三宮麻由子さんの世界 [2011年12月01日(Thu)]
たたっつつどどん
たたっつつどどん さて、音でしょう? 線路の近くで耳を澄ますとこんな音が聴こえてきませんか? 絵本「でんしゃはうたう」(偕成社)で著者の三宮麻由子さんはこんなふうに電車の走る音を表現していました。 この絵本に出会ったとき、電車といえば『ガタンゴトン』だと思い込んでいた頭(意識?)をクルッとひっくり返された、そんな気持ちになりました。 今週末に開催する講演会「耳を澄ましてまちを見る」でお話してくださる三宮麻由子さんは音をはじめ、季節、自然の感じ方、言葉の表現がとっても豊か。 当たり前が当たり前じゃなくなる瞬間はそれはもう目が覚めるような感覚です。 三宮さんの本を読んで、そんな気持ちになって、あらためてまちへ出て自分の感覚に落とし込んでいく。 最近のお気に入りのまちの歩き方です。 というわけで、 ひろばライブラリーに三宮さんの本が絵本からエッセイまでそろっております。 ぜひぜひご一読ください。 |