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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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アグネスの詩 [2012年03月17日(Sat)]
agu.jpg

ポエトリー アグネスの詩 


とても地味な映画なんですけど、しみじみ思いだします。

そう、インフルエンザの時?もう一本見ていました。

あまりの地味さに忘れていた!


だけども、第63回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞。

けっこう評判もよいのです。


韓国の役者さんは本当に深い演技をします。

静かで淡々としていて。ある種の独特な読後感、いや観劇後感?


簡単にあらすじ。



遠く釜山で働く娘の代わりに中学生の孫息子を育てている初老の女性ミジャ。

たまたま通りがかりに詩作教室を見つけ、詩を書いてみたいと思いたつ。

子供のころ、先生に詩人になればいい、と言われたことがあるのだ。

「観察することがいちばん大事」という講師の言葉に従い、

見たものについて感じたことを手帳に記していく毎日が始まった。


ある日、ミジャは右腕の不調を感じ、病院で診察を受けるが、

意外にも、認知症の発症を告げられる。

そんなミジャに更なる仕打ちが。


川に身投げした女子中学生ヒジンの死に、孫を含む6人組が関わっていたのだ。

ヒジンは性的な暴力を受け続けた。


ミジャは、アグネスという洗礼名を持つヒジンの慰霊ミサに行く。

加害者としての立場とともに、

ミジャは少女アグネスの死に至るまでの心に寄り添い、

「アグネスの詩」という詩をつむぎだすのだった。



最後、象徴的なシーンで終わるのだけど…。

ミジャ、ひょっとして?と、なんだかよくわからないまま終了。

まあ、それはそれでよい気がする。

詩集を一冊読んだような気になる映画でした。


と、書くとあまり面白くなかったような印象うける?

いえいえ、とてもよく出来てる映画ですから。

演技には見えないこの女優さん、素晴らしいです。

物語に派手な演出はないのに、でも描いているものは奥深い。


最近の私、人間の本質をえぐりだすものに興味しんしんなのかな?

宇宙人ポール、みたいなのも、超お好みなんだけどね♪


是非、お時間のある方は「アグネスの詩」を味わいに行ってください。


最近、本当に不思議だな、と思うのだけど。

このブログ、アクセス数がどんどん増えて驚くばかり。

嬉しいのは嬉しいのだけど。


なんせ、内容が内容なので…。???

友人の数をはるかに越えて、い、い、い、いったい誰が読んどるねん。

こわいなー。


ま、誤字脱字はお許しくださいまし。


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