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2010年04月29日

ユニバーサルデザイン

ユニバーサルデザインって知ってますか?
博物館や美術館でよくこの言葉をつかわれています。


ユニバーサルデザインの7原則 [編集]
The Center for Universal Design, NC State Universityによる原文

どんな人でも公平に使えること
使う上で自由度が高いこと
使い方が簡単で、すぐに分かること
必要な情報がすぐに分かること
うっかりミスが危険につながらないこと
身体への負担がかかりづらいこと(弱い力でも使えること)
接近や利用するための十分な大きさと空間を確保すること

宮崎県西都原考古博物館もユニバーサルデザインです。
これはあたりまえだけど、すごいこと、自慢していいことだとこがちゃんは思います。

昨年末、ガイドさん向けの研修で
障害者の方々にこの館のガイドさんをつけてこの博物館を見学していただいた。
目が見えない方
耳が聞こえない方
両方障害がある方
それぞれの方々に、いろんな意見をいただいた。

その中で、手話ができるガイドさんがいなくてとても残念でした。と感想を言われた時
はっとしました。
でもその方をアテンドされたガイドさんが最後の最後に見よう見まねで「ありがとうございました」という手話を返されたそうです。
どれだけ嬉しかったか。またこの方に会いに博物館に来たいと思ったそうです。
これが一番です。
障害者の方が伝えたかったことです
人と人の心が伝わった瞬間でした。

この研修でこがちゃんが学んだこと
ハードがととのうことは大事です。でもそれを活用するのは来館者=「人」です。
活用方法もいろいろだとおもいます。
つまり人の心が一番このデザインの根底にあり
この心が感動や満足した時こそこのデザインのもつ意味が有ると思います。


バリアフリーでよく言われるのが、心でバリアを作っていませんか?
この博物館もそうでないでほしい。
四角四面でない館の考え方を期待したい。ハードがあることだけを自慢して活用してないなんてことないですよね

何のためにホールを作られたのか?私たちNPOは使用者目線でいつも考えます
館はどう考えていらっしゃるんだろうか?

ところが!!!!!
昨年県立図書館で研修室を(県主催の事業でも)貸してもらえないことあり!


→多分、県主催の事業に貸さないのは「おかしく」ないのかも。
というのも、聞くところによると図書館は、
貸出用の施設ではなく社会教育施設であるのと、
現管理規則でも規制されているらしいので。
法治国家ニッポン (大袈裟(^_^;)
   法治国家ニッポンですので、悪法であっても施行中の管理規則に
従わなければいけないですよね。改正はまた別件。
(*古木さんのコメントで頂いた内容を付け加えました)


こがちゃんはどうも納得がいかない怒り
おかしくない?

この建物になんでホールや研修室があるのか?
稼働率は低い。なのに使わせないのはなぜ?
市民・県民のための財産は活用させたら減るんですか?
建物(ハード)を管理しているだけ?

→県は、図書館のミッションとも一致し図書館の事業としても
進めようとしていたところがSTOPがかかったらしい。
図書館が図書館のミッションを達成しようとしていたことに
STOPがかかったことが「おかしい」。
(*古木さんのコメントで頂いた内容を付け加えました)


東国原知事に直接(ブレーン会議で)疑問をぶつけました。

その時、県はすぐに対処
今は借りれるようになったみたいです。
やっぱ、おかしかったんだよね・・・


市民・県民の大事な財産です。
なんか施設の管理者?という立場で考えられ根本のところの勘違いがなければいいが
こがちゃんの思い違いだと信じたい。


責任取れて権利を言う

先日、りっしーさまとまじめな話をしたんだよ。

今、不況でいつリストラされるかもしれない世の中
だからこそ
仕事ができないと判断されたら窓際族なんて言葉は死語
解雇になる可能性は大

仕事ができてもとくにNPO業界、何十年も保障されているわけではない
自分で仕事を見つけてこられるか
人が雇いたくなるスキルをもっているか
どちらかである
経営感覚も必要だね

そこで働くスタッフは大勢いる
NPOの仕事にかぎらないがとくにものすごいスキルを学べる環境があるのはNPO業界だと思う。
もちろん気がつかないと何にもないに等しい。
だからこそ、生きていくには企業より厳しい業界だと思う

こんな世の中、スタッフは文句言う前に
自分たちが学べる環境が、ごろごろとあることにはやく気づいてほしい
目標となる人はもちろん大事だが
あくまで目標で、その人になれるわけではない
もしなれても、2人もいりません。

自分をアピールできるものに力を注いでほしい。

就職することさえ厳しい世の中
でもしてからのほうが、今の時代厳しい
未だ一人前に仕事が出来もしないのに
勘違いで自分の権利を主張する場面を見かける
社会は甘くありません。それを認めたとき
仕事はずされるし、最悪解雇なんて想像もしてないのでは・・・

こがちゃん=おばちゃんは
もっとやることあるでしょう!と言いたい。

たとえば、経理ひとつにしても
税理士さんがいれば、つきっきりでNPOの経理が学べる
NPOの独特の会計なんてない、みんな一緒
本人のやる気次第では、3年で経理のさらに上「会計」までできるようになるらしい。
経営者にとって必要情報をそろえられるようになれば
なくてはならない存在になる。
ここまで頑張れば何処でも雇ってもらえるし、ニーズももちろんのことある。
今働いているところでも、給与を加算してもらえるでしょう

甘えられるのは、学生まで
我が子達はまだ学生
この世の中どう生きていくのか
母は不安なだけに、厳しく言いたくなります。