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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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ストーンセラピー [2020年11月05日(Thu)]
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セラピスト仲間がHPを作るときに、、

写真お願いしていい?と頼まれて、昔、撮ったヤツ。


以前、自分のサロンで取り入れていたストーンセラピー。


職場のサロンの女子たちが、その話をチラッと聴いて。

私たちもやってみたい、と。教えてください、と。


ううう。と、口ごもってしまった、、

はーい!とか言って、すぐ教えられるわけもなく。

第一、もう記憶もボヤ〜っとしてるし。。


やるからにはキチンと教えたいけど。

なんツウても、今の体調考えるとね。。

そして、度々東京を離れることもあるし、、

中途半端では出来ないな、と断ったのだが。


それでも、どーしてもやりたいみたいで、、

なんと、石をいろいろ購入していた!


(;・∀・)スゲーな。

そ、それならやってみようかな、と伝えて、、


でも、もう正直言って忘れてるので(笑)

自分の中でまずは復習!だったよ〜〜〜。


heya 126 (2).jpg



その昔、、セラピーを習得したスクールでは。。

かなり複雑で難しい講習が続きましたが。。。

覚えることがめっちゃあるんですよ。


記憶力がちょうど欠け始めた頃だったから(笑)

必死で覚えたんだけど。。。今なら無理だな。


「ヨキータさん、スゴイ!のみこみ早い!

これまで教えてきた中で断トツ!」


すごいわすごいわ、と講師に褒めちぎられたが、、

、、そういうタイプは忘れるのもめっちゃ早い。

見事に、ナンも覚えてない自信が(笑)


とはいえ、、責任もって教えないと、ね。

まず、ストーンの数が圧倒的に少ないし、、

儀式的なものを省いて、、

そこのサロンにあうようにアレンジして、、、

ムムム。。。こんなでいいのかしら、って。


でも、、ストーンを温めたり冷やしたりして

ボディに滑らせていると、、思い出すもんです。

自分も楽しくなっちゃいました。


みんなも、真剣にやっていたし。

アツ、熱いよーー!とモデルさんが叫んだり。。


楽しそうにストーンを動かしていました。


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こーゆう石の曼陀羅を、毎回セラピー後に作ります。

石と戯れる時間が大切なんですよね。

でも、いざ、サロンのメニューにするときは無理だ。


石を50度以上のお湯で温めて、身体に直接置いたり。

マッサージしたりするのですが、ホント気持ち良い。


この黒い石が玄武岩。

玄武岩は、火山から噴出して流れ出した溶岩が

ゆっくりと固まった石で、鉄とマグネシウムを含みます。

遠赤外線効果、と言いますか。

熱を長時間保持できるし、ゆっくり冷めるのです。


岩盤浴と同じような効果が得られる、というイメージ。

温めた石と冷やした石を同時に使うので面白いです。

慢性的で深い凝りには冷たい石が良いとされます。


今のご時世、効果とか書いちゃいけないんだよね??

例えば血行促進、筋肉の凝り、冷え、むくみ。。。

コチラの症状の改善に働きかける、という感じかな。

モデルさんのお顔、、終わった後はツルツルぴかぴか。


とりあえずは、、教えることが出来て良かったです。

これからサロンのメニューに入ると思いますが。


、、私、出来るかな(笑)

是非、いらしてくださいね。


まだいつ東京帰れるかわかんないけど(笑)

苦行は続いております。。



無事に! [2020年08月12日(Wed)]
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すごい写真から始まります(笑)

なんか、すっかり手が鈍って、、手技を練習中。

数か月、現場から離れると、、忘れちゃうな。

手は覚えているのですが。。

サロンそれぞれの手技が違うので、、


サロンに行くのは、今、ちょっと、、、

でもお手入れしたい、と、思われる方、、、

私の知ってる方なら、出張しますよん(^^)/。


まあ、そんなことはどおでも良いとして。

うちのお母たん、無事退院出来ました。


入院中は心細かったのでしょう、電話の嵐でした。。

毎日、2時間、3時間、母の話を聴いていて、、

まるで一緒に入院しているかのような錯覚に(笑)


離れているって、、本当にもどかしいですね。。

日本中、世界中にこういう状況の方いらっしゃるはず。

何もしてあげられないし、、(;´Д`)


耳も聴こえず、言いたいこともまとめられず、

何がなんだかわからず、自分が何をされているのか

理解できない高齢者が一人で対応するのは、、

克服すべき病状に加えて、大きな問題ですよね。

通訳のいないサミットに参加するようなものです。


母もそんななか、頑張ったと思います。

きっと慢性的にナースさんも不足だと思うし、

心細い思いもしたと思います。


今回の下血に加えて、導尿カテーテルを外した後に

膀胱炎になり、大きい方も小さい方も抑えがきかず。

ずっとオムツをしていたのは相当きつかったと。


母は、一滴オシッコ洩らすだけでも嫌で、

すぐにパンツを手洗いして干すぐらいの潔癖症なので。

本当にキツカッタと思う!


一人で本当に良く頑張った。

私は、そのイライラを電話で吸いあげてはいたが。

おかしくなっちゃうんじゃないかと、、心配で、、


毎日膀胱炎を訴えても、お薬がきたのは

退院の日の朝だったというし、、

医療側の事情ももちろんあるとわかったうえで。


今回はよく頑張ったね、としか言えない。

患者は、、基本、ワガママになるし!


あの状況では母も苦情は飛ばしてるだろう(笑)

医療者側にご迷惑おかけしたでしょう。

会えないから謝れない〜(´ε` )。


私も長い入院生活で、、遠慮して遠慮して

(そう、患者はギリギリまで我慢をする。)

もうこらえきれずに、泣いて訴えたことも。


主治医の先生が本当に良い先生で、、、

母もとても尊敬しているのですが。


下血で運ばれた日の夜に、貧血でぶっ倒れて

不安になってるところに輸血すると言われて、、

意識が朦朧とするときに、すごく抵抗したみたいで。

輸血って、、怖いじゃん?


その時のことを母は申し訳ないと思ってたようで

最後にようやく先生に謝った!と嬉しそうだった。


そんなこと、謝る必要もないのに。

本当にエライなア、、と感心しました、、


気持ちの余裕があるから、まだ大丈夫だな。

これからはもっと大変です。

一人暮らしは、、いつまで可能なのかしらん。


コロナの騒動が治まり始めたら速攻帰りますぜ。

母ちゃん!待っててくり〜〜〜!


そうそう、最近、、母にブームがあって。

私のことを「先生」と呼ぶのです。


とりあえず、私に聞けば、何でも答えが返ってくる、

なので、、「先生」らしい。。。


まあ、長年、病気と向き合ってるから、、、

普通の人よりは身体のことはわかるけどさ。

けっこう、母への答えは「ハッタリ」が多い(笑)


先日の、イソジン騒動のときも、、、

うっかりのせられそうになってる母に、、、


絶対やめとけ!

これこれ、こーだし、こーだから!!!

と、、焦って、使用をとめたけれど、、、


で、「先生」に任命されました、、、

昨夜、、いい気分で自分のベッドで就寝するまえに、、

ショートメールが届きました。笑えるやつ。


「す先生せにん、いまから、寝てむす?

おやすみなさい、。」


これ、そのままコピペしました。

カワユイのう(*´Д`)、、、


何度も何度も何度も電話かかってくると、、

たまに、「ゲー!」「クソばばあ〜」と

電話出る前に、そんな言葉発したりしますが。。


近い未来、、

いま、この母の電話にうんざりしている自分の事を

後悔したり、、うらやましかったり、、

あの時に戻りたい、、って。

泣くんだろうな、と想像できるから。。。


だから、結局めっちゃ、優しくなれる。

今は、母のリアルな声を聴けるわけだし。

怒ってる声や、笑い声や。泣き声や、、、


尊い、、、と、、日々思えて。

泣いてしまいます。


暑い。うだる。やだ。。 [2020年08月05日(Wed)]
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お世話になってるサロンのオーナーが経営するカフェ。

山口にこもって、ずいぶん不義理をしてしまって。

お詫びと。。今後の話をしにランチしに行きました。


青唐辛子がピリッときいた「すだちうどん」!

白だしがきいた氷のおつゆ。とてもスッキリ。

夏にはいいなあ。クセになりそうな味。

そしてデザートのイチヂクのケーキ。旨っ!


リハビリしながらボチボチ、仕事していくことに。

自分の身体も心配っちゃ心配だけど。

遊んでるわけにはいかない。。。


衰弱しちゃった母ですが、、

昨日の朝、先生にしっかり今の状況を聴いたようで。

りっぱなウンチさまがお目見えしたそうで、、

そこからとてもシッカリしてきました。

声がカスカスではなく、、聴きとれるぐらいには。


良かった〜〜〜。(≧▽≦)

皆さんに心配して頂いて本当に感謝でございます。

まだまだアッチには逝かなくてすみそうな、、

この世で皆にわがまま言いながら生きてくんだ(笑)。


相当、看護師を困らせていると思います。

でも、、母の気持ちもわからんでもないし。

今は人手がないのは重々承知だから、、


良く事情が呑み込めない高齢者とか母のような人に

心を安定させ、説明がしっかりできるエキスパート。

そういう職業の人が病院にいてもいいのにね。。


私、そーいうのやりたいなあ。

看護師さんたちは忙しすぎて無理だわ。


久々に、自分の眠剤を服用して寝たものだから、、

昨日の夜は、せん妄、幻聴のオンポレード。

まるで手術後に麻酔が切れた後のアレ、、、

母に経験したいです。衝撃だったと。


私も手術後の二日間ぐらい、、ものすごい幻聴が。

そして壁やカーテンや天井が全部お化けのように

ケタケタ大笑いで私を襲ってきた、っけ。

麻酔、麻薬は怖いぞーーーー。


でも、、、そんな強い眠剤をこの母は、、

何十年も毎日飲んでるんだよね。そっちのが怖い!


私は相変わらず、朝から消灯まで母の命の電話担当、

めっちゃ大変ではありますが、、、

頑張って私も食べて食べて。。ようやく体重が、、

1・5キロ増量、、嬉しかった〜〜〜。


昔は爆食してすぐに2,3キロ太ってたのに。

今は食べても太れなくなったんだよね。。

もう3キロ太れば、身長に見合う体重です。

頑張るぞ、、、( *´艸`)


この暑さ、、マスクをしなければならない状況に

ホント、ウンザリですね。。。

熱中症で亡くなる方の方が多いのでは、、、


「深夜特急」の沢木耕太郎氏の記事を読んで共感。

↓ ↓ ↓

「みんながこの状況を過度に恐れすぎている」


「旅なき日々」に思うこと

【#コロナとどう暮らす】(Yahoo!ニュース 特集)






からだ。 [2015年07月17日(Fri)]
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この写真はね、、、



セラピスト仲間の「メグさん」のサロン。


彼女が自宅サロンを始めるときに、

ホームページを作ることになり。


「ヨキータさんに写真を撮ってもらいたい。」


と、言ってくださったんです☆



ストーンブレッシング
 

http://www.stone-blessing.com/index.html


もう何年も前のことです。


当時はまだフィルムカメラだったのですが。


ばんばん撮りまくりましたよ〜〜〜。

責任重大だもん。



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彼女とは「ラストーン・セラピー」のスクールで出会い。


ずっと親しくさせていただいてます。


ハワイツアーにも参加してくれたし。




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「ラストーンセラピー」


アメリカのアリゾナ州発のセラピー。


その起源はネイティブアメリカン。


温・冷の石を交互に使う全身トリートメントは、

身体の芯からリラックスさせ、浄化。


アリゾナの玄武岩。


遠赤外線効果たっぷりの、、、

じんわりと、、、


大理石の冷たさも気持ちいい!


筋肉のコリや緊張をみるみるうちに

解きほぐしていきます。



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セラピーで使用した玄武岩は洗って。


陽のエネルギーをもらったり。

満月の光にあて、浄化したり。


・・・めんどくさがりヨキータは

あんまりやらなかった(笑)。



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これがメグさん。



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彼女は写真も上手いし、お料理も上手い。

感覚的なセンスが鋭いヒトだな、と思う。


だから、実際のセラピーも素晴らしいのです。



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実はね。うちの姉が、、、


美顔、痩身、などのサロンをやることになり。


練習台&、まあアドバイスぐらいできれば、と思って

そのサロンに行ったんだけど、、、


はっきり言うと、、、

どえらい下手だった、、、、


そりゃそうだ。

みんな、どえらい努力して何百、何千のお客さんをこなして

やっと一人前になるんですから。


簡単にいきますかいな。



ヤバいな、(^_^;)、、、と心配になって。

いろいろアドバイスしたり、特訓もしたんだけど。


こればっかりは経験の少ない人に説明しづらい。


とにかく、上手なひとにやってもらって

その力の加減や「間」みたいなものを感じた方がいい、


と思いまして、、、

メグさんのサロンを紹介したんです、、、


そしたら、、、


うちの姉、えらく感動していました。


メグさんとこに3時間以上いたらしい〜。

ついでにボディもやってもらったんだ、って。





「技術カンペきで人柄もよくて。勉強になりました。

今の自分が恥ずかしくなった〜。

上手になるようにガンバらねば(-_^)!」


という、感想メールが届きました!



うん。メグさんのトリートメント、本当に好き。


退院祝いでトリートメントしてくれた時。

本当に心が体が喜んだ。



「私」が上京したのは、カウンセリングの資格をとるため。


メンタルとボディは繋がっていると思い、、、

同じ稼ぐなら、、身体を扱うことをしようと。


仕事をするべくサロンで働きながら

いろんな資格をとりました。学びました。


リフレクソロジー

タイ式マッサージ

バリマッサージ

アロマトリートメント

プチ整体

ラストーン・セラピー

アーユルヴェーダ


そしてようやく自宅サロン開業にこぎつけ、、、


本当にやりたいことをお客さまに提供する幸せを

味わっていたのですが。



その矢先に、、、大事件(笑)。


フラメンコのレッスン中に複雑粉砕骨折!!!


全治半年以上、、、がびーーーん。


骨折したその翌日から、友人の鶴の一声で(笑)。

今の会社で仕事させてもらっていますが。


あえなく、、、サロンは休業。


粉砕したその左手を前のように動かすのは大変で。

お客様をそれから呼び戻すのはもっと大変で。


これからどうしようか、、と悩みましたよ。


でも、、、まわりのセラピスト仲間たちほどには


ボディトリートメントを愛してるわけではないのかも、と


想っちゃったんだよねーーー(笑)。


けっこう、器用、、だったんですよ。アタシ。


ラストーンの先生にも、、、


ヨキータさん、スクールが始まって以来、

覚えが早くて優秀だったわ!


と、会うたびに言ってくださったし。


覚えるのも力の加減を知るのも、、そう大変ではなかった。


そう、特訓せずとも感覚的にわかるんです。


人の肌に触るとき、

その人が欲するものをなんとなく察知する、というか。


だから、才能がなかったわけではないと、、、

悔し紛れに想うのだけど(笑)


最期までやり通したい、という熱意が欠けていた?


そう、そして。その後。


お客様のストレスや体の不調和を整えるほどの、

自分自身の体力を病気で失った。


こんな自分は人を調和する資格ないなあ。

人さまに触っちゃいけないようなあ、と、、、


まずは自分の身体だ、、、と。


本当に人からは「気」が発するんです。


元気でないと、悪いものをストレートに受けとってしまいます。

心も身体もやられてやめてくスタッフもいた。


サロンにいるときは、私は全然大丈夫だったけど、、、


それでも体調が最悪だったころ、そういうこと体験した。


大好きな友達なのに、その人に会うと発熱してしまうから

会わないようにしていたた友人もいます。


(今は大丈夫になった!)


姉に言いたいことは、、、


ヒトの身体に携わる、ということを

ナメタラあかんぜよーーーっ。


、、、ってことなんです。


きっと。。。



食と医療 [2014年12月01日(Mon)]
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二日目にランチョンミーティング。

研究結果などの発表など、、、


聴きながらこんな美味しいお弁当を食べるんです♪

こんな豪華なお弁当つきの学会、


それなのに費用も安くて素晴らしい!!!



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これがマジウマなんすわ、、、


これもやっぱり院内食を日頃手がけている調理師さんが

いつもの通りに作ってくださったお弁当です。


地産地消!岡山は海にも恵まれ、山にも!

お魚もお野菜もお肉も、、、


心がこもっているのがわかり、大変美味しゅうございました。

恐れ入りました、だよ。



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ここのシェフの皆さん、実は

調理師による院内ラウンドをされているようです。


患者さんが食事する時間に訪問するのだそう、、、

(間違っていたらごめんなさい!)


月一回のワゴンサービスやアフタヌーンサービス。

メニューなどなかなかの御馳走、、、


調理師さんの意識が高い、ってすごいことだと思います。


その中の一人にとても良いお話を聞いたんです。

とっても気さくな方なんですけど。


調理人の彼はここに落ち着くまで、ホテルや結婚式場、

つまりはおめでたい、ハッピーなお仕事に携わってきたわけで


それなりに満足感、充実感があったという。

が、この病院に赴任して、、、それは大きく変わった。


「ここは、、、亡くなるんですよ。人が。」


そう、これまでの職場とは真逆の場所。


彼が毎日働くのは「赤い鼻」という院内のレストラン。

いつも病院の食堂に来てくれていた老夫婦がいた。


そのうち、顔が見えなくなり、、、


一年後。奥さんが一人で来られ、隅のテーブルに座り、

二人分の紅茶を、確か、紅茶?をオーダーされたという。


そして、亡くなった御主人のお話をされ、

このコックさんにお礼を言うために来院したと、、、


自分の作る料理が、彼らの喜びや癒しになっている、ということ。


「その時から、自分は変わった。」


彼らのお手伝いをしたい、そう思ったんですって。。。(泣)

鳥肌がたちました。そのお話を聞いた時。


で、あ、そうだ、と思って彼に自分の話をしたんです。


2月、東京でここの管理栄養士さんのお話を聞いていて、

この病院の食に対する意識の高さに感動、

絶対、全国大会に来なければ!岡山旭東病院に行きたい!

…っと、思ったんですよ、と、、、


そうしたら、、、彼の顔がパッと変わり。


「あ〜!貴女ですか。聞いてましたよ、そういう人に東京で知り合って

来てくれると約束した、って。そうか。そうだったんですね!」


、、、、

わ、わたしのこと??が話題になっていた\(~o~)/うひゃーーー

でも、なんだか嬉しい!!


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右の彼が管理栄養士の和田さんとおっしゃる方です。


そう、東京で私に話しかけてくださった方。

彼の話は真実でした!!!


自慢のコックさん!

そうお話を聞いていたけど、私の想像を超えました。


なんて素敵なの、この病院!


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二日目も講義がありました。


いいお話や面白いデータがたくさん!

充実していたなあ。



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発表されたかたのお話で面白かったのは、、、

長崎の方だったのですが、、、


彼女が実施している韓国から受け入れる「産院研修ツアー」の話。

そう、韓国のナースや栄養士さんが日本の産院を見に来るんです。


小雪さんを始め、韓国にお産をしに行く人もいるようですが、、、

だから、向こうのお産の方がずっと進んでると思いますよね?


ところが、、、どっこい、なんです。

ソウルの産院を訪問した際に、この長崎の方、びっくりしたらしい。


出産、医療、に関しては、、、意外にもかなり遅れているらしい。

オムツの文化も、、、


「オムツが、、、全然違うんです、、、

布にこだわっているとか、そういうのじゃなく、、、

当て布しかしてない産院もありました、、」


私もオドロキ!

そうなんだ、、、東洋医学的なお産医療を想像していたけど。


だから、研修に日本にくるんだね。

目からウロコ、みたいな反応を韓国の方はされていたらしい。



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食!!!食!!!

「食が持つ癒しの力」



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我が、高柳先生の講義、

相変わらずメリハリがあって、わかりやすいです。



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外科医である高柳先生は以前、クウェートに勤務されていて、

小児外科でたくさんの子供たちの手術をされたそうです。


クウェートの子供たちはものすごく治りが早いんだとか。

何が違うのだろうと、、、


日本の医療と違ったこと。

それは、、、


「絶対に死なない。」


と、彼らが信じ切っている、ということだったそうです。

だから、治療に何の不安もない。


必ず元気になる、という思いがものすごく強いと、、、

うん、それってとても大事なことです。


想いは細胞にそのまま伝わるから。



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羽生くんが大好きな高柳先生(笑)。

こんなところにも出てきた〜〜〜(笑)。




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「病院食は変わろうとしている」


分科会「食と癒し」

グループセッションが行われたのですが。


最初にどなたか、、、と沈黙。


私、医療従事者じゃないし、、、

エラそうなこと、気の利いたこと、ホント言えないだけど、、、


とにかく、遠くから来たことだし、言いたいこといっちゃお、と

大抵トップバッターに走ります(笑)。


まあ、患者の立場からの気づきしか言えないのですが。

皆さんは看護師さんがほとんど、あと介護職、そして放射線技師の男性、、


皆さんの病院も、「食と癒し」のとらえ方にバラつきがあります。

重要だと考える病院もあれば。


私が通っている大学病院のように、

ハード面はどんどん改革的に推し進めているが、


ソフト面、そして「食」については、「そこまで???」と、

呆れるぐらいに退化していくところも。


以前は、、、月一の松花堂弁当を楽しみにしていた。


まあ、美味しいものではなかったけれど、、

お弁当箱にカラフルに入れられたお惣菜や。

(入っているものは普段とそう変わらないです。)


添えられた季節の花ことば、そしてその由来、、、

それだけで、患者さんの心は華やかになったり、優しくなれたり。


が!!!病院を立て替えた途端、それがなくなり、、、

冷凍のものを解凍するだけの恐ろしく不味いものに変っていた。


「どこの病院?」と聞かれて、、教えたら、皆さん、ビックリしていた。

えっ、あそこが???って。


「看護師さんに訴えてるけど、きっと私の言葉は上に伝わらないでしょうね。」

という私の言葉に、皆さんが反応、、、


「そんなことないよ!私たち看護師の声が上に行くのは難しいけど、

患者の言葉は違う、あきらめずに訴え続けて!」


と、、、全国の看護師さんに励まされた私、、、(笑)


その病院の中で「食」が、どういう立ち位置にあるか。

病院長しかり、厨房のスタッフがいかにモチベーションが高いか。

そのモチベーションをどう引き上げていくのか。


「食」は唯一医療者ではない、と思われている。

「医療に関わっている」という意識がどうしても必要になってくる。


というお話があり、ホント、その通り!と思いました。


患者の声が栄養士に届くようなシステムも作らなければ、

という声もありました。


循環と連携。看護師と栄養士と調理師の連係プレー。

「食には患者さんを笑顔にできる力がきっとあるはず」

と信じて、献立と向き合っていく。 


栄養士さんがおっしゃってました。

「顔の見える医療」


連携、という事に関するお話で感動的なものがありました。




患者さんと家族とともに物語から作るメニュー。


花火が見たいなあ、末期癌の女性。

そう伝え聞いた現場では、頭をひねりながらも、、、


花火に似せた野菜料理のデザインを生み出した。

そして、、、


それを食べることなく、その患者さんは逝かれたそうです。

でも、きっとその気持ちは伝わったはず。


これも末期の方のお話なんですけど、




制約があるものの、一番食べたいモノを食べさせたい、という現場の声。


「ウナギが食べたい。」という患者さんの声が、、、


看護師→栄養士→調理師と運ばれ、、、

夜中に行われたという見事な連係プレー!


なかなか食材をそろえるのは大変だと思いますが、

見事ウナギの御前を用意されたらしいです。


看護師さんしか患者の顔は見えないのだけれど、

栄養士さんは看護師さんを助けてあげたい、

調理師さんは栄養士さんを支えたい、


そう思ったから動けた。

だからこその連携、コミュニケーション力!なのだと感じ入りました!


人と人とのつながり、思いやり、結局はそれ、なんですよね。


特に緩和ケアーなどでは、こういった「よりそう医療」において、

「食事」は大事なポイントになります。


是非是非、日本中で「食」が医療において見直されていくことを願う。

それはまた、「病院食から在宅医療の食事」へ、繋がるだろうし、


「栄養士が笑顔でいられる病院はいい!」


グループセッションに参加の男性放射線技師の男性のお話。

サイバーナイフ室に勤務されているようですが、


どんどん痩せていかれる患者さんをみてどうしたらいいんだろう、と

日頃から思っていたという。

無力感にさいなまれると。


「今日の話は目からウロコでした、、、

食と医療の関係を意識したことがなかったので。」と。

ウソ偽りない話をされていて、好感が持てました。


技師の顔でしか患者さんと接することがない彼らにできることは

確かにそうないかもしれないけれど、、、


「技師の方がそういう風に患者を見守ってくれている、

それを知っただけでも、嬉しいです。」


と、思わず伝えたくなった私です。


普通どうしたって、放射線の仕事なんて、、、

ビジネスライクって感じになっちゃうじゃん?


この病院の技師の皆さん、すご過ぎますよ、ホント。


ある病院では海辺の宿泊施設で、泊りがけの勉強会をしているらしく

こういった話し合いを持つそうです。


その時は、同じ病院の他職種と顔をあわせ、

「顔の見えるコミュニケーション、情報交換」をする。


すっごいね。

すばらしーーーーーい。


てな感じで、、、、

なんとまあ長々と、、、書き連ねたことでしょう(笑)。


興味ない人にとってはオモロクもなんともないよね!


今年も「癒しの環境」についての学会、中身ギッシリで終わりました。


これ、、妹は病院で生かす事が出来るけど、、

私は、、、私はどう生かせばいいんざんしょ(笑)




夢のガーデナー [2014年11月30日(Sun)]
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仮装による懇親パーティ。

なかなかの盛況ぶり、、、



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この華やかな風船、、、

これがあとで私の涙を誘うことに、、、


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乾杯の音頭は、、、

「園芸福祉士」病院専属ガーデナー、齊藤さん。


岡山旭東病院には専門の「ガーデナー」がいます。


いつも笑い療法士で指導してくださっている高柳先生がその昔、

ニュージーランドの病院を訪問した時、専門ガーデナーの存在を知り、


そう言えば、日本の病院にはガーデナーいないわよね〜、と頭をかしげ。

そこから私のガーデナー人生が始まりました、と齊藤さん。


その齊藤さんが壇上でお話になりました。

お話してくださったのはパーティではなく、午後の講演の一部です。


院内緑化をめざし、屋上庭園、各階の憩いの間、生、中庭、

玄関、駐車場など、全般の植物のお手入れ、

あるいは草とり、お掃除、水やり、などなど・・・。


「最先端の医療とアートの融合は、患者さまへの最高のサービス。

快適な療養環境を支えるために、

院内緑化による癒しの空間作りを目指しています。」


HPにはそう書いてありますが、


実際に院内は、花や緑がかなり整備されています。

ほっこりしますね。


齊藤さんが壇上でお話をされたとき、、、

隣にはスーツを着た三人の若者が佇んでいて。


彼らはさっきまで私の前の座席に並んで座っていたんです。

ダウン症の青年だった。


その中の一人が齊藤さんに続いてマイクを握りました。


植物の手入れ、草とり、掃除、水やり、などなど・・・。

日々の仕事は大変だけど、でも、、、

一番好きな仕事は、季節の花の植え替えです。

なぜなら土をいじるのが好きだからです。


三人のうちの一人が、そう言ったとき、、、

私は、涙が出てしもうた、、、

土をいじる彼らの姿が目に浮かんでしまったからです。


そのあと、再びマイクを握った齊藤さんも涙で声がうわずって、、

「すみません。胸がいっぱいで、、、」



齊藤さんと彼ら3人の毎日が、一か月が、一年が、、、

どういうものなのかうかがい知れる一瞬でした。


齊藤さんのお話をもっと聴きたいな、、、と思っていたら。

パーティで、、、


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まずジャグリングする齊藤さんが現れて(笑)

(こうゆうこともされるとか、、、)


そして、すげー仮装して彼らが現れて。 


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うわおっ。\(◎o◎)/!\(◎o◎)/!

まじかーーーー♪



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なりきってました、、、ギャルに(笑)




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なんつーーーか。

センスも抜群。


きゃりーぱみゅぱみゅもビックリやで(笑)


ガーデナー三銃士たち(笑)


齊藤さんに、素晴らしいお話で感激しました!!!

とまずはお礼を告げて。


ピエロ姿の齊藤さん、ありがとう、と喜んでくださり、

またいろいろお話してくださいました!


暑い夏の炎天下、辛い土仕事も、、、

あの子たち、イヤな顔一つしたことないんですよ、と。


すごい!!! それはスゴイッす。


目の前でスゴイ仮装姿でじゃれてる三人の姿を見つめて。

齊藤さんの顔はほころんでました。


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なんか、じゃれまくってる(笑)



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仲のいいときはこんな風にすごく仲がいい。

でも喧嘩したら大変、、、なんだそうです。


最初、彼らは時計の見方を知らなかったそうです。

最初デジタル時計を与えてみたら、、、

もう時計ばっか見て仕事になんなかったですよ、と、、、

笑ってらっしゃいました。


と、言ってるその横で、三人で大騒ぎしてる、、、(●^o^●)

いいなーーー、なんか。


なんと!!!この日の会場の華やかな風船!!のアート!!!

彼らが三日間で作り上げたという、、、

感動だ、、、


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普段の彼ら。HPから拝借。

いい顔してる!


「みんなで力を合わせて、

これからの院内緑化の夢は、岡山一、いえ日本一。

それをめざして、頑張っていきます。」 


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「素敵なスピーチだったね!」


とじゃれまくりの三人に声をかけたら、、、

思いっきり照れてたよ〜〜(^◇^)


カメラ向けると、ぎゃあぎゃあ、騒いで三人でもつれまくって(笑)

かわいい、、、(●^o^●)


写真とクリスマスにお菓子でもおくろっかな、、、





お花の魔術師 [2014年11月29日(Sat)]
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こんな素晴らしい手作りの学会を開催できるのは、

病院の意識が高い、ということであり、


なにより、一番上に立つひとの人間性、品性、バランスが

とんでもなく優れていなければ実現できないこと。


土井 章弘先生は、まさにそんな方なのだと思う。


この日の夜に開催された仮装によるパーティ。

率先されて仮装で登場された土井院長先生に、、、


深く感銘を覚えました。



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赤いお鼻の院長先生。


HPをのぞくと、「院長のひとりごと」を載せてらっしゃいます。

今回の学会のことも書かれてました。




「この学会をきっかけに、改めて職員皆と一致団結し、これからも

多くの人に愛される病院を創っていきたいと思いました。

癒しの環境は職員にこそ必要で、それが患者さまへの医療サービスと

おもてなしの質を向上させていく」重要なポイントであると確信、

今後もその点について話していきたいと感じました。」


素晴らしい!!!こんな先生のいる病院に入院したい!!!

ホントにそう思う!


さてここで、、、、

見事なサプライズがありました。



「エレベーターさあどうぞ、乗ってください。」

と、言われ、待っていたのだけど。


開いた瞬間、、、



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「キャーーーー\(◎o◎)/!!!!」


ですよ、、、



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なに、なに、これはナンじゃらほーい???

(@_@;)(@_@;)(@_@;)??


お花畑のエレベーター??


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何が起こった???



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天井もお花畑で、、、

天国に行ってしまったのかなと(笑)。


一同、ぽっかーーーーん。



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すっげーーーーっ。



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土井院長と写っているのが、、、



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お花の魔術師、、、


萬木善之さん!



花いっぱいのエレベーターの仕掛け人。


このお花は全部マグネットでくっついてました。

5人で3時間かけて作ったものだとか!


人の喜ぶ姿を想像しながら、わくわくしながら、

楽しく作成されたそうですよ。


彼は、フィギュアスケートの国際大会などの表彰式で、

メダリストに贈るブーケのデザインを担当してるらしい!


ビビビッと受信しました!アッシの耳がピキッと立ちました、、、

岡山で、フィギュア、、、、てことは。


「高橋大輔さんとお知り合いですよね?」 と、

相変わらず唐突なわたし、、、


ええ、友達です、と(^−^)、、、やっぱしな。


そこで横から高柳先生、私、羽生君が大好きなのーーって(笑)

面白すぎなんですけど(笑)先生、、、


話戻って、、、外国でも活動していたという萬木さん。


いつも誰かの喜ぶ顔を浮かべて、地味な仕事をコツコツやってる、って。

喜ばせたい!という気持ちがエネルギー。


ipadでいろいろ作品を見せてくれました。


大草原の中にたったひとつ置かれたお花の便器、、、

松島トモ子さんが手にする「ライオン顔のお花」

そして、「徹子の部屋」で、徹子さんがもつ「パンダ顔のお花」


近年ではコケにも注目し、自称「苔アーティスト」としても活動。

車体に乾燥コケを貼り付けた車を作ったりとか、


「笑いタイアーティスト」として、

コケや花で作ったネクタイという作品も。。。


全身、苔のスーツを身にまとった萬木さんの写真見せてもらい(笑)

もちろん、フェイクの苔だけど、、、


とにかく発想がスゴイ! 



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そんな感じで始まったパーティです。

仮装しているひとがチラホラ、、、


仮装とくれば、ヨキータ!なんですが、、、

なにしろ、大阪、京都、東京と、目まぐるしく、、、

準備できず、、、無念、、、


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「癒しと環境研究会」そして笑い療法士を立ち上げた高柳和江先生。


笑い療法士を目指すノリータ、、、

今年5回目にしてようやく認定されたのに、、、


フラメンコのライブと重なり、、、あきらめたいきさつを

先生に話して、怒られてました(笑)。


笑い療法士、ってすごく難しいんですよ、認定されるのが。

もう今更いいじゃん、と妹には言ってるんだけど。


こうして、なかなか会えないひとたちとご縁をいただくためにも。

是非、また来年、笑い療法士に挑戦したい!、と言っております、、、



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パーティのお料理は、すべて病院の調理師さん。

このシェフ然とした?身づくろい、すごいでしょ!


この病院が誇るこの調理師軍団。

私が今回一番楽しみにしていた彼らの腕前!!!


超楽しみです!


この病院では、調理師による院内ラウンドが行われてます。

出された食事を患者さんがどう食しているか、、、

なかなかできないことですよね。


月一回のワゴンサービスやアフタヌーンサービス。

メニューなどなかなかの御馳走、、、


そして今日のパーティも!!!

スゴイご馳走がだだだだあ〜〜〜っと並んでた!!!


(あ、次回、このシェフの一人とお話したこと書きたい!)



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おおおお。

ぷ、プロシュートがあああ。


これ、切ってくれるんですかあ、、、(@_@;)。

すげーーー。


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「うちには自慢のコックさんがいます。」と、

そうお話を聞いていたけど、、、


私の想像を超える、、、


なんて素敵なの、この病院!



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スタッフもこうして仮装してのお出迎え♪

ピンボケでごめんね。



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笑顔が素敵です!



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繰り返しますが、、、


皆さん普段は病院の職員として、看護師、技師さん、その他、、、

専門のお仕事をされているのです。



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とても気持ちの良いウェルカム。

見習いたいです。


私の病院、あれは、、、なんなんでしょう(笑)?

これを知ったら、、、東京の病院に戻るのは辛いわあ、、、



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そして、、、


この日、一番感動したのは。。。





上の写真の彼を始めとする、病院専属ガーデナー軍団。


この話はまた、次回。



癒しの環境とは、、、 [2014年11月28日(Fri)]
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ではでは!


岡山旭東病院で行われた学会のレポートを、、、

チョイとさせていただきます!



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「パッチ・アダムス・ホール」


彼の名前をホールに付けてるということからも

この病院の目指すものがわかりますよね!



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このホールがメイン会場となりました。



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私たちの到着を迎え入れてくれる職員さんたち、、、


驚きました!

日頃、看護師だったり、放射線技師だったり、調理師だったり、、、


そんな人たちが、休日出勤で、

この学会のために一年間準備してくださっているのです。


志高い!

院長命令なんでしょうけど、でも、命令されてやってる顔じゃない。


それぐらい笑顔が素敵でした!!!




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わおっ。会場内に風船が、、、

カラフルで素敵です!!!


この風船を飾りつけしたのが、、、

あ、これは後で。。。(*^。^*)。



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うんうん、ま、これは基本ですけどね。


お医者さんたちがたくさん来ていらっしゃるから

しっかり見聞きしていただきたいです!!!


笑い、環境、がどんなに身体に作用しているか、、、



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前回の全国大会でもミッフィーのお話はありました。


ミッフィーを小児科病棟のモチーフに!する病院があります。



https://blog.canpan.info/vamos-yoquita/daily/201112/13



オランダ在住の絵本作家 ディック・ブルーナ氏の「ミッフィー」、

あまりに有名です。


医療関連の施設に使うものなので、著作権料はそう高額でもないとか・・・。


現在、ミッフィーの絵が小児科、緩和ケアーに使っているのが、

島根医科大学病院。

(ここの大学病院、本当にすごいです。)


ディック・ブルーナ氏のキャラクターが

病棟に施されるのは世界的にも画期的な試みだとか。


ブルーノ氏はミッフィーを3万点描いているそうですが、

ドクターのミッフィーがいたり。ナースがいたり。


もともと医療のありかたに関心のある人だと思います。



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母子手帳や骨髄バンクのミッフィー。


子供たちのために純粋であること。

子供たちに純粋にむきあうことを


ブルーノさんは大切にしているそうです。


制作するにあたって、心のぬくもりを

イラストの中の色使いで表現するのだとか。


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2011年のあの東日本大震災。


ブルーノさんの描くミッフィーの片目の涙のイラスト。

見たことありますよね?


この震災の際に、両目からの涙を描くことで、

メッセージを伝えたそうですよ。


心が震える逸話ですよね。


「病棟にアンパンマンはダメなんですか?」という質問が。


アンパンマンは2歳3歳、幼児までなんだそうです。

ミッフィーは高齢者までOK,だとか、、、



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なんと、このデジュメの最後に、、、

「あたり」と書いてあるひとは、カレンダーをもらえると!!!


すごい、ノリータ、当たり。


てか、昨年も実はもらっている、、、

昨年は無理やり、ちょうだい、と手を出したんだけど(笑)。



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このあと、希望者には病院の見学ツアー。

楽しみにしてたんだ♪


私たちのグループを引率してくれるお兄さん、

ずっと地図とにらめっこしてシミュレーションしていたよ。


彼は、、、普段はなんと、放射線技師。

こんなことやらされる病院はここだけだろね〜(#^.^#)。


素晴らしい!!!



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では、、、出発なり。



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ここはなんと!

驚きですウうう。


サイバーナイフ室があるではないですか!!!


サイバーナイフとは、、(知らない人の方が多いよね。)




非常に精密な放射線治療を行うための

「放射線治療ロボット」のことです。


治療台に寝ているだけでよく、

あとはロボットが自動的に放射線照射を行っていきます。


日本では脳腫瘍の治療に使われるのみだったかな、確か、、

これを見学できるとは、、、



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一般の病院施設と、サイバーナイフの部屋は

直接つながっていてはいけないらしく


こんな空間が間にあるんです。

それもこんないい感じの、、、



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すごいです。



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「こんにちは〜〜〜!」

と、明るく迎え入れてくれました。




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技師の方が、とてもわかりやすく素人の私たちに

サイバーナイフの使い方や動きなどを教えてくれます。



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すごいな、、、



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ノリータも真剣。



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貴重な体験が出来ました。



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この病院ではPET検査もできるので、、、

その施設も見せていただきました。


私が受けたPET検査もそうだったけど、、、

保険が効かない検査だけあって、、、


とにかく高い!

私のように、癌確定患者、という風に予約を入れれば、

ぐーーーーっとお安くなるのですが。


なので、待合室も贅沢なしつらい。

お食事も、、、


私はサンドイッチだけだったけど。

さすがにここはスゴイ。



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こんなお食事が用意されていたら、、、

嬉しいよね、、、


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これは一般の食堂メニューです。


「赤い鼻」

パッチ・アダムス氏のトレードマーク、赤い鼻。



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これ、、、なんだっけ。

すみません。忘れた(笑)。



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クリスマス♪



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さあ、ノリータの出番です。

デイケアーのお部屋にきました。



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高齢者のリハビリについて、

ノリータがたくさん質問してましたが、、、



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答えはあまり返ってこず、、、(笑)



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MRI、、、まあ、私的に珍しくなんもないのですが。(^_^;)、、、


天井がかわいい、、、


「金属はだめですから、、、」と、注意されましたが。


「あ、もうMRIのベテランなんでわかります、、、」と、

哀しく答えました(笑)。



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CT室です。


かわいいねえ。

子供も怖がらないで済みますね。


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これ、なんだっけ

金魚の部屋、、、温室、、、


こおゆう施設があるって、余裕を感じさせるね♪





いざ岡山へ! [2014年11月27日(Thu)]
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なんだか。ホン卜にバタバタの日々。


この一週間で、大阪、京都、、、東京に戻り、

週末は岡山に行きました〜。


それでも今のところ、すこぶる元気。

免疫力、今ハンパないっす。


水素水や酵素にも助けられて。


ホントはフラメンコに集中したいとこだけど(笑)。

正直、この一週間、全然なんもしてない、、、


わたし、よく身体がもってるなあ。。。


さて。本題!!!


岡山旭東病院において、

笑い療法士の母体、「癒しの環境研究会」の全国大会」です。


...今回のテーマは「病院や福祉施設の癒しの環境」


先日、本部から電話があり、、、

なんと私の書いたモノを教材に使いたいと、、、

まあ、断片だと思うけど。


入院していた時のことをネ夕に、、、

癒しと医療について書き上げたものです!


めっちゃ嬉し一です!


「アートと癒し」「環境と癒し」「食と癒し」「5Sと癒し」

そして、「笑いと癒し」の分科会に分かれて

参加者と共に討議、報告会が行われます。


記念講演もいろいろで、、、。

大変有意義な学会!!!でした。


私が参加した分科会は、「食と癒し」。


私がいつも入院してる病院の食事がホン卜に不味くなったので。

意識の違いを調査してこようって♪



といいますのも、、、

今年の2月、東京医科歯科大学で行われたのが、、、


「笑い療法士」の母体、癒しの環境研究会の恒例のシンポジウム!



タイトルはズバリ!


「おいしい!病院食」!!!!だった。


とっても興味深い内容だったし、そこで知り合ったのが、、、

この「岡山旭東病院」に勤めている管理栄養士の男性でした。


11月、是非来てください!と言われたのだけど。

この病院の「食」に対する意識の高さに感動して、、、


本当に岡山までやってきたってわけなのよん。

そして、期待以上の、とても有意義な二日間だったので、、、


お伝えしたいと思います!


医療と食を別々に考える現在に日本の医療に首をかしげる私。

医食同源、忘れたかあああ、って。


私と同じことを思っている人たち、

そして素晴らしい先生方が全国から来られてました。


って、、、ハワイのことも早く仕上げたーーーい(笑)。


ほんと、すんません、、、

要領悪くって、、、





人生を退く。 [2014年11月18日(Tue)]
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私は、、、なぜなんでしょう。


ずっとホスピスとか、終末医療とか。ターミナルケアという分野。

そういう言葉に出会うと、つい反応してしまいます。


若いころから本を読んだり、笑い療法士の活動をしたり、

そんなレベルですけどね。


特に、今は亡き、E・キューブラ・ロスの著書は私の大切な聖書です。

彼女の本を読んでいると、胸をかきむしられるほどに、、、

私の魂の器が揺れまくります。


ロスのような、究極のむきあい方はできないにしても。

医師でも看護師でもない私ではあっても。


どんな形でもいいから終末医療に関わってみたい、

そう思っているうちに。。。


自分が終末医療を受ける立場の患者に、、なりそうだった(笑)。

それって、シャレになんないよね。


まあ、たぶんそう遠くない未来にそういう状況は来ると思うから、

受ける側としての準備、例えばホスピスとか、緩和医療とか

在宅での看取りとか。


考えていきたいな、とは思ってます。


これは病気だから、とかじゃなく、

どの人も思い巡らすことぐらいはしてもいいと思う。


それを考えるとき、どっぷり暗い感情になってるわけじゃないよ。

「その時」を迎える時、心穏やかに選択ができるように。

一番私らしい最後を迎えたいしね(●^o^●)。


で、本題に入ると、、、

昨日のNHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀」。

見ましたか???


【笑顔で人生最後の時を!すご腕在宅ホスピス医

がん患者2000人と家族悲しみ涙を喜びに】


ちょい、コピペ。




「最期は、住み慣れた家で死にたい」。


終末期のがん患者の最後の願いをかなえるために、

患者の自宅を訪ね歩き、医療を行う、在宅ホスピス医。

そのパイオニアと称されるのが、川越厚(67歳)だ。


がん患者の身体の痛みを、患者の表情や触診などで見極め、

薬の量を微妙に調整し、徹底的に緩和していく。

さらに、死期が近いという現実を患者や家族に伝え、

その心の痛みにとことん寄り添う。


「死を受け入れ、希望を持って、今を生きてもらう」

という信念の元、残された生を充実して過ごせるようにケアを行う。


(コピペ、終了!)



がん患者と家族を支える「すご腕在宅ホスピスの覚悟」

というタイトルの、、素晴らしい医師のドキュメンタリー。


久しぶりに手を合わせたくなるような本物の医師でした。。。

亡くなる患者と家族、どちらも大事なのだと。


今、身寄りもない、独居老人が増えている。

というか、独り暮らしの人は年を重ねると、みんなそうなる。


たった一人で死を迎える人が街のあちこちにあふれている。

川越医師はそういう家を回っている。


モルヒネなどの強い痛みどめを使って、、、

いよいよ最後を迎えそうな患者には、飲み薬から皮下注射に変えて、

最後の最後まで痛みを感じずに済むように。

眠るように死んでいけるように。その手助けをしていると、、、


いわゆる緩和ケアーを在宅でやっていらっしゃる医師。

在宅でやる、ということは、身体だけではなく、

患者の心と、そして家族と向き合う、ということになる。


「大丈夫だよ。あなたをみんなで支えるからね。」と、

患者の手を握って微笑みかける川越医師。


「あなたと居る、が患者にとって救いになる。」


ずっとあなたと一緒にいますよ、と、、、その言葉が、

臨終を迎える患者の気持ちをどんなに和らげることになるか

語ってらっしゃいました。


ケアマネの女性が介護ヘルパーの事務所に電話しているシーン。


「彼(彼女)はずっと一人だったからね。

亡くなる時は誰かに傍にいてあげてほしいから。

最後を看取ってあげてほしい。」


10日後、その方は亡くなったのですが。

介護ヘルパーの人はちゃんと傍にいました。

見事な連係プレーだと思います。


誰かに看取られてちゃんと死ぬ。

それは一番の尊厳死なのかもしれないね。

それが家族でないとしても、、、


川越医師はおっしゃっていました。


「ホスピスとは。」 

死を認め、人生を退くための医療。

私の本当にホントにそう思います。


死を怖がるのでもなく、

死を美化するのでもなく、


「死をただただ認め、人生を退くことを良しとする。」


人生の幕引きを穏やかに行うための医療。


「病気を治す医療が全く無力になったとき、

同じ姿勢で医療を行ってはいけない。

お迎えが来るときまで人間として生きるわけですからね。

今度は、生きていくということを大切にした医療が必要です。」



そのために「誰かの」ヘルプは必ず必要なのだと。

改めて、いや久々に、うなづきました。


川越医師は、もともと東大の病院をエリート医師。

癌専門の科に属し、500例の手術をこなしていたらしい。


なぜこの世界に飛び込んだのか?

やはりその裏にはドラマがありますよね!


42歳で直腸癌を患い、手術と抗がん剤でなんとか存命したものの

第一線からは退くことになり。


この時、彼は「癌という病だけを見て、患者を見ていなかった。」

ということに気づいてしまうのです。


在宅ホスピスに携わり、往診する、というスタイルに落ちついたが、

最初のころは心の空白を埋めることはできなかったという。


さまざまな患者、家族との出会い、彼の中で何かが大きく変わっていく。

彼は強く思っているそうだ。


「人はどんな時であろうとも 希望を持つことができる。」


私は全く同感です。

それを少なからず体感した人間だと思ってます。


命の火が消えそうな時、

人は、家で死ぬことを選ぶ人が多いという。


最後の日まで患者と向き合う事になる家族は、

これまた言葉にはできない苦しみと疲労をともなくわけだが、


それでも平穏で穏やかで幸せな時間が訪れるという、、、

ありがとう、と心から伝えることができるのかなあ。


「残された時を一緒に生きられた、という喜び。

それが出来るように、私は支えていく。」


在宅ホスピスの素晴らしさ 、ってそういうとこにありそうです。


わたし、川越医師にお会いしたいなあ。

てか、最後を看取ってほしい(笑)。


ものすごく語り口があたたかく、そして楽しく、

私が笑い療法士の研修会で学んだすべてのスキルを

彼は全部持っている気がします。


病院で死ぬか。

自宅で死ぬか。


旅先で死ぬか。

戦場で死ぬか(笑)。


どちらにしろ、大好きな人に看取られて死にたいかな。




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