西都原考古博物館ボランティアガイドさんのための定期研修
ガイドに登録するとひと月一回のおもしろい研修が
すべて無料で受講できるんですよ。それも保険付きで
ではでは・・・紹介を！
今月のメニューは古代生活体験館の体験メニューです。
いろいろあるんだけど
人気がある「土器つくり」と「勾玉作り」を体験する研修です。
西都原考古博物館にはたくさんの学芸普及員というプロがいます。
チーフ・シマッキー学芸は「土器」について考古学的におもしろい説明中
そもそも粘土質の土をどう探して、固くなることを発見したのか？
そして、なんでこんな形の土器を作るようになったのか？などなど
縄文人になった気分でトリップ
いろいろ想像膨らませ考えさせられる面白い講座の話にみなさん吸いこまれています。
もうひと方、今年度移動されてきたサッキー学芸は勾玉についての説明
埋葬品に首からぶら下げられていた装飾品なんだけど
形の変遷や材料の変化など興味深い話あり
今みたいに交通が整備されていない時代。地図も飛行機もない
でもある地域しかでない鉱物が全国にあるのは？？？？
宮崎にない石が埋葬品としてでてきている
海外からも来ている？？？
どうなってんだぁ〜
そのほかにも、固い勾玉にどうやって穴を開けたんだろうか？
石に金属がない時代どうやってあける？
ドリルみたいなもので穴をあけていたんだろうか？
でも、すごいと思わない
今回は事前に準備して穴をあけてもらった、ガイドボランティアさんには
せっかくならば、この穴をあける作業も体験する講座も面白いと感じました。
さぁ体験開始です。
皆さん楽しそうに作られています。
今回はきれいに作るのが目的ではありません！
体験することが、大事なんですといっても、みなさん上手
自分で実際作ると、違うようですね
工程から古代をイメージできいろんな質問が飛び交っています。
ガイドさんの内面の引き出しが充実してきます。
「伝える力」どのように堂変わっていくのか楽しみです。
ここのガイドさんは博物館展示室を中心に古代生活体験館、古墳群といろんなガイドで活躍する場があります。選択はガイドさんにあります。
古代生活体験館は、幼稚園から大学生までそのほかにもPTAやいろんな団体の方が利用される体験館。県民の財産としてもっともっと充実させていきたいところです。
西都原考古博物館は6年目。ボランティアさんも長い人で6年
長くなると・・何処でも陥る現象がある。
それは、同じボランティアでありながら○○さんが偉い！この人は新人だからダメ！などなど
ボランティアは上下関係なんてない。自発的な活動。
ボランティアをしてあげてる
ボランティアをしてもらう
なんてことはあってはいけない
展示室ガイドは内容も必要だけどお迎えやトイレ誘導も大事なガイドの役割
関わり方もいろいろあります。
一方的にガイドさんが知識をならべて伝えても、なかなか伝わりにくいもので
おもてなししたつもりが逆効果も。
でもボランティア自身も楽しく活動できる場でもないといけません。
それをコーディネイトしていくのが、
運営支援をしているここの受託者NPOiさいとの大事な役目。
来館者に喜んでいただけるガイドさん
このガイドさんにプラスになるような研修プログラムを企画する
関わる皆さんのモチベーションをあげ、館の質を高める
県民に愛される博物館
行政（館)/市民（ボランティアガイド）/NPO の協働です。
研修の準備（裏方）で
今回、学芸・NPOスタッフはほんとぎりぎりまで遅くまで残り準備頑張ってくださいました。
みんなで考え動かしていく研修。
興味がある方
ぜひぜひ、西都原考古博物館のボランティアガイドに登録お願いいたします。
楽しいよ！
