2015 海のアフタースクール 実施報告書
[2016年01月18日(Mon)]
昨年2015年に実施した「海のアフタースクール」の実施報告書のPDFファイルにてを公開させていただきます。様々な海に関わるプログラムについてお読みいただければ幸いです。
海のアフタースクール2015.pdf
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2015 海のアフタースクール 実施報告書
昨年2015年に実施した「海のアフタースクール」の実施報告書のPDFファイルにてを公開させていただきます。様々な海に関わるプログラムについてお読みいただければ幸いです。 海のアフタースクール2015.pdf
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『海のアフタースクール』すべての事業を無事に終了いたしました
海釣り 8月28日(金)
片瀬江ノ島駅から子ども達でも5分ほどの片瀬漁港に到着すると、接岸している「でいとう丸」で北村さん、山下さん達の準備万端に迎えていただきました。
曇り空で、ならい(漁師の言葉で北東風の意味)の吹く朝でしたが、子ども達のテンションは最高潮です。 ご挨拶の後、ライフジャケットの着用や船の運航時には立ち歩かない等の説明を聞いた後に、乗船です。 釣り竿が用意された席に座ると、次いで、竿を使用の説明を受けて、いよいよ船は動き出します。 あっという間に江ノ島のはるか沖へ。「魚の群れを探しています」というアナウンスが船長の北村さんから聞こえてきます。 まずここで練習がてらやってみましょう、といった場所では誰もあたりが出ずにすぐに移動。 この日は、天候も悪かったために、他に釣り船がでておらず情報交換もできなかったそうです。 次のポイントまで移動して竿を下ろすと、2,3人の子がアジやサバを釣り上げました。 しかし、そこもぱたりと当たりが止んでしまいます。 船が動き出すと、西の烏帽子岩の沖を目指して進みます。 その方向には何隻かの船が、キハダマグロを狙っているとの情報が北村さんには入っていました。 ならいの風は、ますます強く、沖に向かって白波が立っています。 やがて、沢山のカモメが舞う海域で、船は減速していきました。 何やら水面には沢山の魚影でうごめいているようでもあります。その気配を察知したのか、子ども達からも「ここは釣れそうだな」と声が立ちます。 竿を垂らしていく子たちに、次々にあたりが来ました。サバ、ソーダガツオを中心に、ブリやすずめだい等も来ていました。 水面には、イワシの群れが時たま浮き上がり、それを追うようにサバなどが入ってきています。 さらにそうした中型の魚をおった鮫も姿を見せ、カモメも含めて、補食関係にある大海原の食物連鎖の世界の目の当たりし、その迫力をひしひしと感じていたようです。 本物の海の世界に触れさせていただき、子ども達全員が持ち帰った魚を大事に食べました。 生命のつながりを感じられる大海原の中で、自分で釣り上げた魚の味は最高でしたね! ●釣り教室について 江ノ島フィッシャーマンズ・プロジェクト http://enoshimafp.web.fc2.com/index.html 釣り教室を春から秋にかけて実施されています。冬期は、ワカメの苗付けや収穫体験を親子向けに行っています。
海とつながる里山の畑 8月3日(月)
鵠沼海岸からは電車を乗り継ぎ、バスを利用してやってきて、久留和海岸に降り立った子ども達を真夏の太陽光が容赦なく照りつける。
バス停に迎えに来てくれたマイケルさんに連れられて、しばらくは登りの坂道が続く。 アスファルトの道は熱く焼け、バックパックを背負った子ども達の足取りは重いく、「まだ?」「もう無理」と弱音も。 10分たったところの木陰で休憩をとり水分補給。さらにそこから10分歩くとアスファルトが途切れ、緑に囲まれた土がむき出しの林道に入っていく。 「森に囲まれた道は涼しいでしょう」涼しくなり、空気が香るように澄んだ変化に、子ども達もその変化を肌で感じているようでした。 畑に到着すると、マイケルさんが子ども達にレモンバームを配ってくれた。「天然の虫除けだよ」 様々な種類の植物が植えられている畑を見ながら、さらに坂を上がり、お手製の小屋に前に立つと、 見渡す限りは森の緑に覆われた山と遠くに水面が光る海が広がっています。 世界の素晴らしさと美しさを感じることのできる、誰にとって気持ちの良い場所。 子ども達の疲れもすっかり吹き飛ばされたかのような表情で見ていました。 カボチャ、トウモロコシ、大豆と種類の異なるものをお互いの相性を考えてあえて混合して植えているエリア。 ミツバチの巣箱や椎茸の原木、それに、苗作りの温室や肥料づくりの床、などなど。 古くから畑として利用されてきた土地だったそうですが、担い手がいなくなって数年放置されていたところに、 マイケルさんが出会い、仲間と数人でこの畑を再生させてきたそうです。 「海と山はつながっています。この土地の肥料を、海で拾ってきたたくさんの海藻を使っています」 と見せてくれたバケツには海藻を発酵させて肥料にしたものが入っていた。 子ども達は、小さな耕耘機を使い、土を耕し、オクラの種を植えさせてもらいました。 木陰のデッキで涼みながら昼食です。畑で取れたたての野菜たちをマイケルさんが集めてきてくれたサラダは、とっても美味で。 野菜が苦手な子もこんな時には、口にしてみよういう気持ちになるものですね。「ちょっと美味しいかも」なんて遠慮がちにいいながら。 昼食と休憩の時間が終わると、お世話になった畑を後にして、山と海をつなぐ川へ。 飲料できる水も湧いている小川の水は、澄んで気持ち良さそうです。 足を入れただけでもヒンヤリと全身に伝わってきます。 子ども達はみんな水着になり、探検したり、堰で段差になっているところでおもいっきり水を浴びたりしています。 子ども達の姿を見ながら哲学者の鶴見俊輔さんの言葉を思い出しました。 「日本人の学びの原点は、山野を跋渉(ばっしょう)することにある」と。 (※跋渉とは、山や野に入り、水を越えるという意味だそうです) ふたつ、みっつ世代の前までは、人々の営みの中に、自然の土や水に触れる機会がありました。 山にいっても、海にいっても、そこには務めをする大人たちの姿があり、子ども達はその傍らで手伝いやら遊びを見いだしていたのでしょう。 そんあ里山里海のつながりが体感できた一日でした。マイケルさん、ありがとうございました。 ●講師紹介 マイケル・キダ(Michael Keida) 農家としてのチャレンジをしつつ、バイリンガルで子ども達の体験活動の場づくりも行っている。TVのレポーターやモデルとしても活躍中。
シーカヤック 8月25日(火)
いつ降雨がってもおかしくない曇り空に、北よりの風が川面の上を吹き抜けています。
計画では、川から海まで出て、江ノ島への橋をくぐり東浜へ上陸して、戻ってくる予定でした。 北から南に流れる境川の上流から下流にかけて行くことは、例えまったくカヤックを漕がなくともできても、 海まで出てしまうと下流から上流に漕ぎ上がるのにはかなりの苦労があることが考えられた。 カヤックの講師は、遠藤恵子さん。 遠藤さんからのご自宅からも遠くない西浜橋のそばにある漁船のスロープと倉庫が、境川の拠点となっています。 まず、皆で、カヤックやパドルといった道具と、身につけるライフジャケット(PFD)という装備の準備です。 カヤックは、シットオン・カヤックという艇そのものが安定した浮力体となり、その上に座って漕ぐというものです。 身体の中心軸を意識しながら、背中や上半身全体を使いながら漕ぐことのレクチャーの後に、いざ出陣です。 上級生から下級生縦割りの3人一組のチームで1艇のカヌーに乗船して、タイミングを合わせて、ゆっくりと水をつかんでいきます。 水面に浮かぶカヤックを、漕ぐ人の動きによって、真っすぐいくこともあれば、減速することも、回転することもできます。 ただし、摩擦の無い水面では、地面の上のようにピタリと止まることはできないことを、子ども達は身体で確認していきます。 「あれ、まがっちゃようよー」「パドルがバラバラだからだよー」等々。 遠藤さんのわずかな話しをヒントに、水面に出てからは子ども達は自らどんどん課題を見つけて、全身で自分のものにしてくのです。 山本橋をくぐり、両脇に係留される船の間を抜けながら大きく川にそって曲がっていきます。 すると正面には、歩行者が行き来する弁天橋、その奥に国道134号線が通り片瀬橋が重なります。 「がんばってねー」小さな子たちがカヤックを漕ぐ子ども達を見つけて橋の上から手を振ってきます。 川から見る風景は、陸から見えるものと違ったものがありいいのですが、 陸から見てもまた、川に人がいる風景もまたいいものなのかもしれません。 片瀬橋をくぐり、目の前にどんと江ノ島を確認したところで、今回はUターンです。 さて、カヤックの向きを上流へと向けると、子ども達がさっきまで気にせずにいられた風に向き合うことになります。 下る時とは異なる、カヤックの進み具合に、子ども達は困惑しながらも、力を入れて奮闘してきます。 5艇のうち1艇どうしても遅れてしまったカヤックは、遠藤さんがロープで牽引してくれました。 全員無事に出発地点のスロープまで戻り、ほっとした子もいれば、中には、 ひとつだけ出ていたSUP(スタンドアップパドルボード)に乗ってみたいと水辺から離れない子もいました。 今回のような川や水辺で子ども達が活動できる機会を、日々当たり前にしたいと考えている遠藤さんの想いが、実現される日はきっと遠くないはずです。 ●講師紹介 遠藤恵子 まさに地元育ちで、水に親しみながら成長し、日本代表選手としてバルセロナ、アトランタと二度オリンピックにも出場し、現在は旦那さままとバディ冒険団を運営している。 ●シーカヤックを体験するには バディー冒険団 http://www.sports-buddy.jp/
アウトリガーカヌー 8月7日(金)
典型的な夏の日の昼下がりだった。気温が上がり始める10時過ぎから南よりの風がそよそよと吹き出して、
昼頃にはしっかりとサーマルウインド(気温上昇による海風)が海面をざわつかせていた。 夏の真っ盛りとあり、江ノ島への橋も海水浴と合わせて訪れている人々で賑わっている。 子ども達も列が離ればなれにならないように、混雑を抜けながら、江島神社の参道を通り、岩本楼本館の手前の小さな路地を入っていった。 少し歩けば、正面に海が開けてくる。その突き当たった浜辺が、西浦です。 今でこそ、知る人ぞ知る西浦であるが、元々は江ノ島の漁港でもあり、表の玄関口として賑わっていました。 数百年続いていたでれあろう江ノ島の漁港としての看板が降りたのは、1964年の東京オリッピックのヨット会場として江ノ島の東側に港が整備されてからのことです。 その後に、境川の整備や片瀬漁港もできて、地形も変わったしまったのですが、西浦にアウトリガーカヌーが登場したのは今から10年程前のことでした。 長らく地元の方々に愛され、大事にされてきた西浦でしたが、漁港として活用されなくなってからは、清掃が行き届かずゴミ溜まりのようになっていました。 そこをカヌークラブの関係者たちが地元の方々の協力の元、清掃を行い、理解を得ながら活動を続けてきたのだそうです。 西浦の奥には、長さ13メートルもある大きな6人乗りのアウトリガーカヌーが6艇並べられている。 まずはそのカヌーを陸地から水に浮かべるまで、子ども達も一緒になって力を合わせての移動を行います。 陸地同様に、水の中でも、カヌーに乗る皆で力を合わせて漕ぐことで、はじめてカヌーは滑っているという手応えがあります。 不思議なことに、そのことが、初めてカヌーに乗る子どもでも、熟練したパドラー(漕ぎ手)でも、 それぞれのレベルで違いを感じることができるものなのです。 皆で、心と力を合わせれば、波の力や風の力をより利用できること。 そんなことがシンプルに共有できるのが、このアウトリガーカヌーの魅力なのかもしれません。 大海原に漕ぎせるアウトリガーカヌーに子ども達をもっともっと乗せたいものです。 ●講師紹介 小林俊さんは、子ども、大学生からシニアまで様々な世代の人々がクラブに所属湘南アウトリガーカヌークラブを運営。湘南学園の「海の学校」の講師でもお世話になっています。 ●アウトリガーカヌーを体験するには 湘南アウトリガーカヌークラブ http://www.shonanoutrigger.com/ 週末に小学生対象の江ノ島オーシャンキッズも実施しています。
サーフィン(その2) 8月31日(月)
8月最終日であり、夏休みも最後の日。
涼しい北よりの風と曇り時折雨も降る天気がもう1週間ほど続き、厳しい夏の暑が懐かしく感じられるようでもありました。 子ども達と到着した、鵠沼海岸は、海の家の人やライフセーバーの動きが見えるくらいで、海に遊びにきている人はごくごく少なく、もの静かな海が広がっていました。 幸運であったのは、風が止り、小さなウネリがとても形のいい波となって崩れていました。 前回に引き続き、サーフィンをサポートしてくださる村川新さんと話しながら、子ども達も海への意識が盛り上がっていきます。 準備体操を行いながら、海をよく観察します。 波の形のよい場所はどのあたりであるか。流れなどはないか。 粒子の細かな砂で形成される底は、動くことはあります。 それでも大まかには浅い部分と深い分部分の底部のバランスによって波の崩れかたに傾向をつかむところを見る事ができます。 深いところでは波は崩れずに、底が浅いところで波は崩れていきます。 そんなことは頭だけの情報でなく、海に入り経験を重ねながら、自分のものとなるものです。 ゆったりと崩れていく波に合わせてボードを滑らせて、波の力に身を委ねながら、岸辺まですっと乗っていきます。 最初は腹這いで、積極的な子はどんどん立とうとしていきます。 そして、やがて上手に立って乗っている子の姿も少なくなっていきます。 姿勢よく立っている子もいれば、足を開き重心を落して身を屈めている子も、それぞれです。 どんよりと静かな海の中に、子ども達の笑顔が広がります。本当にこの日は幸運でした。 その場、その時でしか、知ることのできないことが、二つ経験できたのだと思います。 ひとつは、天気がよくないからと辞していれば、この時の波の素晴らしさを経験できなかったでしょう。 それから、もうひとつ子ども達は贈り物のような出会いをいただけたのです。 灰色にそまった海と空の境界よりもずっと近いところで、何か黒っぽい大きな背びれのようなものが弧を描くように見えた瞬間がありました。 「あれ、イルカかな?」 岸辺から200メートル程の沖を江ノ島方向から辻堂方向へと、一頭のイルカが時どき顔や背びれから尾っぽまでを水面に上げながら移動していく姿を見せてくれました。 新さんは、ここ25年程はほぼ毎日のように鵠沼海岸を見ていますが、イルカが陸からこんな近くを行き来する光景は見た事がなかったそうです。 慌ただしい人間の世界とは違う、ゆったりとした大きな時間が流れる自然の世界があること。 そんな世界に触れる時間が、子ども達の日々の生活の中にもっとあったならなと願わずにいられません。 ●サーフィンを体験するには シェアサーフルーム http://share-surf-room.com/
サーフィン(その1) 7月28日(火)
ハワイ諸島で発生したハリケーンが西へと向かい日付変更線を越えてきて台風13号が九州に上陸後に熱帯低気圧に変わった翌日。
太平洋沿岸にもまだその余波が残ってかのように、鵠沼海岸にもウネリが届いて、ショアブレイク(岸近くでいっぺんに崩れる)気味に波が崩れていました。 この日を、待ちわびた子ども達も、その海を目の当たりにすると、「わー波が大きい!」「こわないなー」と素直な言葉を口にします。 ライフセーバーの皆さんに挨拶をし、準備運動を済ませて、まずは水慣れ。 サーフボードという浮力体を扱う前に、身体ひとつで海の様子を確認する大事なステップでもあります。 この時点では、寄せる波にもまれて喜ぶ子もいれば、慣れない波の様子に戸惑う様子の子もいました。 それぞれのペースや感覚を尊重して、無理をさせること。 沖に出て、岸に戻る時には、波が少し前のタイミングに合わせて泳ぐと、身体ひとつで波に乗るボディーサーフィンをすることができます。 力のある波に押されて、岸までぐんぐん乗って、顔を上げて子どものやったぜといわんばかりに瞳が輝きます。 さて、村川新(あらた)さんのサーフショップから運んできたサーフボードを使えるとなると、子ども達は一目散に海へ向かおうとします。 あえてその勢いを止めることなく、安全のために必要な情報など話しは最低限に止めて、 唯一しっかり伝えたことは、皆で入ったエリアの西側(引地川側)に離岸流(リップカレント)があったので、そちらには行かないことでした。 あとは実際に子ども達がそれぞれに海に向かい、身体での重ねる経験に合わせてサポートしていきます。 ゆったりと崩れる波のほうがサーフボードでサーフィンしやすいのに対して、この日の速く崩れていく波は簡単ではありませんでした。 サーフボードの上に立つ事ができなくとも、波のエネルギーを全身で感じて、岸まで波に乗っては、また沖へ戻る光景がくり返されていました。 その中には最初は、波に対しておっかなびっくりで怖がっていた子の姿もあり、すっかり順応して、楽しんでいました。 「一番のサーファーは、最もサーフィンを楽しんだ人だ」まさに多くの子ども達がそれを体現していました。 ●講師紹介 村川新さんは、学生時代から鵠沼海岸でライフセーバーとして海にかかわり、その後、ロングボードのプロとして活躍しながら、サーフショップをオープンした。 地域やコミュニティの老若男女様々な人々からの信頼も厚くえている。
シュノーケル 7月31日(金)
相模湾の東側の奥深くに位置する材木座海岸。
沖には和賀江島があり、稲村ケ崎の向こうには富士山をのぞみむ砂浜には、水の中の世界と出会えるワクワクを抱えながら集ってきました。 気軽に海の生き物との出会いの得られる魅力的なツールである、一方で気をつけるべきとともまた多くあります。 この夏は特に、シュノーケリングでの事故が多くおきたことが記憶にある方もいらしゃると思いますが、 くれぐれもシュノーケル道具さえ用意すれば準備がそろったわけではありません。 道具の正しい使い方をマスターすることはもちろんですが、それ以前に海の環境や条件、対応できる同伴者が大切です。 シュノーケルする海域や、その時の海の状況は適切かどうか。また、子どもをサポートする同伴者の大人の力量や経験。 そうしたことを全て加味しクリアした上で、シュノーケルを行う上での準備が整ったといえます。 まず、子ども達同士でお互いでサポートし、安全意識を高める合う目的で二人一組のバディを組みます。 海に入る前にはそれぞれの装備の確認です。ウエットスーツは、防寒や浮力の助けになり、クラゲやチンクイから身を守る保護もしてくれます。 シュノーケルやマスク、フィンが揃っていることを指で確認して、次に使い方です。 マスクは、曇らないように、曇り止めを塗っておくといいですが、途中雲っても自分でマウスをクリアにできることが大事です。 シュノーケルの使い方は重要です。水中で水を飲んでしまい、パニックしてしまうことは事故の要因にもなります。 1人の先生に4人の子ども達でひとつのグループとなり、波打ち際から、海へ。 子ども達は水中世界にすっかり夢中、時間がいくらあっても足りない様子です。 この日が濁りがあり決して条件がよかったわけではありませんが、海藻、ヤドカリ、ヒトデや、ただただ水の中に浸っているだけで楽しいという様子でもありました。 海から上がると、松本さんが様々な海で撮影された写真を見ながらお話をうかがいました。 世界中の海はつながっていてひとつともいえるけど、場所や季節その時ににしか出会うことのできない多様性に溢れた奇跡的な空間でもあります。 この日潜った相模湾でも、葉山の磯の様子はその日みた海の様子はだいぶ異なっていました。 海の不思議と興味をますますかき立てられた時間になったのでないでしょうか。 また、シュノーケリングの先には、日本の沿岸の生業としての海女さんが行う素潜り漁があり、スポーツとしてのフリーダイビングがあります。 ●講師紹介 松本行宏さんは、ダイビングインストラクターとして国内や世界様々な海で潜ってこられました。藤沢の「パパラギ」で、NPO法人「海と自然の教室」の先生として活躍されています。 ●シュノーケリングを学ぶには 海と自然の教室 http://www.umino-npo.com/ ※対象が小学4年生となっております。
オープンウォータースイミング 8月25日(火)
涼しい北風の吹く、小雨模様の天候となった当日。
子ども達が快適に水に入れる、ひとつの目安が気温と水温を足し算して50度を超えることといわれていますが、この日は水温、気温ともに24度。 こんな時こそ、子ども達の意欲を引き出しながら、水の中で楽しませるコーチの力量を見分けられる時はないのかもしれません。 海であれば尚のこと、その時その場の状況でどう対応するかの判断が重要になってきますが、宮杉さんそうした経験がとても豊富にされてきたことがわかります。 出来るだけ動きがある内容にと、最初からどんどん水の中でカラダを動かしていきます。 飛び込み、水面、水中と空間を立体的に使いながら、泳ぎだけでなく、ジャンプや潜水など様々な動きを加えていきます。 それはまるで、子ども達が寒さを感じる隙を与えず、あきるという気持ちを持たせず、かつ疲弊させることなのない、抑揚ある乗りの良いリズムに乗せていってくれます。 水に慣れのない子には、潜って水中では鼻から息をはく呼吸、プールサイドに捕まってバタ足、そして横への移動と、その子に適したメニューを個々に提供していくのです。 泳げる子には、四泳法はもちろん、海で周囲を確認しながら泳ぐようにヘッドアップ(顔上げて)を加えたり。 そうです、プールで泳ぐ分にはコースロープやラインでまっすぐ泳ぐことができますが、海では風、潮流、波、他の人などの影響など外部からの力を様々に受けることを避けられません。 プールで実施していても、海で泳ぐことを十分に意識させてくれるのです。 プログラムを終えた子ども達は、暖かいシャワーをゆっくりと浴びながら、「きつかったけど、楽しかったー」と笑顔に溢れていたのが印象的でした。 さて、オープンウォータースイミングは近年、各地でレースも増えた海などで行われる水泳レースです。こちらは今はオリッピック種目にもなっています。 また、日本で古くから地域や学校で行われてきた海で泳ぐ集団泳として、遠泳があります。こちらは隊列を形作り、その列を崩さないように目的地まで一緒に泳ぎというものです。 遠泳のサポート活動もされいる宮杉さんとは、今後そのような機会を「海のアフタースクール」の中で作れればとも願っています。 ●講師紹介 宮杉理沙さんは、子どもからシニアまで幅広い世代に、水泳やトラアスロンなど多様な水との関わりを伝えれるコーチとし活躍しています。 オープンウォータースイミングの元日本チャンピオンで、逗子から江ノ島にかけての湘南オープンウォータースイミングでも優勝経験をもっています。 ライフセーバーでもあり海の泳ぎのスペシャリストです。 ●オープンウォータースイミングを学ぶには 日本水泳連盟オープンウォータースイミング委員会 http://www.swim.or.jp/ ※講習会などは主に16歳以上のものが中心です。保護者の方へのおすすめとして情報を掲載いたします。 また、小学生にはウォーターセーフティーやライフセービングを先に経験することを推奨します。
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