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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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ガンバるけん。 [2019年02月20日(Wed)]
thumbnail_IMG_20190218_092634[1].jpg


これ、なんだかわかる???


ふっと、茶の間の棚に目をやると、、、


(。´・ω・)ん?

んんん???


「これ、なに、見たことなかった。」


母が、、もうずっと前からそこにあったよ、と。

バレリーナが可愛いから昔買った、、と。


↓ ↓ ↓


thumbnail_IMG_20190218_092621_1.jpg


むむむ???

(=゚ω゚)ノえ、っと。あの、、、


これ、、バレリーナ、じゃないよね。

だって、髪にフラメンコのペイネタという飾りがついてる。


thumbnail_IMG_20190218_092614.jpg


ポーズも、、メンコぽいよね。

・・・フラメンコ、だよね???


「お母さん、これ、バレリーナちゃうよ!

フラメンコの踊り子じゃん!」


ほおお、、っと、一応、驚いてた。

なんだか、親子、繋がった感が(笑)

フラメンコで(笑)


こ〜んなの、買ってたなんてね。

ちょっと笑えちゃいました・・・(*´Д`)


というわけで、、、出だしは大変でしたけど。

なんとなく、穏やかに、、バタバタと。

母親との毎日が終わりました。


母は私が到着して三日後ぐらいからすでに泣いてて。


あと、×日、あと、×回寝たら、あと、×回起きたら、、

と、私が去る日を涙ながらに数えておるのだ。。(*´Д`)


そして、とうとう去る日がやってきた。

涙なしで、明るく!

そんな母の想いがすごく伝わる朝でした。


「本当にありがとう。世話になったね。

いろいろ面倒をかけたね。」


と、何度も何度もわたしの手をさすりながら言うので。


「そんなことないよ、楽しかったよ。」と返すと。


「そんなわけない、楽しいわけがない、私とずっと一緒で

しんどかったに決まっとるやろう。」と。


「いや、ホント今回は楽しかったよ。だってホラ、

お互いの昔からのホコリかぶった宝物、見せあっこして

売るならそれチョウダイ、と交換したりもして。」


うん。ちょいとばかし、それ、本心。


メルカリ、母の品物がけっこう売れて、、、

その度に二人で大騒ぎ。ちょっとした高揚感。

このバタバタ感、楽しかった気がするよ。


実は最終日の朝イチ、某有名な買取業者を呼んだけど、

苛立つぐらい使えない兄ちゃんがきて、、

二日かけて出したウチラの宝物、バシバシ写真を撮って

本部に写メを送るだけの使えないヤツ。


時間だけメチャかかって、質問にも答えられない、、

てか、私がこの一週間で調べた情報の方がマシ!

モノの値打ちが全く分からん若造を送り込むなんて!


あげく、ほとんど良い値がつかず(笑)

早々に追い出した。が、風呂敷をウチに忘れてく始末。


なんだ、ありゃ〜〜〜。

私、自信持っちゃいました。


だって、この会社がつけた値の倍でバッグを売りました。

メルカリで。


母親が、、、この若造に怒り心頭だったんだけど(笑)

あれ以来、私を、スゴイ!と。神と!崇めている(笑)


だからね。楽しかったんだよ、ドタバタして。

二人で稼いだじゃん!けっこう、現金手にしたじゃん!


って、私が自信満々で答えたら、、、

すっごく嬉しそうな顔をしたけれど。


いや、それでも、しんどい思いしたに違いないよ、と。

涙をこぼしてました。。。


でも、ガンバるけん。

明日から一人でもガンバるけん。



と、泣きながら言ってくれましたm(_ _)m


最後、タクシーで空港行くのですが。

(空港まで10分足らず。)


母は今までで一番、オーバーアクションで。

両手を大きく交差させて振ってくれました。


見えなくなるまで。

ずっと手を振って、顔は笑顔でしたよ。


私に心配かけたらいけん、と思ったんでしょう。たぶん。

精いっぱい明るく笑ってたので、かえって嘘くさい(笑)


そんな母の手を振る姿。

これが最後だったらどうしよう、、なんて思っちゃって。

私はタクシーの中で涙がとまらなくなる。


いつものワンパターン(笑)

やーれやれ。


なんだろな。

母親でありながらすでに逆転してんな(笑)


辛い涙を流す母を見たくないから

私は頑張ってるんだろうと思う。



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