こういうときのワタシはめっちゃ素早い。地球の反対側で行っちゃいます。

そうして訪れた南伊豆で私はワークショップを受け、クリスタルボウル三昧、マイナスイオン三昧の3日間を過ごした。忘れられない贅沢な「心の旅」だった。

こんなへっぽこ初心者に牧野さんは惜しみなくボウルたちに触れさせてくれ、音楽理論がさっぱり??わからん私に根気良く教えて下さった。車の中で彼は、山が振動するかのような大声でホーミーを歌う。誰よりも音を存分に楽しんでいらっしゃる方だ。

そしてそして。今日のお寺もこじんまりとしていていい感じ。
後ろの阿弥陀如来が黄金色に輝くなか、アルケミーのボウルを片手にまるで踊っているかのような動きで、汗をフラメンコダンサーのようにはじけ飛ばす牧野さんはやっぱし、いい〜〜〜。

まわりのお客さんたちはイビキがぐうぐう。 
(私もなかなか寝付けない時はボウルの音でイチコロだ。)

「クリスタルボウルの音に飢えてて、来ちゃったです。」と牧野さんと久々の再会。
「サロンを開くなら、クリスタルボウルは絶対いいよ。場を一瞬にクリアにしてくれるからね。」だそう。
久しぶりにボウルの音を浴びまくり、心も身体も大満足。ごちそうさまでした! 

よおし!決めた。
来年たくさん稼いで、あるいは宝くじが当たったら、買う!
家賃の倍はするローズクウォーツのボウルを買うぞ!