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福まち学会に行って来ましたB福まちの取り組みがいっぱい研究発表! [2015年10月28日(Wed)]

全国大会では、まちづくり・バリアフリー・ユニバーサルデザイン・災害時対策・人材育成など、さまざまなテーマの研究発表が行われます。
興味のある発表ばかりで、何を聞くかとても迷ってしまいました。
また、練馬区でもUDパートナーシップや整備助成などについて発表をされており、練馬の取組みをアピールされていました。

そんなたくさんの中から、2015年度学会の「市民活動賞」を受賞された団体の取組みをご紹介!

下の写真は、愛知TRY実行委員会が作成している「ステッカー」。
UD_150928_1.jpg

このステッカーは、愛知県にある店舗の入口に貼られているそうです。
段差などがあっても入店を諦めないよう、気軽に入れるお店づくりがねらいです。

感激したのは、このステッカーの協力依頼を障害があるお客さんがしていること。
ステッカーを貼る基準は、自分が心地よく利用できるかどうか。
細かい基準はありません。
「お手伝いしたい」という店舗の気持ちだけでなく、「自分も利用しているから、みんなにも利用して欲しい!」。そうした想いがステッカーを広めています。

このような小さな積み重ねが“だれもが暮らしやすい社会”に近づいていくと感じました。
福まち学会全国大会では、研究発表だけではなく活動事例報告も盛りだくさん!
これから練馬で活動する上でとても勉強になった3日間でした。

ちなみに、来年度の福まち学会 全国大会は2016年8月5日(金)〜7日(日) 函館(北海道)で開催予定です。詳細は、日本福祉のまちづくり学会のホームページをご覧ください。
※10月28日現在、まだ情報はアップされていませんのでご注意ください

UD_150928_2.jpg
・愛知TRYのステッカーとチラシ。ステッカーには、「店舗の利用に困難のある方へ お手伝いします お気軽にどうぞ」と記載されています。青地でとても目立ち、すぐに分りますね。

UD_150928_3.jpg
・ポスターセッションのコーナー。カラーユニバーサルデザインなど様々な発表がありました。
福まち学会に行ってきましたA差別解消の実現に向けて何ができる? [2015年09月10日(Thu)]

2日目に行われた研究討論会に参加してきました。
この討論会では、「福祉のまちづくりにおける障害者差別解消法の役割と合理的配慮」と題して、
2015年2月に基本方針が定められた障害者差別解消法について議論がされました。

差別解消法の役割や実施に向け、さまざまな課題が指摘されました。
例えば…
・直接差別(障害を理由に差別すること)と間接差別(利用の際に高い条件をつけること)の違いなど、事業者に対する「差別」の意識向上
・事業者の財政状況や事業運営方法が異なる中で、「過度な負担」の判断をどのようにするのか?
・差別についての申し立の課題:相談・申し立て先の分かりにくさ、職場改善の相談や申し立てにより不利益を被らないか
などなど…

差別解消の実現に向け検討しなければいけない課題は多くありますが、法律は、2016年4月に施行予定です。あと、半年でスタート!皆様、準備は大丈夫でしょうか?

登壇者の1人である視覚障害者の方からは、「身近な生活の中で理解・配慮があれば対応できることはたくさんある」とのお話がありました。
差別解消は、障害者だけの問題ではなく、障害がない人にも関係する問題です。
会社や事業者の意識やその環境・社会を変えることは、簡単ではありません。
しかし、気づきや理解さえあれば、当事者間の話し合いで解決可能なことはたくさんある!
“理解と配慮”は、私たち一人ひとりに投げかけられたテーマです。
改めて自分に何ができるか、差別とは何かを考えさせられる研究討論会でした。

UD_150910_1.jpg
・発表者は、聴覚、視覚障害、車いす利用者、自治体職員など。さまざまな立場からの話を伺うことができました。
福まち学会に行ってきました@柏のまちを見学したよ! [2015年09月01日(Tue)]

日本福祉のまちづくり学会(福まち学会)全国大会が8月7日(金)から9日(日)に開催されました。
福まち学会は、社会福祉や工学など福祉のまちづくりに関するさまざまな専門家が集まっている組織で、全国大会は、こうした方々が年1度に会する研究報告・発表の場です。
今回のUDブログは、大会参加レポートを3回シリーズでお送りします。

会場となったのは、東京大学柏キャンパス(千葉県柏市)。
初日は、会場近くにある豊四季台団地見学が開催されました。
柏市では、豊四季台団地をモデル地域として、東京大学高齢社会総合研究機構、団地を管理するUR(都市再生機構)と連携して“長寿社会のまちづくり”が進められています。
豊四季台団地は、1964年(昭和39年)から入居が始まったオールド団地。
老朽化に伴い、2004年(平成16年)から建て替えが進められています。

特徴は、新たな「い(医)、しょく(食・職)、じゅう(住・コミュニティ)」を提唱し、高齢期の医療と就労、コミュニティづくりに力を入れている点だと思いました。
団地の建て替えが、エレベータ設置などのハード整備だけにとどまらず、ソフトやシステムづくりなど、柏市が目指す長寿社会のまちづくりの契機となっています。
例えば、かかりつけ医のグループ形成として主治医以外に副主治医を決めたり、団地内に地域包括支援センターや介護事業所などケアシステムを整備したりするなど、地域内にチームケア体制が整ってきています。
こうした取組みにより、自宅で看取られた方も年々増加しているそうです。

安心して最後まで自宅で暮らし続けられるまち。
まさに、福祉のまちづくりが理想とする1つのまちの姿だと感じました。

UD_1509_3.jpg

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・団地内にあるイベントスペース。当日は、団地の高齢者を対象に昼食会が開催されていました。メニューづくりから栄養評価、買い物、調理などが行われており、とっても楽しそうで、とっても美味しそうでした!
・団地内にある診療所。診療所が隣り合い、通っている所がお休みの場合には、隣で受診することもできます。何かあっても安心ですね。

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・高齢者の就労の試みとして、団地内に完全人工栽培のハウスが!天気に左右されず、腰を屈めずに作業ができます。現在、実証実験中とのことですが、実現が待ち遠しいですね。