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ヨキータの哀愁日記

ジプシーの血たぎる(妄想)
私ヨキータの人生は
流れ流れてどこへ漂着するのでしょう。
チクチクもの哀しくて、だけどサクっと笑える日々を綴ります。


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イブのご縁 [2012年12月25日(Tue)]
121210_170505.jpg


これは、、、クリスマスライブのリハをやってるソンイルくん。

ライブは大成功だったそうですよ。


昨日のクリスマスイブに一つ、ご縁ができました。

素晴らしい出会いだと思っています。


同じお部屋に入院している女性で、ずっと気になっていました。

あまりに素敵な女性だから!


ロビーで時々、誰かに電話しているのを聞く機会があったのですが、

その声がとても素敵で、萬田久子か?と最初思ったぐらい。


明るく、お話の内容も聡明で、最初彼女が病人だと思っていなかった。

誰かの付き添いだと思っていたぐらい。


でも、毎日彼女の電話をそばで聞くにつれ、(盗み聞きではないよ!)

彼女もまた大変な病気を抱えているんだ、ってわかって。

それでもいつも明るい彼女、私よりは10歳くらいは上かなあ、

お話してみたいな、とずっと思っていた。


クリスマスイブにたくさん彼女のご家族が訪ねてこられて、

ロビーは彼らだけでいっぱい。やはり皆さんそろって感じの良い人たちで、

素敵な人生を歩いてこられた人なんだなあ、と一人でロビーでまたまた

盗み聞き?している私だったのですが。


消灯前、お手洗いで一緒になった私に、彼女から声をかけてくれました。

「さっきはごめんなさい!うるさかったでしょう?」


いえ、いえ、!!とんでもない、素敵なご家族でいいなあ、と思ってました。

と答えたところ、堰を切ったように二人は会話を始め、とまらなくなり、

トイレで45分もしゃべっちゃいました。


彼女、私のことをやはり病人には見えないけど、すっかりよくなって

退院を待っている人なのかな、と思っていたそう。


いつも友達とケラケラ笑っていて、とても楽しそうにしているな、と

そう、思ってくれていたみたい。


彼女と私はずいぶん共通点があります。

二人とも、数年前から難病を患い、辛い年月をおくっているのですが、

今年になって、突然合併症のガンができてしまった、、、


そして、彼女は膵臓、私は胆管、と、医者泣かせの一番大変なところを病んでいる、、、


彼女のガンはもうとても大きくて、急遽手術の日も決まったそうで。

先生も私と同じ。というか、膵・胆の癌の分野では日本でも一番なのだとか。

私、人知れず、ラッキーだったんだ、、、


とはいいつつ、私はもとの大学病院に帰って手術になると思います、

そう言うと、びっくりされました。

せっかくこの病院で検査したのに、だめよ、だめよ、そんなこと!

ここで手術しなきゃだめでしょう! と、、、


そうか、、、そうなの??? ← (医療情報に疎い私。)


貴女はまだ若いから、長生きしなきゃだめだよ!と言ってくださったけど。

・・・10歳以上若くみられたみたいです(笑)。


そして共通点はまだまだ。

私はフラメンコ、彼女は太極拳とヒップホップ!

踊りが大好きで、二人とも病人に見えない、、、

あくまでもお気楽、明るい、、、深刻には考えないけど、

でも絶対生きる意思にあふれてる。

本当に似ているんです! そして、私などより、もっともっと素敵な女性!


タイのバンコクに住んでいらっしゃるそうで、

とてもきれいな方だけど、タイ人ぽくもあり。。。

タイのセラピーについても詳しかった。


そして、関東地方の代替医療の情報や、食事療法の詳しい情報を

早朝からたくさんメモしてくださって、いただきました。

とてもうれしかった。


彼女は今日、こないだ私が受けた検査をします。

それなのに、貴重な時間を割いてたくさん教えてくださいました。


お互いに病気でなければ、こんな悲惨な状況でなければ、

会えなかった方です。

なんだかすべてわかり合えるような、不思議な出会い、ご縁。


私は残念なことに?今日、退院してしまったけど。

もっと早く声をかければよかったなあ。


これからも彼女とはつながっていこうと思います。

お互いに生きていれば、互いの手術が成功したら、

また会おうね! 楽しいことたくさんやろうね、踊ろうね!って

約束して、朝、おわかれしました。


これも一期一会ですよね。


本当に私も祈ります。

みんなが私のために祈ってくれるように。

彼女の癌が、ちゃんとサヨナラしてくれるように。


そして、8月、私の「ラ・ヴィダ・ブレーベ」を見に来てもらうんだ・・・。



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