ガザの凧揚げ
[2012年03月19日(Mon)]
こんなニュースを見ました。
子ども1000人でたこ揚げ!
それは遠い遠い異国、パレスチナ自治区ガザでのことです。
ガザといえば、恐ろしく長い年月、紛争が続いている地区。
イスラエルによる経済封鎖と終わらない爆撃に、
生まれてからずっと子供たちは、殺戮と食料不足と恐怖の中で生きています。
それが当り前の日常なんだと思います。
(まあ、それはイスラエル側からものを言うと違うものになるのでしょうが。)
東日本大震災犠牲者を追悼するための「凧揚げ」。
昨日の少年たちの凧揚げは、日本に向けられたものだったそうです。
「僕たちは日本が必ず震災から立ち直ると信じている。」
ある少年が、被災者への励ましのメッセージを送ったというではないですか。
恐怖や死と背中合わせの彼らに、まだ他者への慈悲のこころがあるなんて
すごいなあ、と思います。平和ボケのアタシら、どうなってんの。
単純に凧揚げできるのが嬉しい子もいっぱいかな。
だって、そうだよ。停戦でもしなきゃいつもはミサイルが飛んでくるのだから。
あーーー。
おバカな大人たちが戦争や策略をやめて、平和な世の中がこないもんかな。
子供たちにいつでも安全に凧揚げさせてあげたい。
大きな空を悠々と飛ぶ凧に夢をはせる世界であってほしいです。
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