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やさしいまちをつくるため ぼくたち・わたしたちにもできること(1) [2010年11月25日(Thu)]


石神井小学校4年生のみなさんが、
石神井をやさしいまちにするための
クラスのルールをつくったよ(1)


区立石神井小学校4年生のみなさんが、ともに生きるまちにするために「これから、みんなでできること」
というクラスのルールをつくりました!と、学校から連絡がありました。

ちょうど今年の10月に、たくさんの区民のみなさんと長い時間をかけて検討してつくった「練馬区福祉のまちづくり推進条例」というまちのルールがスタートしたばかりです。

石神井小4年生のみなさんが、大人のつくったルールに負けない自分たちでできるまちづくりのルールを作ったということで、早速、練馬区建築課の下郡山さんと一緒に、お話を聞きに行ってきました。
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「これから、みんなでできること」が、できるまで



担任の先生のお話

 4月から約3ヶ月間、「ともに生きる」をテーマに体験学習などを通じて、障害のあるひとたちのことや自分たちのまちのことを考えてきました。

 障害のあるひとからお話を聞いて、介助体験や障害者施設訪問も行い、調べたことの発表会を開きました。さらに、まちのなかの「不便さ」について深め、「まちのルール=条例」について勉強。
 長い時間をかけて話し合って「みんながこれからできること」というクラスのルールをまとめました。

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じっくり時間をかけて、取組んできたんですね。
さて、石神井小のみなさんが具体的にどのような体験や学習をしてきたのかは、「その2」で、くわしくご紹介しま〜す。

写真:教室掲示物「総合、ともに生きる」「@障害のある人との出会い」と書かれています
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■総合的な学習の時間(概要)
 単元名:「ともに生きる」(全30時間)


障害のある人との交流や、車いすやアイマスク歩行などの疑似体験を通して、
障害のある人の生活やそうした人を支える人びとの思いを知り、
障害のある人もない人もともによりよく生活していく方法を探究していくことで、
これからの生活でそうした行動を実践していこうとする態度を育てる。

体験したことを振り返って文章に表したり、
図書資料を用いて調べたことの中から自分たちが伝えたいことを焦点化して
わかりやすく表現したりする。

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やさしいまちをつくるため ぼくたち・わたしたちにもできること(2) [2010年11月25日(Thu)]

石神井小学校4年生のみなさんが、
石神井をやさしいまちにするための
クラスのルールをつくったよ(2)


石神井小学校4年生のみなさんが、
ともに生きるまちにするために「これから、みんなでできること」というクラスのルールをつくるまでに、
どんなことを体験したり勉強したのでしょうか?

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ステップ1 「障害のある人との出会い、体験」


車いすを使用している方との交流、体験学習
 
  • 車いすを使用しているTさんのお話をお聞きしました
     
  • 車いすに乗る体験、車いすを押す体験をしました

目の不自由な方との交流、体験学習
 
  • 目の不自由な人とそのガイドをする人のグループ「一二三会」のみなさんから生活の様子をお聞きしました。
     
  • 目を閉じて歩く体験、ガイドをする体験をしました

写真:ガイド体験の様子。白杖を持った視覚障害者と一緒に歩く生徒


(体験後の感想)
  • いつもは、車いすの人など体が不自由な人がいたら、「どうしよう、助けてあげようかな。」と思って結局できないけれど、今日の話を聞いて迷わずに助けてあげようと思った。
  • (車いすは)なれてなくて大変。いつも乗っている人は、こんなに苦労したんだな。また、Tさんにあっていろいろ聞きたい。
  • 目が見えない人はこんなに大変なんだな。ガイドの安全という目的を果たすのは大変だとガイドをしてみて思った。ガイドの基本的なことがわかったので今度目の不自由な人をガイドしてみたいとおもった。
  • Kさんは目が開いていたけど目が見えないといっていた。Aさんも目が見えないのに野球のコーチをやってノックもできるて言っていたのでびっくりした。

ステップ2 「ともによりよく生活する方法を調べて考えよう」


障害のある人との出会いや体験をもとに、調べたいテーマを決めてグループで調べよう
 
  • 図書館の本を使ってテーマごとに調べて、発表に向けて、伝えたいことをまとめていきました。
     
  • 図書館の職員の方に、調べ方を教えていただいたりたくさんの本を紹介してもらいました。

写真:発表会の様子。手作りの人形を使って点字ブロックの説明をする生徒

グループごとに
「障害」「ユニバーサルデザイン」「盲導犬」などのテーマで、いろいろな方法を使って発表!

実は、この発表会に建築課の下郡山さんも足を運んで、条例というまちのルールのことを、少しだけ紹介しました。4年生のみなさんが、とてもいっしょうけんめい調べていることに、びっくりしたそうです。



ステップ3 ともに生きるまちを作ろう」


まちで感じる大変さや不便さを考えました。

自分たち自身にとっての不便さ・大変さ、障害のある人にとっての不便さ・大変さを考えて、カードにして分類整理をしてまとめました。

写真:話し合いの様子。カードを使って意見整理をする生徒たち

(自分たちが感じる大変さ、不便さ)
 例えば、こんな意見が出ました・・・
  • 「押しドア」ドアを押すとき重くてタイヘン
  • 買い物をして手が届かない商品がある
  • エスカレーターやエレベーターがないお店の長い階段。とても足が痛くなって疲れる。
  • 自転車で曲がるとき、ぶつかると思うと怖い



ともに生きるまちをつくるためのいろいろな工夫について、区役所のひとに聞きました。

福祉のまちづくり推進条例のお話をもとに、まちのなかの不便さに対して、
どんな工夫やルールがあるのか、みんなで考えました。
写真:区職員が子どもたちに説明中

「みんなが考えたような不便なことがないまちにするためには、どうしたらいいのかな?」


「ぼくたち私たちにもできるまちづくりのルールを考えよう」


これまで勉強したことをもとに自分たちでできることを考えることにしました。


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すごい!大事なことを、たくさん勉強してきたんですね。
さて、いよいよルールがまとまります。
石神井小のみなさんが考えた「やさしいまち」に必要なルールとは?
結果は「その3」
やさしいまちをつくるため ぼくたち・わたしたちにもできること(3) [2010年11月25日(Thu)]

石神井小学校4年生のみなさんが、
石神井をやさしいまちにするための
クラスのルールをつくったよ(3)


石神井小学校4年生のみなさんが、ともに生きるまちにするために考えた、「これから、みんなでできること」というクラスのルール。
どんなものができたでしょうか。いよいよ、発表です!!

みんなでつくったルール発表!



障害のある方からお話を聞く。介助の体験をする。本を調べる。「まちで感じる大変さや不便さ」を考える・・・いろいろな体験や学びを通して、自分たちでできるやさしいまちにするためのルールを話し合いました。

これからみんなでできること
  • 席や出入り口の道をゆずる
  • 困っているひとに建物や物の場所を教える
  • あいさつをしたり、困っているひとに声をかけたりする
  • きけんをさけるために、自転車をゆっくりこぐ
  • 道路を安全に歩けるようにするために、ゴミを落としたり、点字ブロックにのったりしない
  • エレベーターの中で困っているひとがないように手助けをする


写真:教室に掲示された「ルール」


まちづくりシンポジウムで、みんなの成果を報告



4年生のみなさんが勉強して考えてきたことを、4年生の担任の先生がまちづくりのシンポジウムで報告しました。
どんなことに気をつけるのか、具体的な場面を寸劇にしたクラスのみなさんの映像も登場して、大学の先生や区民の皆さん、みんな大感激でした。

写真:シンポジウムで発表する先生写真:子どもたちの寸劇の映像
(シンポジウム参加者の感想)

・石神井小学校での取組みはすばらしい。是非、他の学校にも広がるといいですね。
・区の条例も、子どもたちのルールに負けないようにがんばらないといけませんね。


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◆ユニバーサルデザイン推進ひろばでは、ユニバーサルデザインのまちづくりを考える授業や体験学習会をお手伝いをします。

体験を通じて、ユニバーサルデザインのまちづくりを理解していただくために、
様々なお手伝いをいたします。
写真:触知図を触る子どもたち写真:UD体験の記入用ワークシート

  • 学校で
  • 地域で

  • プログラムのご相談
  • ミニ講座
  • 体験機器の貸出
  • 図書、教材のご紹介
  • ゲストスピーカーのご紹介

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【プログラム例】子どもたちと一緒に「自分たちのやさしいまちのルール・計画をつくる」
  1. 障害のあるひとに話を聞く(生活の様子、困っていること)
  2. まち探検、区役所探検(障害のある人と一緒に、工夫されたものを探す)
  3. 福祉のまちづくりに関する条例や計画について区役所担当者に聞く
  4. まちのなかの不便や、やさしいまちのための工夫を考える
  5. 自分たちのルールをつくろう

*上記から適宜組み合わせをして提供ができます。
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希望時期、主な参加者と予定人数、ご希望メニューなどお知らせください。
障害のある方、地域の方などのゲストスピーカーを希望される場合は、早めにお問合せください。