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全国の干潟から [2007年11月01日(木)]
谷津干潟(千葉県)に続いて、来週の土曜日に藤前干潟(愛知県)でも清掃活動を行います。≪藤前詳細:PC版 / 携帯版≫干潟に凝っているわけではないのですが、たまたま活動が続いているので、ちょっとだけ干潟のニュースをお届けします。

環境省が全国の代表的な干潟157ヶ所の生物調査の結果を発表しました。この調査は自然環境保全基礎調査(通称:緑の国勢調査)の一環として平成14年から始まり、干潟生物を対象とした初の全国調査です。

今回の調査では、カニやゴカイ、貝など1667種が確認されました。そのうちヨシ原やマングローブ林など干潟に隣接する海岸近くの湿地で見つかった78種の生物のうち約6割にあたる46種は、ある地域では生息しなくなる『地域的絶滅』の危険性があるとの結果になりました。



環境省は「一度の調査だけで地域的絶滅を明確に判断することはできず、継続的に調査する必要がある」とのコメントを出していますが、各干潟の生態系が深刻な状況に直面していることは確かなようです。

かつては不毛の土地として盛んに埋め立てられてきた干潟ですが、近年では多様な生物の宝庫であり、海を浄化するフィルターとしても重要性が認識されるようになってきました。しかし、将来にわたり健全な干潟として残すことができる干潟は極わずかといわれています。放っておけば、埋め立てによって市街地に取り残された干潟は死んでしまうのです。

私たちにできることは、まず干潟を自分にとって身近な存在にしていくことでしょう。一見地味な干潟ですが、いざ足を運んでみると、その美しさや生態系の複雑さに圧倒されるはずです。秋冬はアシやススキが素晴しい景観を作り出し、渡り鳥の飛来も本格化する干潟観察にとって絶好の季節ですので、ぜひ秋の散歩コースに加えていただければと思います。そして多くの干潟には、その環境を守るために活動している人々がいます。海守会員も各地で活躍しているようですので、出会いがあれば、参加していただければと思います。



●全国の干潟一覧→ http://www.biodic.go.jp/higata/
(トップページ左側、「専門家による全国規模の干潟生物調査です!」ボタンをクリック)
コメント
「荒木宏之」さん 

近畿での活動、ご苦労様です!また活動を企画されるようでしたら、ぜひ海守事務局までお知らせください。近隣会員へもお知らせし、参加を呼び掛けたいと思います。

学・官・民の連携はどこもご苦労されているようですが、具体的なご要望をお知らせいただければ、お手伝いできるかもしれません。
Posted by: 海守事務局(三浦翔太)  at 2007年11月05日(月) 10:09

当方は、今、Co2の問題に取り組んでおります。学、官、民の理解をいかに連携できるかに、悩んでおります。
Posted by: 荒木宏之  at 2007年11月03日(土) 07:08

当方も、海守の一員として、近畿の海の美化に努力しているものです。
押し付けではなく、自然体をもっとうに、自分がそつせんして行動を行っております。今は、協力者も増え、閉鎖海域の赤潮の発生も極端に減ってきております。
Posted by: 荒木宏之  at 2007年11月03日(土) 07:05

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