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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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モノクロ続けちゃいます(笑) [2015年03月29日(Sun)]
☆.jpg



この写真にも。物語があります。


ひっさしぶりに。記憶のひもをクイックイッと引っ張って。

このボケ頭の奥から、、、少しずつ飛び出してきましたよ。


抗!痴呆のためのリハビリをやっていけばいいのか。

こんな風にトレーニングすればいいのかな(笑)


もう10年昔のことになってしまいました。


トスカーナでの私の仕事。

葡萄畑での農作業。オリーブの収穫。ジャム作り。


そして、アグリツーリズモの仕事。

(もともとは第一次産業の衰退の進むイタリアで、

農業だけではやっていけない 多くの農家を救うべく、 始まった制度)


宿泊客の食事の支度やお部屋の掃除。


時期が来たら始まるワインのボトリング。

けっこう重労働だけど。活気があって楽しい!


そして、、マッサージトリートメント!

これが私の本業でもありましたから。


イタリアでもやりたい、という希望を聞き入れてもらい。

時々やらせてもらっていました。


アロマのトリートメントやリフレクソロジーの支度をして

わくわくで渡伊したものの、、、


当時流行っていたのは、、指圧。シアツ。


有難いことに、バカがつくほどの力自慢の私は、、、

どんなデッカイおっさんの身体でも、、対応できました。


指圧もどきのことをして。喜んでもらえた、と思う。


が。が。が。が。が。。。


町のおじさんやおばさんに高額の料金をいただけるわけもなく。


だんだん、現金ではなく、、、

呼ばれたお家の夕ご飯、、、って感じに(笑)。


話は長くなりましたが(笑)。


この写真のお家は、、、

畑仲間のマリオおじさんのお家です。


週に一回ぐらい呼ばれていたかなあ。


マッサージにきとくれ、と電話があり。

ローカルなバスに乗って出かけていく。


もちろん、マッサージ用のベッドなどあるわけもなく。


この台所のテーブル!に厚めのタオルを敷いて、、、

大きな大きなおじさんの身体を指圧、、、重労働。


そして、毎回、何するでもなく、その隣に立ち、、、


その様子を体を揉み解される旦那を

何とも言えない表情で眺めている奥さんのイオレ。


マッサージが終わると、、、


「さ、、もう終わったかい?」と、旦那を追いやり(笑)。


素早い手つきでテーブルをキレイにしたかと思うと、、、

食事の支度を始めるのであった、、


何とも不思議なマッサージルーム(笑)でしょ。


そして!!!料理するのが早いこと早いこと。

今度は私の腕を見せる番だよ!とでも言わんばかりに。


彼女の作るものすごいご馳走の嵐。


ヨキータ!これ好きかい?あれも食べて、これももっと!!!

ほら、ほらもっともっと〜〜〜っ!!!


大食いの私ですが。毎回、彼らの家では、、

3人分は食べましたよ。。(+o+)。


食べろ食べろと、、、すごいのです(笑)。


なんつうても、これは仕事をした対価でもあるわけで。

食べないわけにはいきません(笑)。


しかも。マリオって、すごいトスカーナ人なんですよ。


自給自足のすご腕。


野菜はもちろん、豚も鳩も鶏も。

自分で育て、食料にします。


プロシュートにパンチェッタ、サラミ。全部手作りです。


そんなに大きくはありませんが、マイ葡萄畑もあります。

丁寧に耕していて。


だから、ワインは自分で飲む分だけ作っている!

これは究極の贅沢ライフ、だと思います。


畑には、手作りのプロシュートをサンドしたパニーニを持参。

時々、ほい、食べな、っておすそ分けしてくれた。


このお家の晩御飯!美味しいにきまってるじゃないですか、、


もうこれ以上は食えません、、、というぐらいの状況で

胃袋5倍ぐらいに膨らんでました。


トスカーナで暮らすって、、、

けっこう胃腸が丈夫でないと(笑)。


コニュニケーションとるのは大変かもです!


私はすでにこのころ、胆管の難病の症状が出始めていて。


正直言うと、、、限界がきてました(笑)。

もう一年いたら、、、死んでたかもです(笑)(笑)(笑)



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