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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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汗をかかないものにソレアは踊れない。 [2017年08月25日(Fri)]
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「パッション・フラメンコ」

http://passion-flamenco.net/



サラ・バラス!


今、一番、圧倒的な存在。

魂を揺さぶられるダンサー!だと思ってる。


二年前のライブをかぶりつきで観た私の

その興奮ぶりをブログにしたためましたが、、、

https://blog.canpan.info/vamos-yoquita/archive/1972


これはそのドキュメンタリー映画です。


スペインが誇るパコ・デ・ルシアら6人の巨匠に

オマージュを捧げた舞台、


「ボセス フラメンコ組曲」


初演までの3週間と世界ツアーに密着した記録映画。


パリ、ニューヨーク、メキシコシティ、

そして東京を公演で旅する中で、

彼女のさまざまな側面が浮かび上がっていく。


フラメンコダンサーとしての挑戦はもちろん、

母や女性として奮闘する姿も映し出す。




news_header_passionflamenco_20170607_03.jpg



面白かったです!


人間、サラの人となりが伝わり。

共感できるところもありますが。


誰をも寄せ付けないダンサーとしての

あの圧倒的な存在感と感性は、、


もう言葉では表現できないほどの・・・

凄みがあります。


孤高の舞台に生きるトップダンサー。


だけれど、、人を愛し、愛される彼女の

その人間性にたまらなく惹かれる。



サラ・.jpg


一つの舞台を全身全霊で踊りきるサラ。

文字通り。魂を込めて。その日の舞台にたつ。


一昨年の公演後、、感動して歩いてたら、

偶然、サラの舞踊団のダンサーたちに会い、

一緒に写真を撮ってもらったのだけど、、、


サラは部屋で休んでるわ、という言葉。

そりゃそうだろう!!!って、今、納得。


この映画を観て、、よーくわかった。

全てを出し切ったあとで、渋谷をブラブラできん!


「汗をかかないものに

ソレアは踊れないのよ。」



映画の中で、、そう言い切るサラの言葉に。


「どーもすみません、、汗もかかずに

ソレアを踊ってしまいました、、」


と、ドキッとしちゃったヨキータさまがいる(笑)


リスクは冒すもの、ルールは破るもの。

踊り続ける女王の果てなき挑戦。




サラ.jpg


いちばん、わしづかみにされたシーンはね。


NYでのスペシャル公演。


ローリング・ストーンズのサックス奏者、

ティム・ライスを迎えてスペシャルなフラメンコ。


ゾクゾクするような 完璧なセッション。

ほとんど即興のようなセッションだと思うけど。


これがすごすぎるのです!


かっこよすぎます。

ティム・リースとサラ・バラスの掛け合い。


シンプルな黒のパンツ姿で踊るサラが、

鳥肌もの。涙が出そう。


もうね〜〜。フラメンコやてないヒトもね。

この映画、見てほしいよね〜〜〜。


スペインに残してきた幼い息子のホセをね。

抱きしめてね。涙をこぼす瞬間も泣ける。


過酷な人生を歩んだあの伝説のフリーダ・カーロに

自らを重ねるサラの感性にも惹かれる。


よく先生も言うけれど、、、

バイレは人格が出る。


その人が持っているものしか、表現できない。


ホントに、、サラ・バラス。


かっこいい。




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